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妖獣忍法伝INAZUMA  作者: 浦切三語
最終章 我一心
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第二十六話 不死の忍

 神戸帯刀が家臣らを連れ、正願寺の外に出た直後だった。家臣団の一人と思われる男が、石畳で待機していた物見の兵たちに何事かを伝えた後、警護に勤めていた兵士達の半数近くが、馬に乗って阿佐鞍城へ駆け出していく神戸一行に加わった。


――どうやら、うまくいったようじゃな。


 栗介の言葉に、電七郎は淵を下っていく兵士達の背中に視線を向けたまま、黙って頷いた。人口密度の非常に高い状態にあった竹矢来の周辺から半数以上の兵士が去ったことで、大分、立ち回りに余裕のある空間ができた。それこそ、電七郎が仕掛けた策の一つであり、彩姫奪還を成功させるための重要な布石が、まさに花開いたことを意味していた。


 中杉宗近が阿佐鞍城へ攻め入ったという事実は、まるきりの嘘である。


 すべては、電七郎達の仕組んだ罠であった。神戸と慚魔衆の目を欺くためのそれは、同時に、これまで後手に回ってばかりいた彼らが仕掛けた、最初にして最後の先手でもあった。


 鍵となるのは枯草と、それを発火させる時機だった。


 彩姫処刑の高札を目撃した後、電七郎は栗介の協力を得て城下街に点在する馬小屋に忍び、至る所の枯草を集めた。もちろん、一人で実行したのではない。事情を知った軒猿達にも協力してもらっい、相当な量の枯草が集まった。


 その枯草を、人目につかない、且つ長屋が密集している区画とは反対の場所に設置した。一か所ではなく、何か所にも。そして、枯草にある液体を大量にかけた。〈(よく)〉の面子が持っていた、特殊な液状の発火剤だ。月光を浴びると、自然と発火する仕組みになっているそれは、精製に時間がかかる希少な代物であったが、電七郎たちは惜しむ事無く全て使い果たした。


 それともう一つ、利用させてもらったものがある。中杉家の存在である。


 忍が獲得している膨大な知識量の中には、八洲全土の領国大名の特徴だけでなく、家紋や軍旗の構図まで叩き込まれている。戦国の荒波を駆ける彼らが、自分たちの軍旗にどれだけの誇りと特権意識を宿しているかまで。


 機織屋から絹を大量に買い取り、墨で中杉家の軍旗を精緻に書き綴れば、後は枯草が発火して城下町を燃やす時機を見計らい、正願寺の最上階から見えるあちこちの位置に軍旗を立たせれば良かった。加えて、伝令兵の姿恰好をした仲間――つまりは〈(よく)〉の残党――が神戸に告げる報告内容に、信憑性を付与するようにしてやりさえすれば、完璧だった。


 かくして電七郎たちの狙い通り、神戸は策に嵌った。すっかり中杉が自分達を裏切ったものだと勘違いして、神戸は愚かにも急ぎ城へ戻った。


 城に到着して神戸が事の真相を知り、慌てて神狩ヶ淵に取って返した頃には、もう遅い。電七郎達は彩姫を救出し、いずこかに潜んでいる慚魔衆を蹴散らし、どことも知れぬ土地へ逃れた後となるであろう。


 全てが都合の良い方向へ進んでいると思いがちだが、しかしこれ、全て忍特有の観察力、推測力、決断力、それに機敏さを十全に活用した忍法術の粋である。また、敵の目を欺き、信じ込ませるだけの舞台を整えるという事は、忍の努力以外にも、時の運というものが絡んでいる。これを俗に、『天運』と呼ぶ。


 今、天運は清々とした使命感に燃える白鳳の側にあり、新進気鋭の悪忍には目もくれないでいる。だが、何時までも電七郎たちに天が味方しているとも限らない。天運は移ろいやすい。人ならざる要因だからだ。ゆえに、好機が芽吹きかけている今を、逃すわけにはいかない。


「うっ!」


 神戸が兵の大半を率いて、その姿が神狩ヶ淵から完全に消失したころを見計らうかのように、電七郎のすぐ隣に立っていた兵が呻き声を上げ、昏倒した。


 いや、彼だけではなかった。あれよ、あれよという間に、あたりの兵士達が一様に首の辺りを抑えては、糸の切れた人形のように力無くその場に倒れ込んだ。篝火の近くにいた兵士らも同様に崩れ落ち、その拍子に幾つかの篝火が地面に倒れ、火の粉が暗い地面に散らばった。


