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美少年で人生やりなおそ  作者: うもうぶとん
幼少期編
30/73

眠そうな侵入者



 「それでは早速今日から訓練を始めよ…」

 「すいません、少しよろしいですか」

 

 「!?」




突然入り口の方から声がした。びっくりして体がビクッとしてしまったじゃないか。

でも、ここには俺と父様とローランドしかいないはず。ランスロットは父様達と入れ違いで屋敷に向かったし…。


 「そのバッジ…君は、統括機関か…」

 「はあ…一応そうなりますかね…」


入り口の前に立っていたのは一人の青年だった。

深い緑色の髪をしており、後ろの髪は短めなのに前髪が邪魔で顔が見えない。背はランスロットと同じくらいで、細身の体型である。しかしどこか頼りない感じがあり、細いというよりは華奢な感じを受ける。

入り口の壁に寄りかかっているためなのか、口調が妙に弱々しいせいなのか、全体的に眠そうでやる気が感じられない。

黒のシンプルなジャケットに黒いズボンを履いている。その上から足下まである黒いローブをかぶっている。

胸元には統括機関のシルバーのバッジが光っている。


 「どうやってここまでたどり着いたんだい?統括機関とはいえ、そう簡単には入れないはずだけど」


確かにこの男、全く気配が感じられなかった。俺はともかく、父様やローランドが気配に気づかないわけがないのに。

それに、二重結界も張ってあるのに…。


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