VSアーク・デスロード
「それじゃ、いくでありますよーーー!」
錆びた剣が、大きな岩の中心に突き立っている。それは先代勇者の手によって「アーク・デスロード」が封印された剣である。そんな伝説の剣に手をかけたソロは何の気負いもなく、まるで水洗トイレの水を流すような気軽さでそれを引き抜いた。大きな石に深々と刺さった剣は簡単には抜けそうには見えなかったが、しかし戦闘用ロボットの怪力で抵抗なくズルリと引き抜かれる。
たちまち剣の刀身が砕け散り、そこから勢い良く黒い霧のようなものが噴き出す。大量の黒い霧は中空に集まり、やがてその黒い霧の中から、それは姿を表した。
「愚かな勇者よ・・・またも古の習わしに従い、我を封印より解き放ったか・・・!よかろう、死を司りしこの力を以て、此度の勇者の旅路に終焉をもらたしてしんぜよう・・・。」
それは、黒い霧と対象的な、真っ白い骸骨だ。黒い霧は骸骨の身体を覆うようにまとわりつくと、やがて形をなして、その身を包む漆黒のローブと化した。黒いローブで身体を覆った骸骨・・・まさに死を体現したようなその姿は、誰もがイメージする死神の姿そのものである。
「バカな・・・こんな・・・こんな化物・・・勝てるわけが・・・」
その恐ろしい姿を塹壕に隠れながら食い入るように見つめていたサーリアは、ただでさえ白いその顔をいっそう青白くした。目の端に涙を浮かべ、歯の根が噛み合わずガチガチと音を立てる。彼女はその可憐な見た目に似合わない歴戦の勇士である。だが、無数の修羅場をくぐって生き延びてきた彼女をもってして、アーク・デスロードの放つ死の気配は圧倒的だった。槍を持つ手が震え、戦う前から闘志が失われていく。久しく忘れていた恐怖という感覚が彼女の全存在を支配した。こんな怪物と戦うぐらいなら、今すぐに死を選んでしまいたい・・・そう思わせるほどの絶望に取り憑かれていた。
アーク・デスロードは見るだけで魂さえ奪われそうな邪悪な気配をまとわせながら、底冷えするような低い声で言い放った。
「さぁ・・・全力で足掻くとよい、勇者よ・・・。貴様の絶望した魂は、我にとってどれほどの美味となろうか・・・んん?」
だが、死神の言葉の終わりは疑問形に変わる。さっきまで、目の前で剣を抜いていたはずの男・・・勇者がいないのだ。アーク・デスロードの頭部、中身のない骸骨の空虚な口から、空虚な言葉が漏れた。
「・・・あれ・・・勇者よ・・・どこいった・・・?」
キョロキョロするアーク・デスロードの前方20メートルほどの位置に掘られた穴・・・塹壕の中に全力疾走で滑り込んだソロは、同じく塹壕に隠れているヘンリエッタとサーリアの頭を低く抑え、安全を確認してからドロシーに声を合図を送る。
「それじゃドカンといってみるでありますか、ドロシー殿!」
「はいはい。1から5番まで起爆します。みんな、耳を塞いでね。」
そして、その時はきた。
ソロの声を聞いたアーク・デスロードが何か言おうとして「おい、ゆうしゃ」と言いかけたところで、その言葉は途切れた。彼の足元に無造作に積まれた爆弾が火を噴いたからだ。
暗雲がたちこめて薄暗かった景色が、一瞬だけまるで真夏の晴天時のように明るくなった。次の瞬間、耳をつんざくような爆音が鳴り響き、一拍遅れて塹壕に隠れる勇者一行の頭の上を激しい爆風と土煙が通過していく。
塹壕の中にカラカラと、白い石のようなものが転がってきた・・・よく見ればそれは白骨だ。きっとたぶん、アーク・デスロードの身体の一部だろう。サーリアが恐る恐る槍でつついていると、ドロシーが「それは肋骨ね」と教えてくれた。心からどうでもいい情報だった。
「・・・さて、どんな感じでありますかな?」
