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ケモミミ無双  作者: ケットシー
5/5

街へ

「ドロー!」


・カード

ケモミミマスター

動物の意思がなんとかなくわかるようになり異世界言語も理解できる。


・エクスカリバーw

なんの変哲もないただの剣


・エクリサー

HP・MPの全回復

(童貞が使うと効果大幅ダウン。童貞には過ぎたシロモノなので使えません。)




おい..........

いろいろおかしいだろ。

転生の仕方からおかしかったけど、やっぱり異世界の神様おちゃめ過ぎんだろ。


なんだよ エクスカリバーw って!!

こいつがいろいろわざとやってるだろ。

しかも、エクスカリバー普通の剣じゃねえか

だったら最初から鉄の剣って書いとけ!



エクリサーが童貞で使えないって??



余計なお世話だよ!!



もういいや.....

とりあえず、移動しよう。


そういえばカードをセットしなきゃ。

でもどうやってセットすんだ??


とりあえず「メニュー!」


・カード

・装備品

・ポーション


この中のカードを意識して....

おおぉ、、、なるほど。

持ってるカードが黒く見えて作製可能が灰色か。


とりあえず

「ケモミミマスターセット!」


うん。べつに声に出さなくてもいいと思うけど気分の問題だよ。


童貞くさいって?

ほっとけ!



あっ、一応剣も持っこと。



準備は完璧!!


「出発!!!」




えっ童貞くさい??

ほっとけ!!







〜数時間後〜



うん。なーんもない。

いや、まぁゴブリンらしきやつはいたんだけど必死に隠れてコソコソ逃げました。


剣を試したい気はしたけど、ポーション使えないから、、、、

とりあえず街に街についていろいろ揃えてからレベルを上げたい。


ゴブリン相手にヒャッハーしたいけど現実は厳しい。あいつら絶対何体か固まっているからあっさり死んじゃったら怖いじゃん。


現実は厳しい。

そう、厳しいのだ。


テンプレがない。

可愛い子が盗賊に襲われてないし、まず道がない!


そろそろお腹も減ったし野宿なんてしたら絶対死んじゃうしな....


ガサッ



またゴブリンか?

とりあえず隠れる。


現実は厳しい。

モブ相手にコソコソ隠れないといけないのだ。


とりあえずちょっと覗いて見る。


リス???

なんだあれは、、、、


リスっぽいなにかが怪我をしてる。

いや、リスではないんだ。


形はほぼリスだけど真っ白だしおでこにルビーっぽい何かがハマってる。


こんな時は鑑定!!



名前 カーバンクル

性別 メス


うむ。

わからん。


鑑定が全く仕事しないのはわかってたけど、これ全然つかえないじゃん。


怪我してるしさすがに負けないだろうからレベル上げのためにもエクスカリバーwのサビになって貰うぜ。



標的まで15メートルほど。

ダッシュでいけば10歩もかからん。


いくぜ!!!


「どりゃあぁぁあぁああ」



「ミャウ......」


ピタッ....


うむ。

やめよう。

殺傷はよくない。命は尊いのだ。



「大丈夫か??」


「ミャウ」


「まぁ、大丈夫じゃないか。すまんな」


ん??

今ナチュラルに会話したが、、、


ケモミミマスターのカードか!


とりあえずこの可愛いモフモフを助けたいのだがエクリサーしかないしなぁ...


「ミャウぅ....」


「わかった!なんとかするから!」


くそう!

もうエクリサー使ってやる!

確かビン1本あったから全部は使わないだろ!


エクリサーはなんか試験管みたいな物に入ってるけど、どのくらいかければいんだろ?


とりあえずかけてみるか。


「少し痛いけど我慢しろよー」


「ミャウ!」


くそっ!賢いなぁーおい!


ポタポタ、、、


おお....


数滴でなおった!

エクリサーもまだまだ残ってるし!


「ミャウ!!」


「お前も元気になったか!!」


かわいいなぁ、おい!!

モフモフじゃんか!!


「ミャウゥ」


ん??

一緒にくるのか。


よし、せっかくだし名前もつけよう。

メスだしなぁ。


「シロは?」


「みゃう....」


「嫌か...」


「ルビーは?」


「ミャウ!」


「ルビーよろしくな!それじゃあ、街に向けて出発!!」











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