「敵襲! 敵襲であるぞ!」


 誰かが叫ぶ。


――始まったか。頼むぞ、軒猿。


 混乱し、怒声を上げながら太刀を抜く者もいれば、槍の穂先を中空に向けて辺りを忙しなく見やる者もいれば、怯えきって尻餅をつく者もいた。共通しているのは、兵士らの中にある恐怖心と闘争心が、姿見せぬ何者かの手によって着火されたという点だけだった。


 規律と統制が乱れに乱れ、狂乱の様相を見せる神狩ヶ淵。その中にあって、電七郎だけが冷静に行動できていた。混乱する兵士達の眼を盗み、竹矢来へと近づく。時折、耳元で風を切るような音が鳴るが、電七郎は恐れない。いや、恐れる必要が無い。


 風を切り裂いて、兵士達を昏倒せしめる何か。それは、強力な神経毒を塗り込んだ鋼の細針であった。所謂、吹き矢という奴だ。これを放っているのは、神狩ヶ淵を取り囲む鬱蒼とした森に潜む、軒猿率いる〈(よく)〉の面々である。彼らは、神戸達が淵に刑場を構える以前から森のあちこちに身を潜め、必勝の時を待っていたのだ。


 森の中は薄暗く、夜であることも相まって様子を伺うは不可能。しかしきっと、軒猿は喜々として毒針の仕込まれた竹筒に口を当て、意気を見せつけるかのように針を吹き飛ばしている事だろう。しかもこの暗中にあって、彼らの放つ針は、見事に電七郎だけに当たらず、彼の進行方向にいる兵士だけを撃ち抜いているから、ほとほと驚きである。


 神戸の兵士達からしてみれば、たまらぬ恐怖である。闇の夜。それは人ならざる化生が目覚める刻限でもある。まさに、森が化生となって自分達を襲ってきているような錯覚に囚われていた。


「火槍を! 火槍を持てい!」


 怒号と喧騒に満ちる中、兵の何人かが油を沁み込ませた布を槍の穂先に巻き付けて篝火に突っ込み、文字通り炎を宿した槍という槍を、勢いよく森目掛けて投げ放った。瞬く間に火炎は広がり、草を焦がして木々が燃える。よもや、ここが神聖なる禁足地であることなど、忘れたかのような暴挙である。それくらい、兵士達は忘我の極みに陥っていた。


――今だ!


 混乱の間隙を衝いて、電七郎は枝から鳥が羽ばたくかの如く、足の裏で地面を掴んで膝を曲げ、高く、それこそ高く高く一息のうちに飛んで、竹矢来を越えてみせた。


「あ、あやつは!」


 兵の一人が気づいて声を上げるも、時すでに遅い。


 空中で鎧一式を俊敏に脱ぎ去り、宿場街の旅籠屋で調達した柿色の忍装束を纏うその男。


 手には士から奪った太刀を持ち、十字に組まれた柱の一方に静かに佇立し、振り返る。


「電七郎、推参仕る」


 不敵な笑みを見せ、ついに姿を現したるは白鳳の稲妻使い。


「逃がすな! 殺して笛を奪え!」


 奥から火龍砲を構えた部隊が現れ、慌ただしく火薬室に火を点けようとするも。


「待て、この距離でそんな物騒なものを放てば、巻き添えを喰らって姫も死ぬぞ」


「ぬぅ……!」


 確かにその通りだった。姫と電七郎の距離は近すぎた。岩をも砕く火龍砲の威力を考えれば、電七郎だけを狙い撃ちするなど到底不可能。助け出す姫を、敢えて人質のように扱えば、兵士らは悔しそうに歯ぎしりするだけで手も出せない。


「良い良い。そうやって、俺が姫を助け出すところをよぉく見ておれ」


 太刀を器用に操り、彩姫の右手を縛っていた縄を断ち切る。次に右手の縄を。残りは両足を縛る縄のみ。ほとんど自由の身に近い。だが、よほど衰弱してしまっているのか。彩姫は項垂れたままで、一向に面を上げない。


「姫様! しっかりしてくだされ!」


「彩姫殿、もう心配ござらん。助けに参った故、早う手を……」


 栗介が懐の内から声を掛け、電七郎が姫の両足を縛る縄を解こうと身を屈めた。


 まさに、妖異が鎌首をもたげたるは、その刹那であった。


「彩姫……ですと……?」


 彩姫が、か細く鳴くような声をあげた。と、次の瞬間には、その肉体があり得ぬ程の変化を見せた。彩姫の腰のあたりから小袖の布を突き破って、にゅーっと物凄い速度で肌色の太ましい手が生えたかと思うと、がっしりと電七郎の刀を握る手を掴んだのだ。


