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狂 気 前 夜   作者: Raymond Kobayashi 訳:天野なほみ
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   滋子は次の晩も僕の家にやって来ました。僕はこの天使に嘘をつきとおす事が出来ませんでした。僕は彼女の膝を抱いて、自分の顔を隠すようにし、この二日間、僕を責め苛んでいたものが何であるかを告白しました。彼女は泣いて謝りました。もう一生水着にならないと誓いました。そして、その時から、僕は彼女の特定の部位に並々でない興味を抱きました;それまで全然僕の注意の対象で無かったそれらに。服を着ていない状態の彼女がどんな風に見えるかしらと、絶えず想像しました。

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