暗躍
僕の名前は伊藤瞬(偽名)。殺し屋の組織《シンプル》のスナイパーをやってるんだ。今日はボスの命令で僕の彼女の愛火ちゃんと勝手に仕事を受けた捻道さんの監視をしていたんだけど・・・
「いやー、ぼろ負けでしたね。捻道さん」
「ちっ。見てたのかよ」
「僕らより仕事ないからって勝手に仕事を受けるからですよ」
「うるせぇなぁ。じゃあ俺より仕事があるお前らは勝てんのかよ」
「ムリムリ。相手は《剣姫》花澤花音ですよ」
「瞬。誰か来る」
他愛のない話をしていると愛火ちゃんが誰かが近づいて来るのに気がついた。
「何者だ」
僕は白衣を着たその男に問う。
「あなたたちなら知っているでしょう?《シンプル》の諸君」
「そうだな。じゃあ何しに来た?」
「そこの死に損ないを回収しに来ました。大人しく渡して頂けませんかね」
「一応、組織の一員なんでそうはいきませんね」
俺は言い終わるやいなやスナイパーライフルで白衣の男を撃ち抜こうとした。しかし、弾丸は無情にも男の前で止まり、落ちてしまった。
「《慣性停止結界》」
「くそっ。」
僕は今度は僕の異能力、《瞬間移動》で距離を詰め、打撃を加えてやろうとしたが・・・
「どうして?移動できない」
「《アンチサイキックキューブ》略して《APC》。私の発明品のひとつです。立方体の結界を張り、その中では異能力は一切使えない仕組みです。あなたの能力で今すぐ帰るというのなら解除しますが?」
「わかった」
「ありがとうございます。いやー、良い実験材料が手に入った」
「マッドサイエンティストめ」
その後、僕は愛火ちゃんとアジトに戻っていた。途中で愛火ちゃんが話かけてきた。
「瞬。今日はらしくなかったね。捻道さんのために戦うなんて」
「あれは、建前だよ」
「まぁ、帰れって言われてすぐ帰ったしね。じゃあなんで戦ったの?」
「そりゃ君の前でカッコつけたくて」
「真面目に答えて」
銃口を向けられた。彼女も殺し屋。殺されかねないので真面目に答えることにした。
「情報収集だよ。やつは、《ロストレガリア計画》の対象者だからね」
その極秘計画の名を聞くと愛火ちゃんは納得した。話しているうちにアジトに着き、報告を終え、僕は家に帰った。
どうも、大道寺司です。まずはここまで読んでいただいた方々に感謝を。さて、私は書けたら投稿のスタンスで書き始めて途中で毎週日曜日に更新を目標として書いてましたが、先週は間に合いませんでした。今後も同じような事があるかもしれませんがご容赦を。今週は自戒をの意味も含めて短めですがもう一話書きたいなと思っておりますのでそちらもよろしくお願いします。