「なっ!?」


 あまりの出来事に考える猶予もなく、電七郎は反射的に声を上げると、身を反転せんと足を動かそうとしたが、彩姫の肩あたりから伸びてきた手に掴まれ、それも阻まれた。


 間を置かず、彩姫の胸が異様な膨らみを起こし、布を勢いよく千切り飛ばし、それこそ触手のように無数の手が沸くように生えた。手の群れは、あっという間に電七郎の体中に群がり、その身をがっしりと捕らえたのである。


「それは、我が名にあらず」


 彩姫とは、似ても似つかぬ化生の声。


「き、貴様!」


 なんと怪奇なことか。彩姫、否、これは彩姫にあらず! その正体知らぬ者が見れば、肉が蠢き、自在に変化する今しがたの光景も相まって、人であるかどうかも疑わしかろう。


 だがしかし、電七郎を強襲した張本人は、れっきとした人である。ただ一つ条件をつけるとするなら、人ならざる力を会得した、魔人の如き人間と定義した方が正しいか。


 彩姫の首が、ぐぐっとひとりでに伸び、身動き取れぬ電七郎の方を振り向いて、威嚇するかのような驚強い程の叫びを上げた。


 電七郎は、瞠目した。そこにあったのは、彩姫の顔ではなかった。そもそも、女の顔にあらず。醜悪な、それでいて獰悪を振り撒く凶相。打ち破ったはずの、慚魔三轟忍が一人の相貌。


「貴様は、肉蝮現生!」


「ほう! 拙者の名を覚えていたとは、流石は白鳳の忍よ。はぁっはっはっ!」


 肉の怪人が、得意げに般若の如し笑みを浮かべた。


 流石の事態に、周りにいた兵士たちが驚きと恐怖に慄いていた。彼らも知らされていなかったのだ。磔にされていたのが姫ではなく、姫の姿に化けた肉蝮であったとは。


 仕掛けたのは、言うまでもない。黒嶺餓悶である。それ以外に誰がいようか。餓悶は、電七郎がこのような行動に出ることを予見し、その決意に満ちた牙を打ち砕くために、この、恐るべき肉体変化を会得した魔忍を再度登用したのである。今、餓悶の企みは見事に効力を発揮し、不気味な肉の華となって花開いたのだ。


「貴様、あれだけの稲妻を浴びながら生きていたとはな……いや、それとも双子かな?」


 苦笑いを浮かべながら肉蝮の珍妙な顔に向けて、精一杯の強がりを吐く電七郎。しかし、


「やはり、戯言だけは一流のようだな。白鳳の忍とは」


 嘲るような笑みを肉蝮が浮かべた時だった。急に、電七郎の全身に絡みつく肉の手群が夥しい数の肉の蔓に変化すると、きりきりと電七郎の体をきつく締め付け始めたのである。


「ぐっ……」


「言ったであろう? 拙者は〈不死の肉蝮〉。あの程度の忍法でくたばるほど、(やわ)な肉体ではないのだ」


 その通りだった。柔どころか、剛気に満ちた肉の魔術。自身の肉体を自在に操り、その質量の許す限りの変態を遂げる。これぞ、肉蝮現生が〈朱血肉鱗〉の他に持つ外道忍法の一つ、〈肉化粧〉の成せる技である。一度目にした人間なら、男だろうと女だろうと、自由に変化を可能とする。のみならず、癖や体臭までも、完璧に模倣してしまうのである。いつ何時も彩姫の傍を離れなかった栗介が肉蝮の正体を見抜けなかったのは、これの為であった。


 攻勢が一転して、窮地に叩き落された。肉蝮の首から下は次々に変容を見せては、泥のように溶けて十字の柱にかかり、薄気味悪く、いやらしく広がりを見せている。その粘性と剛力に満ちた肉の海は、対象を捕縛する為の最適の形状を得て、電七郎から肉体の自由を完全に奪っていた。


「さてさて、後は肝心の笛を頂くのみ。ふふ、白鳳の忍よ、焦るなよ? 貴様の命は、笛を奪ってからじっくりと堪能させてもらおうか」


 でっぷりとした頬肉を揺らして勝ち誇った笑みを見せ、肉蝮の甲高い哄笑が、神聖な森に木霊する。もはやどこが胸でどこが腹かも分からないその肉の泥から、手が一本、電七郎の胸元目掛けて――正確には、その奥に隠し持つ妖獣魔笛目掛けて、鋭く飛んできた。


 しかしながら、肉の手は空気を掴んだだけで、望むべきものを手には入れられなかった。肉蝮が手を伸ばした拍子に、電七郎の胸元から、一つの小さな影が脱兎のごとく飛び出したせいだ。


