表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美少年で人生やりなおそ  作者: うもうぶとん
幼少期編
23/73

目覚め






俺が完全に目が覚めたのは、それから三日後のことだった。



前回目が覚めたのとは違い、頭がすっきりしていて目覚めの良い朝だった。

白い天井に白い部屋。ここは病院だろうか。

ぼーっと窓の外を見ていると、看護師らしき女性が入ってきて小さい悲鳴をあげながらまた外に出て行ってしまった。

しばらくすると、医者らしき人が来て軽く触診しまた出て行った。

数分も経たないうちに父様、ルー、アルバート、ランスロット、マリウスが勢いよく入ってきた。


 「おはよう、みんな」


そういうと、ルーは泣きながら抱きついてきて、父様はルーごと俺を抱きしめた。

アルバートは今にも泣きそうなマリウスの頭を撫でて、ランスロットは優しい目でこちらを見ていた。

ああ、みんなに心配をかけてしまった。と痛感した。


ルーを抱きしめ、父様に抱きしめられてしばらくそのままで過ごした。



 「心配かけてごめんね…」


ルーが落ち着いたのでいったん近くのいすに座らせた。


 「いいんだ、こうして目を覚ましてくれただけでもういいんだ。それより、五日も眠っていたのに起き上がって平気なのか?」

 「うん、頭もすっきりしていてとても調子がいいんだ」


眠り続けていたことによる体のだるさも全くない。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