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美少年で人生やりなおそ  作者: うもうぶとん
幼少期編
12/73

夜会から変わったこと 3


そしてもう一つ、彼らと会うようになってかわったことがある。

俺の魔法訓練にユーリが加わったのである。


ローランドに稽古を付けてもらっているという話をしたら、ぜひ一緒に訓練を受けたいという話になり、相手がいた方が上達も早いだろうということであっさりと二人一緒の訓練の了承が得られたのである。


ユーリは火と大地と闇の因子を持っており、かなり優秀だった。俺と同じで、幼い頃から魔法・体術訓練を行っていたらしくかなりレベルの高いコントロール力と魔法を扱えていた。

それに対して俺は、魔法の種類はかなり多く使えるようになったものの、コントロールがうまく行かず力が大きすぎたり小さすぎたりして安定しなかった。


勉強する時間も増やした。魔法に関しての才能があまり無いと分かってからは、それこそ死にものぐるいで勉強した。


魔法学院で習うような内容の本はすべて読破してしまい、今はもうすこし専門的な内容の本を用意してもらっている。特に今お気に入りなのは、精霊に関する本だ。




この世界には魔獣や悪魔以外にも精霊が存在する。この精霊については謎な部分が多く、種類も正確には分かっていないが、今のところ人間には友好的だという。

魔獣などと違って、見える者と見えない者がわかれ、見えない者の方が圧倒的に多い。

故に、精霊を見ることができなおかつ使役できる精霊使いはとても貴重で、それこそ統括機関に管理されている。


とはいえ、精霊使いがストレスを感じると精霊に干渉できる力の大きさが小さくなり、精霊使いとして機能できなくなってしまう者もいるため、統括機関に管理されこそすれ縛られることは無い。

統括機関としては、徹底的に管理し研究したいのだろうが、そうすると力が弱くなってしまう。

そんなジレンマがあるため、精霊についての研究はあまり進んでおらず、精霊使いも自由に生活できている。

また、精霊使いには光の因子を持った者が多いため、光の魔法と何か関係があるかもしれないと言うことが最近の研究で分かってきているらしい。なにせ絶対数が少ないので、統計を取るのも一苦労なんだとか。


こんな感じで、大学レベルの専門書を読みあさっては知識を手に入れている。

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