「なにっ!?」


 影は音もなく地面に降り立つと、闇に紛れて森の向こうへ、滑る様にして走り出した。鍛え抜かれた肉蝮の夜目が、目ざとくそれを見つめた。


「こ、こいつっ!」


 衝撃が、泥と化した肉蝮の全身を打ち抜いた。影の正体は栗介だった。しかも、その小さな口には妖獣魔笛が咥えられているのを、肉蝮ははっきりと見た。


 肉蝮にしてみれば、最悪の展開だった。釣り合いの取れない天秤のように、精神が不安定の只中に陥り、泥の肉の表面に大粒の冷や汗が浮かび上がった。


 気を数瞬奪われたせいで、肉の泥から僅かに力が抜けた。その微妙な変化を肌で感じ取った刹那には、後ろ手に縛られていた電七郎の両手が、既に印を組んだ後だった。


「いまいちど、我が雷撃に焼かれろ! 肉蝮!」


 怒涛の反撃。栗介が生み出してくれた好機を無駄にするわけにはいかないとばかりに、電七郎の全身から、夜の帳を裂くようにして蒼白い閃光が四方八方に飛沫(しぶ)いた。忍法〈雷熱波〉。その豊潤にして研ぎ澄まされた電撃の牙が、密着したままのどろどろとした肉蝮の全身に、次々と穴を生じさせていった。


 声を上げる余裕もないほどの痛みが、肉蝮の肉体を容赦なく蹂躙した。体液が吹き上がり、肉の焦げる異臭が辺りに漂う。放たれた稲妻は、周りの兵士たちにも危害を加えた。柱と竹矢来が焼き折られ、何人かが電撃の炎に巻かれて絶命し、地面に火花を咲き散らしていった。


 やがて、目も眩むほどの閃光がゆっくりと収束し、辺りは再びの闇に包まれた。電七郎は夜目を効かせて敵の姿を確かめると、静かに溜飲を下げた。


 体中から赤黒い血を流し、力無く地面に転がる肉蝮。既に〈肉化粧〉の術は解かれ、その姿は元の、贅肉の付き過ぎた醜悪な肥満体型に戻っていた。


 電七郎の攻撃が一先ずの終わりを見せた事で、兵士達が沈みかけていた意気を無理やり鼓舞しだした。甲冑の音を激しく響かせながら、刑場に流れ込む。


 早まった幾人かが、太刀や長槍を手に電七郎へ襲い掛かる。それら有象無象の攻撃を適当に地面から拾い上げた太刀で弾き、時にいなしていた時だった。


――電七郎、聞こえるか。


 脳内で、栗介の声がした。敵の攻撃を受け流しながら視線を辺りにやる電七郎だったが、栗介の姿は何処にもない。流石は妖獣の脚力といったところか。あの一瞬の隙をついて、栗介はもう大分遠いところまで逃げていたようだった。


――無事だ。お主が奴の気を逸らしてくれたおかげで、何とか仕留められた。しかし、こうなると彩姫殿はいずこに……


――考えられる場所は一つ。祠じゃ。そこに姫様は捕えられておるに違いない。


――祠? 嘗てこの地を支配していた、妖獣王の魂を鎮める為に拵えられたという祠か?


――左様じゃ。ここにおらんのなら、きっとそこしかない。儂は一先ず先に、そこへ向かう。


――分かった。俺も適当に雑魚共をやり過ごしたら、直ぐに向かおう。祠の近くで落ち合おうぞ。


 思念波は、そこで途切れた。電七郎の瞳に、壮絶な気が宿る。彩姫がここに居ないと分かった以上、無駄に雑兵の相手をしている場合ではなかった。損壊した十字の柱を背にする恰好で、四方を取り囲む兵士らに、彼は堂々と刃の切っ先を向けた。


「そこをどけ。どかねば殺す」


 夕焼け色の瞳に冷たい炎を灯し、一方的に告げる電七郎。それでも、兵士らは引かない。かといって、得物を振りかざして無暗に襲い掛かることもしない。月夜に照らされた兵士たちの顔には、焦りと不安、加えて意地の色が見て取れた。


 と、その時だった。


 上空を、巨大な何かが飛来する気配。


 ぎょっとして、兵士達と電七郎がほぼ同時に、暗黒の群雲と幽玄なる月が漂う夜空を見上げた。兵士らが恐怖と戦慄を受けて、我を忘れたように叫び声を上げた。電七郎も声は上げさえしないものの、再びその姿を見てしまったことに、愕然とした。


「あれは、竜羅河の……!」


 宿場街で目の当たりにした、外道忍法〈屍獣開闢(しじゅうかいびゃく)〉。


 魔性の力により生み出された、宙を泳ぐ巨大な怪魚であった。


 その不気味に青い腹が縦に裂け、何かが大量に振ってきた。


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