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学生警察の活動記録《バトルレコード》  作者: 大道寺司
入学式編
3/199

開戦

「それでは各ブロック、試合開始!」


 学園長のノリノリの宣言と共に試合が始まった。


俺は一対複数を避ける為に防御の構えをとり、様子を伺う。

ふと、正方形のフィールドの対称の位置に目をやると、自分とは対照的な戦い方をする男がいた。


「実戦では迅速な任務遂行が求められる。その練習には良い機会だな」


 と呟き、彼、岸田正義は右手に携えた片手直剣で素早く三人を葬り去った。


 そんな彼に近づく者がいた。その男の後ろには三人分の死亡エフェクトがあった。それが彼の強さを物語っていた。

 ガキィーンとなる鉄の音。岸田君が攻撃を防いだ。


「君は右手をブレード化する能力者だな」


「お前も俺の能力がショボいって言いてぇのかぁ?上等じゃねぇか。斬り刻んでやるぜ!」


「待て。そんなことは一言も」


切島礼二(きりしまれいじ)


「何?」


「お前が見下した、お前より強いやつの名だ」


 どうやら切島君は自分の能力に劣等感を抱いているようだ。俺だったら、そっちよりもそのモテなさそうな坊主頭を気にするけどなぁ。


 俺が余計なことを考えているうちに、二人の戦いが始まっ


「たっぐぁぁぁ!」


 その時、何かが俺の首を締め付けた。

初めまして。大道寺司です。生まれて初めて後書きを書きました。ひとまず、三話まで読んでいただいた皆さまに感謝を。


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