ソロが塹壕から頭を出すと、周囲は爆発で起きた土煙のために視界が非常に悪くなっている。だが、ソロにとってはさほど問題ではない。彼の頭部にはありとあらゆる高度なセンサーが搭載されており、たとえ人間には視界がゼロの状況でも関係なく状況を正確に把握することができるのだ。
サーリアは槍で肋骨のかけらを塹壕の外に弾き出してから、ソロの背中に向けて言った。
「ソロ殿、凄まじい爆発魔法・・・お見事でした・・・!この爆発ではいくらアーク・デスロードといえどもひとたまりもないでしょう!」
「・・・いや、そうでもないようでありますよ。」
「え?」
ソロの見つめる先の空中、先ほどまでアーク・デスロードがいた位置に、ボールのようなシルエットが浮かんでいる。ボールを中心とした不自然な風が巻き起こって土煙を散らすと、その正体が明らかになった。
それは髑髏だ。
宙に浮かぶ髑髏の空っぽの眼窩が紅く光ったかと思うと、まるでビデオの逆再生のように飛び散った身体が集まり、瞬く間に再生した。元のように黒いローブを身に纏う死神が、明らかな怒りの感情を露わにしてソロを睨みつけている。
「勇者よ、貴様・・・不意打ちをするとは・・・勇者としてあるまじき行為だ・・・恥を知れ・・・ッ!」
「おお・・・ピンピンしてるであります。ドロシー殿・・・大丈夫でありましょうか?」
サーリアは焦った。消えかけていた恐怖が、再びサーリアの心を侵食し始めていた。
アーク・デスロードはあれだけバラバラになっても当たり前のように元通りに再生し、それを見た勇者が不安げな様子を見せている。まさか、今のがソロの策の全てなのだろうか?早くも万策尽きて、ドロシー殿に助けを求めている?確かに彼は強いが、アーク・デスロードの不死性は事前に王国で聞いていた以上である。
サーリアはソロに向けて、震える声を絞り出した。
「大丈夫かって・・・ソロ殿?まさか、もう打つ手がないのですか・・・!?」
だが、サーリアの質問を聞いたソロはきょとんとしている。「何言ってんだこいつ」と顔に書いてある。
「え?ああいや、そうではなく・・・戦闘が長引きそうなので、ちゃんと記録映像が撮れているのか心配なのであります。」
「え?」
ドロシーが任せろと言わんばかりに、薄い胸をドンと叩いてみせた。
「大丈夫よ。ありとあらゆる測定器のデータを保存しているけど、余裕で24時間以上のデータが記録できるわ。絶対に魔法や魔物の仕組みを解き明かしてみせるんだから。それにしてもあのガイコツ、どうやって飛んでるのかしら・・・。」
「不思議でありますなぁ。自分も魔法が使えるようになれば、空を自由に飛べるんでありましょうか?」
「不思議よねぇ・・・。」
「い、いや、今はそんな不思議がっている場合では・・・。」
熱心に自分を観察しているソロたちにしびれを切らしたのか、アーク・デスロードが動いた。両手を天高く突き上げると、彼の左右の地面にそれぞれひとつずつ、真っ赤な魔法陣が出現する。
「来ないか、卑劣な勇者よ・・・ならばこちらから行くぞ。我がしもべ達よ・・・呪われし魂の盟約に従い、地獄より蘇るがよい!」
そして魔法陣より、2体の魔物が召喚された。
それは体長30メートルにも達しようという巨大なドラゴンであったが、しかしその見た目は醜悪の一言。全身の肉が腐り落ち、ところどころ白い骨が露出している。それは最強の生物の成れの果て・・・ドラゴンゾンビであった。空気に強烈な腐臭が混じり、サーリアは湧き上がる吐き気を懸命にこらえる。少し涙を浮かべた目でソロを見ると、彼はまるで気にした様子もなく、変わらず興味深げにドラゴンゾンビを見ていた。その姿にしばし心を打たれ、サーリアは内心で自分を叱咤した。
(さすがは勇者様・・・まるで動じておられぬ。この程度で臆するとは情けないぞ、サーリア・デリンノーリス!)
