表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

~君と私が見た夢~

~君と私が見た夢~

作者: 闇龍

中学三年生の先輩

とてもかっこよくて人気者だ

まだ私が部活に入りたての時…

体育館の入り口に複数の男子と話していた先輩

少し気まずい雰囲気

そのまま通り過ぎ去ろうとした


「可愛いね」


不意に聞こえた声

それが先輩

バドミントンラケットを持ちながら笑いながらそう言った

この先輩絶対たらしだろうな…

なんて思ってた


しばらくしてシングルスの試合を女の先輩とやった

結果負けてしまった

あと少しだったんだけどスマッシュ決められたらもうね…(笑)

一人悔しさにイライラしていた

悔しくて、悔しくて仕方がない

そんなとき、先輩が


「打ち合いしようか」


優しく声をかけてくれた

慰めじゃなく、ただ単純にそう言ってくれたんだと思う

もうその時から私は恋をしていた

その先輩に…

密かに思ってた


打ち合いが終わり、最後に


「頑張れよ」


一言呟き去って行った


引退の時

告白しようと考えていた私

でもなかなか出来なくてそのまま引退

後悔だけが残る

暑い夏

蝉が鳴く

あの日だけはなぜか暑さを感じなかった


月日がたち、私が三年生になった

学校見学に友達と行った

もちろんその大好きな先輩がいる高校に…

部活見学の時、弓道部に先輩を発見

変わらない笑顔で


「久しぶり」


そう言ってくれた

相変わらずいろんな人に囲まれてやっぱ愛されてるんだな…

なんて思った

少し妬いてたのかもしれない


まだ好きだよ

まだね…

いつか会う日があったら伝えたい


「好きだよ」


って…



いつかまた会う日まで

消えない気持ちをしまっとく

必ず伝えてみせる

この気持ち…




この話はノンフェクションです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