19/199
その名は強力重
短いですがどうぞ。
模擬戦の次の日。町はずれの廃ビルの前に不自然にそびえる氷の砦。
敵側に印矢さんと因縁のある人がいるらしく、印矢さんは指定の時間に来れば、印矢さんとその人に関してはタイマン勝負を約束すると伝えたらしい。
約束の時間とともに55人のヤンキーが来た。無能力者のヤンキーは大半が前回の戦いでの負傷で来れなかったようだ。
その先頭に立つ屈強な男。俺達が唯一知らないその男は右手を前に突きだした。すると、氷の砦にどんどん亀裂が入っていき、その後、一気に崩壊する。
「早く出てきやがれ。印矢ぁぁぁ!!!」
その男は叫ぶ。
すると、俺達の後にある廃ビルの5階の窓から声がする。
「よく来たな。《黒渦》の初代、いや、三代目リーダー、強力重クン」
「てめえ、おちょくってんのか!!!」
「早く来な。相手してやる」
「言われなくてもそのつもりだ」
強力さんが、印矢さんの元へ向かうと同時に俺達も事前に考えてきたチームで相手の前に立つ。
戦いの火蓋が切って落とされた。
こんにちは。Dです。読んでいただいているみな様に感謝を。




