表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の継承3  作者: 夜海 来火
第1章 混乱の中に動く者
14/146

12話 作戦開始

作戦当日。デュージルは俺たちを集合させ、作戦を言い渡した。


「今回、黒虎連合は三つの敵地を占領する。地図上の一番北の敵地をA。一番東の敵地をB。一番南の敵地をCとすると、俺たちが占領する敵地はBだ。30分後、俺たちはこの敵地Bへ出発する。何か質問はあるか?」

「敵地へはどうやって移動するんだ?ここからではかなり距離がある」


俺はそう質問すると、デュージルは答えた。


「俺たちは馬を使って移動する。一人一頭だ」

「う、馬なんて乗ったことないぞ」

「感覚で覚えろ。お前ならできるさ」

「なんで馬なんだ?馬より車とかのほうが、敵からの攻撃も防げるんじゃ…」

「車などの乗り物だと音で見つかってしまう。なら、敵地の近くまでは馬で速やかに移動し、そこから徒歩で侵入するという作戦だ」




そして、30分後、俺たちはそれぞれ馬に乗り、敵地へと向かって出発した。





そして、俺たちは敵地付近へと到着した。

そこで馬から降り、徒歩で敵地へと近づいた。


敵地はどうやら街のようだった。

どの建物も低く建設されていて、見張り台のような建物はなかった。



俺たちは敵地へ侵入し、街の住宅街を走っていた。


「敵の数は8人と本部から聞いた。つまり敵は二グループのパーティだ。まず、そのどちらかのパーティを倒す。そしたら次にもう片方のパーティだ」

「「「了解」」」



デュージルの指示に俺たちは返事を返すと、ある声が俺たちの背後から聞こえてきた。




「ここにいたか」





「……ッ‼」


俺たちは背後を振り向くと、そこには敵パーティがいた。

敵はデュージルの得た報告通り4人。もう片方のパーティにもう4人いるのだろう。



敵パーティの男は俺たちに剣を向け、こう言う。

「黒虎連合のパーティだな。ここで消えてもらう」


すると、敵パーティの3人の男たちが俺たちにそれぞれ剣を構え、襲いかかった。


しかし、その3人の目の前をカッターブーメランが飛び、3人はその場で尻もちをついた。


そのカッターブーメランは俺の手元に飛んでくると、俺はカッターブーメランを二つの拳銃の姿に変化させ、三人の男たちに拳銃を向けた。



「武器を降ろせ。死にたくないならな」




俺は拳銃を男たちに向け、そう言った。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