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200文字

執着

作者: 囘囘靑

 以前利用していた小説投稿サイト。

 ある小説が面白い。自分の好きな小説の作風そっくりである。


「まるで〇〇(小説名)みたいですね!」


 みたいな感想を送った。

 後日、ポータルを開くと返信がある。

 およそ170件が立て続けに。


「どうして分かった?」

「お前どこにいるんだ?」


 私は怯えた。

 また返信。


「お前、〇〇の沿線に住んでいるな?」


 私の小説の描写から、どうやら鉄道を割り出したらしい。

 以来、私はこのサイトを使っている。


「窓の向こうに○○タワーが見える」

 などといった描写にはお気をつけください。特定されるリスクが高まります。

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