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美少年で人生やりなおそ  作者: うもうぶとん
幼少期編
21/73

side:アーサー




ウィルが悪魔に襲撃されたと聞いて、心臓が止まりそうになった。

最近スポットが多くなっているという報告を受けていたが、まさか結界の張ってある街に悪魔が出るなんて。

アルバートが血相を変えて俺のところに来た時には、ユリエルもそこに向かって屋敷を飛び出した後だった。

ルーはワイアットの屋敷で保護されていることもアルバートが移動しながら報告してくれる。

よかった、ルーが無事だと聞いただけでも少し気持ちが落ち着く。

でもまだ不安が拭えない。なんで今日に限って…!

スポットが多くなっているとはいえ、街にまで被害は無いと思い込んでいた。甘かった。

とにかく早く現場に向かわなければ。ウィル!








現場に着くと、倒れているウィルと医療魔法を展開しているマリウス、ウィルの手を握りながら呼びかけているユリエルがいた。


 「ユリエル!マリウス!」


呼ぶと二人ともこちらを向いた。その瞬間二人の顔が緩み、同時に倒れた。


 「おい!ユリエル!ユリエル!」

 「マリウス!しっかりしろマリウス!くそっ!」


合流したワイアットがユリエルを抱き上げ、一緒に来たアルバートはマリウスを抱き上げた。

私はウィルを抱き上げると、変化に気づいた。


ウィルの魔力因子が…変化している……?


大地の因子が感じられず、光の因子に満ちている。

そんな…ばかな…




どうして…どうしてウィルなんだ……




私は強くウィルを抱きしめた





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