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学生警察の活動記録《バトルレコード》  作者: 大道寺司
入学式編
10/199

蠢く闇

[学生寮の明かりが消えた頃のある場所]

「それで、こいつを殺せばいいんだな?」


 殺し屋がそう言うと、二人のヤンキーが答えた。


「はいっ。そうっす」


 すると、殺し屋が言う。


「自分達の頭を殺したいなんて変な奴らもいたもんだな。まあ、俺も最近仕事取られてばっかだし・・・わかった。引き受けよう」


 殺し屋の男は、前金を持って去って行った。




[同時刻 また別の場所]

「だそうですよ」


 男が仕事を頼んできた少年に告げる。


「だいたい俺の予想通りか。それで、さっきの殺し屋はどんな奴ですか?強いんですか?」


 少年が聞き返すと、男が答える。


「彼は、PKやESPの異能力を持った殺し屋集団《シンプル》のメンバーのサイコキノだよ。今は、捻道力也(ねんどうりきや)って名前を使っているみたいだね。強さは、僕なら楽勝な位だね」


「あなたってスパイのくせに殺し屋より強いんですか?」


 少年はそう言うと、ナイフでスパイの男に斬りかかった。


「!?」


 次の瞬間、少年は驚愕と同時に納得した。


「成る程、これじゃあ能力使っても勝てませんね」


「そういうこと」


「ぐあっ!?」


 男はそう言うと、少年の顎を蹴りあげ、気絶させた。




[その頃 また別の場所]

「また、おもしろいことが起きそうだねぇ」


 そう言って私は背伸びをした。私はおもしろいものが好きだ。例え、それが大量虐殺だとしても。私はこれから、新しい殺し(ゲーム)を今から起こるショーを眺めながら考えようと思う。


 《遊戯王(ゲームマスター)》の名において。

1章完結です。読んで頂きありがとうございます。2章もよろしくお願いします。


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