恐怖!!ストーカー!!!
これは、ある友人の実体験の話である…。
その日は、仕事が休みの日で、いつも通りゆっくり過ごそうと思っていた。しかし、いきなりスマホが鳴り響き、私はスマホを手に取った。
着信の相手は、大学時代のとある友人であった。その友人は、同じ市内に住んでいる。私はすぐさま電話にでることにしたのである。
「どうした…。いきなり電話してくるなんて珍しいな…!!」
その友人はあまり電話することが少ないので、珍しいなと感じていた。
「いきなりですまん…実は、ある件でお前に相談したいことがあるんだが…今日予定ないか?」
「今日は仕事休みだから、予定はないぞ。相談したいことってなんだ!?」
「それは…実は、俺をつけ狙っている人物がいるんだ…とても怖くて…相談相手なんてお前ぐらいしかできないと思ったから、電話かけたんだ」
「そうだったのか…別に今からでも相談に乗ることぐらいできるぞ。どうする、会って相談に乗るか…」
「ああ、そうしてくれると助かる。そうだ、前に一緒に食べたファミレスで落ち合わないか」
「わかった!!」
相談に乗る話の段取りを決めると電話が切れた。ピーという音が少しの間なっていた。
私は、すぐさま外出用に着替えると、家を出て、待ち合わせのファミレスに向かう。
ファミレスの近くまで来ると、ファミレスの前で立っている人物が見えた。先ほど電話した相手の友人であった。
俺は、すぐさま、友人に駆け寄った。
「久しぶり!!」
「久しぶり!! 今日は相談に乗ってくれてありがとう!!」
「別にいいよ。それじゃあ話もなんだし、中に入るか」
そういうと、私たちはファミレスの中に入り、4人ぐらいが座れる座席に着いた。
「それで、どうしたんだ…電話ではつけ狙っている人物がいると聞いたが…」
「ああ、そうだ。俺をつけ狙っているストーカー女がいるんだ」
私は、その発言を聞いて驚いた。まさか友人がストーカーされていると聞いて驚かざるを得なかった。
「それは、本当なのか」
私は半信半疑で聞いた。
「ああ、本当さ。半年感ぐらい俺をつけ狙っている女がいるんだ。この間だって、俺の職場の近くにその女が現れたんだ…」
友人は緊迫した表情で語りかけてきた。
「おっ…落ち着いて、まずはことの経緯を教えてくれないか」
私がそのように言うと、友人はすまんと言って、ことの経緯を最初から話してきた。
「そのストーカー女と出会ったのは、出会い系アプリだった…。俺は、5年感ぐらい付き合っていた彼女と別れて、新しい彼女を作ろうと出会い系アプリを使うことにしたんだ。アプリを使っているうちにかわいい顔をした女の人を見かけたんだ」
「それでその女にアタックしたのか!?」
私は質問した。
「そりゃ当然だろう。アタックしたさ。チャットも弾んで、実際にあっても画像通りかわいくて、当初は俺はうれしくてしかたなかったさ」
友人は緊迫した表情で話していた。
「そのまま意気投合して俺達は付き合うことになったんだ。だけど、ここから彼女はだんだんおかしくなっていったんだ」
「おかしくなっていった…!?」
「そうだ。ささいなことで叫んだり、電話やラインなどに一回でも出ないと怒鳴り散らすようになっていったんだ」
私はその発言を聞いて、またもや驚愕した。
「電話に一回も出ないと…怒鳴るだって…めんどくさいな」
「そうだろう。それを何十回も怒鳴られたことで、嫌気がさしてきて別れることにしたんだ」
「そりゃあ、別れたほうがいいだろうな」
私は納得した表情でいった。
「別れてすっきりしたと思って、窓から外を眺めたんだ。そしたら、すぐ近くの電柱から俺をにらみつけてくる女性がいたんだ」
「もしかして、その女性って…」
「そう、出会い系アプリ経由で付き合った女だったんだ。気づくと、俺の携帯に着信音が鳴り響いたんだ」
「それでお前はどうしたんだ」
俺は質問した。
「もちろん、電話にはでなかったよ。だけど、あきらめることなく、何回も着信音が鳴り響いたんだよ。俺はおっかなくなって、電話に座布団をかけて音が聞こえないようにしたんだ。それが何時間かした後、彼女はあきらめたのか、着信音が聞こえなくなったんだ。窓から外を眺めたが、彼女はいなくなっていた」
友人はなおも緊迫した表情で語りかけている。
「俺はあきらめてくれたと思い、その日はそのままベットでねたんだ。翌朝、窓から外を眺めるとあの女がいたんだ。俺は恐ろしくて身震いしたよ」
「その後はどうしたんだ!?」
「その日は、仕事があったから、仕方なく出かけることにしたんだ。恐る恐る外に出ると、女が俺に向かってきてなんで別れるの。ふざけないでと言ってきたんだ。俺は、仕方ないだろう何度も怒鳴るんだからと言ってその場をなんとか切り抜けたんだ」
「よく切り抜けたな」
「ああ、でもその後も、何度も待ち伏せしていてびっくりしたよ。それどころか職場にも待ち伏せしていたんだ。あの時は心臓が飛びでるかとおもったよ」
「大げさだな。いくらストーカーといっても相手は若い女性だろう。俺だったら、そこまで怖がらないけどな」
私がそのように言うと、友人はむすっとした表情で話してきた。
「それは実際にストーカーされていないから言えるんだ」
そんなもんかなと思いつつも、私は友人を落ち着かせるために納得したように相槌した。
「わかってくれてうれしいぜ。それでこれからどうしたらいいだろう…」
「そうだな、とりあえず警察に相談してみたらどうだ」
「警察に…いくら何でもそこまで大事にはしたくないな…」
「でも、そこまでしないとずっと付きまとうかもしれないぞ。それともそのストーカー女を説得してみるか」
「いや説得なんて絶対無理だと思う。わかった。警察に相談してみるよ」
友人は納得した表情になった。俺はこれで終わったと思い、その座席をたち、ファミレスを出た。
すると、友人が恐ろしそうな表情を浮かべていた。俺は気になって、周りを見た。すると近くの電柱に隠れている女がいた。まさか、あれが、ストーカー女かと思い不気味な感じになった。
友人はファミレスで別れた後、すぐさま警察に駆け寄ったという。そのおかげか警察が対処してくれてストーカー女はその友人の前からいなくなったという。
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