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残党兵

作者: 朝馬手紙。

ああ

いつもそうだった

ソッチから戦争ふっかけてきて

私の気持ちとか考えとか答えも

世界にはどうでもいいみたいだ


ただ生きているだけだったのに

容赦なく私のこと狙ってくるのね

敵はいつも「私」以外だ

裏切りがデフォルトの人間ばかりだ

もちろんその中に私もちゃんと入ってる


これまで本当に沢山の

他人の殺し方の技術を学んできた

生きるために仕方なかったんだ

でも肝心な自分の殺し方を

残酷な世界は教えてはくれなかった




人が死んでしまうのはいつものことだ

アダムとイブから一つも変わってなんかない

きっと私の頭がおかしいんだろう

毎日、見えない戦争をしているからね

何が普通なのかわかんなくなったよ




ああ

いつもこうなるんだ

こっち側の白旗は意味なくて

私の価値感とか哲学とか願いも

私すらどうでもよくなってしまった


ただ消えてしまいだけなのに

関係なく酷い思いさせるんだね

味方はだいたい「私」だけ

優しいのが都市伝説みたいな街だ

そういう社会の中を私は息をしている


これまで本当に沢山の

自分の殺し方の方法を探してきた

生きることに何も感じなくなった

でも肝心な自分の死ぬ場所を

残酷な世界は用意してはくれなかった




今日もどこかで誰もが

聞こえない紛争を繰り返すのだろう

きっと近くを通ったって

私も気づかないんだろうな

残党兵わたしたちはいつも自分の事ばっかりだから

こんな地球でも平気なんだろう



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