まぁ、ソロはロボだから匂いとか気にならないというだけなのだが、サーリアの中で勝手にソロのポイントが上がった。ソロはそんなことにも気づかずドロシーと「死んでるのに動いてるでありますよ」「不思議ねぇ」というやり取りを繰り返していたが、やがて気を取り直して塹壕の中に目をやった。
ソロの視線の先・・・塹壕の隅には、拳銃を興味深げに撫で回している大魔法使いヘンリエッタの姿がある。
「ヘンリエッタ殿、射撃練習にぴったりの的が現れたであります。」
ヘンリエッタは黙ってうなづくと、塹壕から頭を出して狙いをつけた。
拳銃の使い方は、すでにソロから一通りレクチャーを受けている。敵は巨大なドラゴンゾンビ・・・拳銃は生身の人間でも極めて扱いやすい銃であり、相手は外す方が難しい大きさだ。ヘンリエッタは息を止め、はやる鼓動を抑えながら慎重に銃を構えた。
(ぬぅ・・・さすがにドラゴンゾンビ2体の召喚は無理があったか・・・?)
アーク・デスロードはひとり毒づいた。勇者の手前、まだ余裕があるように振る舞っているが・・・実のところ、かなり消耗してしまっている。バラバラになった身体を修復し、立て続けに強力なしもべを2体も召喚したのだ。肺もないのにハァハァと息を整えていると、塹壕から幼さの残る少女が顔を出したのが見えた。
(なるほど、我には分かる・・・まだ年若いが、あれは強力な魔法使いだ・・・ふん、我に魔法で勝負を挑むとは身の程を知らぬ・・・。)
アーク・デスロードは元々、人間の魔法使いであった。度重なる精神の鍛錬と断食、そして特殊な霊薬の服用を続けることで肉体を変質させ、ついに人間であることを捨てたのだ。それは100年以上の期間と、その間、ひと時たりとも変わることなく力を求め続けるという狂気によって初めて成せる禁断の術である。
そうして手に入れた力、特に魔法の力は絶大である。いかに強い魔法使いといえども、魔法の勝負で自分が遅れをとることなどあり得ない。それは絶対に揺るがない自信であり、事実、彼にはそれだけの力があるのだ。
(これは好機かもしれぬ・・・あの娘より魔力を奪えれば、一気に形成を逆転することも可能だ・・・ククク・・・んん?)
だが、またも彼の言葉の終わりは疑問形に変わってしまう。空っぽの眼窩を隣にいるドラゴンゾンビに向けると、ちょうどその腐りかけの頭部が花火のようにはじけ飛ぶところだった。
(・・・んんん?)
