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スケグネス

SFカテゴリーで『光と陰-織りなす夢に形』に、双子の美人をヒロインにして毎日投稿しています。


僕らの人生における『夢』って一体なんなんだろう? というテーマで物語を綴っているのですが、それを読んで頂いている方々はもちろん!エッセイ好きな方々も是非ご一緒に時間を過ごせればと思い、そもそもSNSでアップしていたエッセイをここに書くことにしました。

実はエッセイを書くのが好きなのですが、そんなものを投稿しても誰も読んでくれないだろう!と思い、その気持ちを小説に織り込んでいました。

このエッセイで書く事柄は、その物語の種になっていくのだと思います。


その時々で思った事感じた事を綴っていくため投稿は不定期です。

こちらも是非お付き合い下さい!

スケグネスとは、

イギリス東部の北海沿いにある町

イーストミッドランズのリンカンシャーという

日本では県にあたるシャイアにある。


僕は、以前、『熱帯のビーチ=綺麗!』と硬く信じていたのだが、

『あっ 寒い場所でも綺麗なビーチがあるんだ!?』と

気づかせてくれたのが、イギリスの海だった。


その最上級としては、

イギリス南西部のコーンウォールにある

シリー島は、まるでトロピカルアイランドのような白い砂浜が広がっているのだ。


イギリス人はバカンスには、

よくスペインやギリシャのビーチに行くファミリーが多い。


国内は海外より価格が高めであるが、

コーンウォール、ボーンマス、ブライトンが高級ビーチリゾートとしては人気である。


その中で、

庶民が行くビーチリゾートの一つにスケグネスがある。

英国南部は高めなので、北に行けば安くなるわけだ。


庶民の私たちファミリーは、

スケグネスが大好きなのだ。


レンタカーを借りて行くと最高!

そう、英国の場合は、日本が参考したので、

もちろん右ハンドルの左側通行

日本との違いは4叉路の交差点の代わりに

ランダバウトと呼ばれるぐるっと回る交差点があるだけ。


リンカーンシャーの緑の丘が連なる

心地よいワインディングロードを走って到着してみると

まるでタイムトリップしたかのような

レトロな街が海前に広がっている。


これは、50年代から60年代の空気感だな〜

ピアと言われる桟橋があり、

そこにはレトロなゲーセンがあるのだ。

そうそうコインを入れてやるやつだ。


近代的なホテルもあるのだが、

レトロなホテルも未だ健在だ。


僕らがよく泊まるのは、

カウンティーホテル

もちろん全室シービューであるが、

なんと1935年にできたとか。


ほぼそのまま残して使っているので

建築様式はなんと貴重なアールデコなのだ。

これが素晴らしい!!

僕はアールデコが大好きなのだ。


あまりにもアールデコが好きなため、

僕がプロデュースした

あるレディースブランドのショップ内装を

アールデコ風にしてみたほどだ。


店舗内装の専門家からは

『アールデコの内装で今まで成功した例はないんですよねー』

と言われた。

もちろん、反骨精神の持ち主としては、

『じゃー いっちょやってやろうじゃん!!』と

チャレンジしたのだった。

結果は、残縁ながら 見事に玉砕だった・・・


話戻って、

ニューヨーク自体はアールデコの街と言われているが、

戦火に遭ったヨーロッパではなかなかアールデコに出会えない。


だが、このホテルが別格だった。

エレベーターもそのまま

パリでもよくある

手動で表ドアを開けて、

鉄格子の中ドアも開けて乗る

っていう50年代の映画によくあるやつだ。


この空間にいるとまるで1900年の前半にタイムトリップした

錯覚に陥るのだ。


ビーチも広くて白い綺麗な砂浜が伸びている。

当時1ポンド、今は2ポンドかな?

のアイスクリームを頬張るとご機嫌になれるのだ。


また、ここでゆっくりと時間を過ごすファミリーも

庶民派で、とてもアットホームな雰囲気なのだ。


その時、僕らは車椅子で妻の母を押していた。

歩道に段差があるので、てこずっていると

若いファミリーが手伝いましょうか!?

と言って寄ってきてくれたのだ。

これがイギリスの普通の風景なのだ。


ビーチ前にはいくつものフィッシュ&チップスのレストランが立ち並んでいる。

僕は日本では魚が食べられないのであるが、

これはイケる。

ヨーロッパの魚は日本のより魚臭さがないのだ。

そして海を眺めながらまったりとした時間が流れる。


これ最高じゃん!!


リタイアしたら、ここに住もうかな!!

と思っていたのだが・・・

コロナ禍があり、

ヨーロッパも前と違った空気が流れてきてしまった・・・


また、元に戻った時に

住んでみたいと思っている。









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