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美少年で人生やりなおそ  作者: うもうぶとん
幼少期編
27/73

薄暗い希望




そうやってしばらくは精霊と戯れて過ごしていたが、それにもだんだんと飽きてきたころ、父とローランドが俺の部屋を訪ねてきた。


 「父様!ローランドさん!」


久々に会えた父様にテンションがあがり、勢いよく飛びついた。父様は難なく受け止め、俺を持ち上げきつく抱きしめてくれた。頬にキスを一つすると、申し訳なさそうに眉を寄せた。



 「ウィル、なかなか会いに来れなくてすまない。もう少し待っていてくれ。

  またみんなで暮らせるようにしてみせるから」

 「うん…」


思う存分抱きしめあってから、いったん離れる。


 「それとね、ウィルには光因子の魔力コントロールの訓練を受けてほしいんだ。

  今日からローランドについてもらって、少しずつ鍛えていこう」

 「でも、どこで訓練をすれば…」


ここからは出られないんじゃ…?


 「ああ、言ってなかったね。この部屋は小さいけどトレーニングルームもあるんだ」


そういってリビングにあるローテーブルに手をかざすと、テーブルが消えて下に続く階段が現れた。


 (魔法ってやっぱすげえ…)


父様は俺を抱いて階段を下りた。


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