それから頭部を失った身体にいくつも穴が空き、あれよあれよと言う間に自慢のドラゴンゾンビはただの腐った死体に変わっていく。見れば、少女が手に持った道具をドラゴンゾンビに向けるだけで、あり得ない威力の破壊が起きているようだった。
「な・・・んな・・・なんだ、その魔法は・・・?」
オロオロしているアーク・デスロードの耳に、ソロの楽しげな声が聞こえてくる。
「おお・・・ヘンリエッタ殿、なかなか筋がいいでありますな。射撃の天才かもしれないのであります。」
「本当?・・・これ、楽しい。隣のドラゴンも撃っていい?」
「もちろんでありますよ。」
なんだかとても物騒な話が聞こえてきた気がする。
焦ったアーク・デスロードはとりあえず何かボスっぽいことを言って時間を稼ごうと思ったが、それは叶わなかった。彼が「ちょま・・・ゆうしゃ」と言いかけた頃には、すでにヘンリエッタが3回ほどトリガーを引いていたからだ。結局、2体のドラゴンゾンビはこれといった見せ場もなく仲良く地面に飛び散ることになった。
「な・・・なん・・・んな・・・ばかな・・・。」
オロオロしているアーク・デスロードの耳に、ヘンリエッタの楽しげな声が聞こえてくる。
「すごく気持ちいい・・・あのガイコツも撃っていい?」
「もちろんでありますよ。」
また・・・なんだかとても物騒な話が聞こえてきた気がする。
アーク・デスロードは尻尾を巻いて逃げ出そうとしたが、それは叶わなかった。彼が逃げ出そうと動いた瞬間に、超高速で発射された弾体が彼の頭部に命中して木っ端微塵に砕いていたからだ。魔力が続く限り何度でも再生するアーク・デスロードであるが、その魔力はこの一撃で完全に底を尽いてしまう。もう再生するのは不可能だ。結局、アーク・デスロードはこれといった見せ場もなく、彼が呼び出したドラゴンゾンビと並んで仲良く地面に飛び散ることになった。
地面に腐ったドラゴンの死体とバラバラになった骨が散らばったのを見て、サーリアは無表情で呟いた。
「ヘンリエッタ殿・・・ちょっとぐらい、魔法とか使ってくださいよ・・・。」
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「・・・アーク・デスロード・・・死んだな。」
「・・・死んだわね。」
ソロ達の戦いを離れた場所で見ていた魔族の2人は、それはもうびっくりするぐらいの真顔になっていた。勇者の仲間のひとりは死んでしまうような激しいバトルが始まると思っていたのに、目の前で起きたのはただの一方的な殺戮である。
ンジャールは地面に飛び散ったドラゴンの死体から目を離さないまま、隣で青ざめている美女に言った。
「ルルーノ・・・さぁ、出番だぞ。」
「はぁ・・・!?ふざけんじゃないわよ!このタイミングで出ていったら・・・わたしも地面に飛び散るハメになるわよ!?」
「わかるけどよ・・・だってお前・・・このまま逃げ帰ったら、お前も四天王の座が危ういぞ?魔王四天王が『勇者が強すぎるので戦わずに逃げてきました』は不味いだろ・・・?」
「知らないわよッ!あんなの・・・だってあんなの・・・無理よ!見つからないうちに逃げるわよ!」
完全にビビっているルルーノをチラリと見て、ンジャールはため息をついた。ルルーノの言うことはわかるが、ここで引き下がるわけにはいかない。魔族が誇る四天王が2人も揃って、なにもせずに帰るわけにはいかないのだ。自分たちの立場はもちろん、それは魔王軍の誇りを傷つける行為である。
なんとかしてルルーノをその気にさせねば・・・あの勇者は確かに強いが、ひょっとして誘惑魔法には弱いかもしれない。可能性は低いが、試さずに帰るわけにはいくまい。
ンジャールは唇を噛み締めて、なんとかルルーノを説得しようと口を開いた。
「なぁ、落ち着けよルルーノ・・・ん、なんだ?あれは何をしてる?」
だが、その言葉は途中で引っ込んだ。勇者たちを見る彼の目に、異様な光景が映ったからだ。
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「やっぱり・・・『アーク・デスロード』の体組成はとてもゲノムに近いものがあるわ。ドラゴンゾンビも同様ね。」
