蠢く闇
[学生寮の明かりが消えた頃のある場所]
「それで、こいつを殺せばいいんだな?」
殺し屋がそう言うと、二人のヤンキーが答えた。
「はいっ。そうっす」
すると、殺し屋が言う。
「自分達の頭を殺したいなんて変な奴らもいたもんだな。まあ、俺も最近仕事取られてばっかだし・・・わかった。引き受けよう」
殺し屋の男は、前金を持って去って行った。
[同時刻 また別の場所]
「だそうですよ」
男が仕事を頼んできた少年に告げる。
「だいたい俺の予想通りか。それで、さっきの殺し屋はどんな奴ですか?強いんですか?」
少年が聞き返すと、男が答える。
「彼は、PKやESPの異能力を持った殺し屋集団《シンプル》のメンバーのサイコキノだよ。今は、捻道力也って名前を使っているみたいだね。強さは、僕なら楽勝な位だね」
「あなたってスパイのくせに殺し屋より強いんですか?」
少年はそう言うと、ナイフでスパイの男に斬りかかった。
「!?」
次の瞬間、少年は驚愕と同時に納得した。
「成る程、これじゃあ能力使っても勝てませんね」
「そういうこと」
「ぐあっ!?」
男はそう言うと、少年の顎を蹴りあげ、気絶させた。
[その頃 また別の場所]
「また、おもしろいことが起きそうだねぇ」
そう言って私は背伸びをした。私はおもしろいものが好きだ。例え、それが大量虐殺だとしても。私はこれから、新しい殺しを今から起こるショーを眺めながら考えようと思う。
《遊戯王》の名において。
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