成長
なんか先週書くの忘れておりました。すみません!
今回は花澤先生目線です。
どうぞ。
授業が始まって一週間。私、花澤花音は教師として愛弟子とその仲間達を指導してきた。
今日は101小隊、102小隊の八人を四チームに分けて模擬戦を行う。勝敗に関係なく、各チームの連係がとれていれば再び《黒渦》との戦いに行かせるつもりだ。
因みに、印矢さんには生徒達を鍛え直すまで待ってくれと私から伝えている。案外、快く承諾してくれた。
チーム分け及び対戦相手は以下の通りである。
チーム1
雷鳴徹&緋之宮火憐
チーム2
吹雪氷華&風間翔
チーム3
岸田正義&切島礼二
チーム4
糸川結衣&斉木力
奇数同士と偶数同士で戦う。
早速模擬戦が始まった。
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こちらはチーム1VSチーム3。まずは岸田君と切島君が徹に斬りかかった。
「新人戦のようにはいかない」
と岸田君。確かに彼は新人戦の時とは違う。剣の達人である私に言わせれば荒削りの三流以下。だけれど我流ではない、型に乗っ取った動き。あれは、一撃必殺の技を得意とする切島流剣術。
「驚いた。まさか切島君が異能力でなく、剣で戦う上に同じ剣術を岸田君に教えて、連携をとってくるなんて」
と徹。流石に二人を相手にするのは厳しいのか押されている。
しかし、徹のチームも連携がとれていない訳ではない。
「《火炎の弓矢》」
炎の弓から炎の矢が4本放たれる。
岸田君、切島君は防ごうとするが、
「何っ!?」
「ちっ」
軌道を変化させた矢にあっさりと撃ち抜かれた。軌道を変える4本の炎の矢。類い稀なる異能力制御力を持つ彼女だからこそできる芸当。
そして・・・
「《放電 出力全開》」
いつにもなく威力を増した雷が二人の剣士を葬り去った。
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試合後、生徒達が集まって話始めた。
「私としたことが、油断をして、奥の手を使う前にやられてしまった」
「はぁ? 俺様相手に油断したってなめてんのか」
「す、すまない。緋之宮さん」
「確かに、油断は感心しないわね。岸田君。でも、連携は確実に良くなっていたわ」
私は教師として、アドバイスを送る。
すると、偶数チームが口喧嘩をしながら、やって来た。
「氷華ちゃん。マジ本気出しすぎ。斉木君、気絶してるじゃん」
「あの合体技の威力は風間君に依存しているのよ。糸川さん」
「ごめんごめん。模擬戦って死なないけど痛みはそのまま伝わるんだったね」
ここまで来たところで話を止め、吹雪さんが私に言う。
「先生、どうでしたか」
そこで私は気づいてしまった。
「すみません。徹の試合しか見てなかったわ」
皆、「弟子バカめ」と言わんばかりにジト目を向けてくる。
てへぺろ(棒)。
今晩は。大道寺司です。読者の皆様に感謝を。