真剣な表情で報告するドロシーにソロはうなずき、サーリアとヘンリエッタが怯えている。彼女たちの視線の先にはドロシーの本体であるドロップシップが・・・見た目が馬に偽装されているドロップシップが、地面に落ちた魔物の死体を【喰っている】姿があった。
実際には魔物の死体のサンプルをドロップシップに取り込んでいるだけなのだが・・・腐った死体や白骨をボリボリと噛み砕く馬の姿は完全にホラーである。サーリアが口元を抑えて近くの茂みに走っていき、ゲェゲェと吐く音が聞こえてきた。
「ということは、魔物の死骸を原料にすれば・・・万能液体金属の補給になるでありますか?」
「ええ、ここにある死骸だけでも10%ぐらいは補給できると思うわ。やったわね!」
「よりゲノムに近い魔物・・・つまり、強い魔物を倒せば万能液体金属が補給できるというわけでありますか。これは嬉しい情報でありますな!」
ソロとドロシーの燃料、回復アイテム、そして武器弾薬の素材である液体「万能液体金属」は、ゲノムの死骸を分解することでもっとも効率よく生成することが可能となる。それはこの星の魔物でも代用が可能なことがわかったのだ。万能液体金属が残りわずかであったソロ達にとって、素晴らしいニュースである。
「じゃあ、全部食べちゃうわね!」
ドロシーの楽しげな声が響き、馬はいっそう勢い良くバクバクと腐った死体を食べていく。サーリアは茂みでうずくまり、ヘンリエッタが涙目でその背中をさすった。
ソロはのんびりとドロップシップを眺めていたが、ふいにその視線が地平の向こうの茂みに向けられる。
「・・・ん、誰かあそこにいるようでありますな・・・2人ほど・・・。」
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「悪魔・・・奴らは勇者なんかじゃない・・・悪魔よ・・・!」
ルルーノは顔面蒼白になり、自身の豊満な身体をかき抱いた。ンジャールもその光景に言葉を失う。
呪われた不死魔物を食らう馬・・・今までに見たことも聞いたこともない存在だ。そんなことをすれば良くて即死、悪くて馬自身が強力なアンデッドと化してしまうところだろうが・・・あの馬は美味そうに地面に散らばる死骸を貪り続けている。
ンジャールの頬を冷たい汗が伝った。もう、ルルーノを説得しようという気持ちは消え失せている。アレは危険だ。関わってはいけない。すぐにこの場から逃げ出したかったが、その視線は恐ろしい馬に釘付けになって逸らすことができない。
「ンジャール、逃げましょう。もう、もういいわ・・・四天王の立場はいらない・・・臆病者と後ろ指をさされても構わない。アレと戦うなんて、わたしには無理・・・。」
ルルーノの言葉でようやく我に返ったンジャールは、視線を彼女の方に向けた。いつも妖艶で自信に満ちていたルルーノの姿はしかし弱々しく、まるで普通の女のようだ。だがンジャールは、そんな彼女を好ましく思った。
「あ、ああ・・・。済まなかった、ルルーノ。こんな危険な目に合わせちまって・・・逃げよう。大丈夫だ、お前の名誉は俺が守ってやる。臆病者のそしりを受けるのは俺だけでいい。」
「ンジャール・・・。」
「ルルーノ・・・。」
2人は震える指先で、お互いの手に触れた。そしてそのまま吸い寄せられるように身体を寄せる。止まる時間、優しいぬくもり。そこに魔王四天王の姿はない。ただ、2人の惹かれ合う男女の姿だけがそこにあった。
「ンジャール・・・。」
「ルルーノ・・・。」
「・・・待って、勇者はどこにいったの?」
「・・・え?」
ずっと遠く、馬の近くに立っていたはずの勇者の姿が消えていた。甘い時間は消え去り、突き刺すような恐怖が2人を支配する。
そして、それは出現した。あまりにも唐突に。あまりにもすぐ近くに。
2人からわずか1メートルほどの、手を伸ばせば届く距離に、|勇者(怪物)の姿があった。怯えて抱き合う2人を見て、勇者は申し訳なさそうに言った。
「む・・・どうやらこれは・・・空気を読めない登場をしちゃった感じでありますな・・・。」
勇者ソロ(特に何もしてない)
魔法使いヘンリエッタ(魔法使ってない)
槍使いサーリア(槍使ってない)




