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就活とは?

SFカテゴリーで『光と陰-織りなす夢に形』に、双子の美人をヒロインにして毎日投稿しています。


僕らの人生における『夢』って一体なんなんだろう? というテーマで物語を綴っているのですが、それを読んで頂いている方々はもちろん!エッセイ好きな方々も是非ご一緒に時間を過ごせればと思い、そもそもSNSでアップしていたエッセイをここに書くことにしました。

実はエッセイを書くのが好きなのですが、そんなものを投稿しても誰も読んでくれないだろう!と思い、その気持ちを小説に織り込んでいました。

このエッセイで書く事柄は、その物語の種になっていくのだと思います。


その時々で思った事感じた事を綴っていくため投稿は不定期です。

こちらも是非お付き合い下さい!

今日のお話は『就活でお悩みの方』『就職してお困りの方』への参考になればと

思って書きます。

しかし、これってなかなか大変な事ですよねー

自分の人生を決めるわけですから。


以前 僕は、大学教授時代はゼミを担当していたので、ゼミ生の就職活動指導もしていました。

教職に就いて10年以上そういった就活指導もしてきたのですが、

自分的には、もしかしたら、講義をするよりも楽しかった気もします。

そして就職率100%!

そして学生達からも感謝されたような気もします。


さて、では、その指導法は?

僕の就活指導の対処法はファシリテートでした。

決してこちらからは結論を押し付けないのです。


以前 高校の進路指導室の先生と話したことがあり、

その先生が言われた事に驚いたのですが・・・

『今は生徒に夢を持ちなさいというと、親御さんから、そんな無責任なことを言わないで下さい!というクレームが来るんですよ〜」と言う事でした。


僕自身は”夢”は人生の糧であり、それ無くして無味乾燥な時を過ごすことになると実感しています。

よって、

学生との就活指導では、必ず、これからの夢や目標、そしてもっと軽くすると

好きな事、やっていて楽しいことを聞くようにしていました。


そして、

まずは、それをFIXしてからスタートとなります。

その次は、「じゃーそれを実現して行くには、卒業したらまず何をすればいい?」

それには、学生達はなかなか答えられないのです。

僕としては、それを予想しているので、

まず、その学生の終着点に向けた様々な選択肢を具体的に広げてあげる事になります。


といった風に、阿弥陀的に あくまでも『できないかもしれないけど』の仮説ということで

段階的なキャリアプランを一緒に考えていきます。

すると、どうでしょう?

学生達は、自分が描いた夢へのキャリアステップを疑似体験する事になるのです。

そして、それって、いいのか よくないのか? を自己判断し最終的に自分で結論を出すシナリオです。


これが不思議!

それまで夢なんかなかった学生も

将来の断片が見えたのか?

自分が描いた映像に向かって歩むようになるのです。


そして、彼ら、彼女らは、目標が定められたので、

企業研究をして

説明会に参加し、

面接を受けて行くのですが、

やはり未経験なので、節目の踊り場で迷います。

そこで僕の登場です。

以前の企業時代は採用側にいたので先方の意図がわかるからです。


というような感じで就活指導をして行くわけですが、

卒業してもインスタなんかで相談してくれる卒業生もいたりして、

まあ、頼りにされているという事なので嬉しい限りですよね!


しかしながら、やっぱり20歳前後で将来の職種を決めるのってのはとても難しい・・・

指導していても、この子達よく決められるよな!?と思うぐらいでなのです。


なぜなら、僕は学瀬時代に決められなかったからなのです。

漠然と

『おしゃれな業界がいいな』 とか

「外国人、特に女性(笑)と話すのが好きだからそんな仕事がいいな』とか

『世界を飛び回れる仕事がいいな』

と思っていただけでした。


特に国際的な仕事がしたいというのが大人を前にしても”建前”だったので、

学部は経済学部、そしてゼミは金融のゼミを選択しました。

当時はバブルだったので、国際的な金融の仕事がもてはやされていたわけで、

『カッコいいかも!』と思ってしまったわけですね。


そして、バブル期だったので、内定を何社が頂き、

いざ、会社を決めるときに

そこで我に帰りました。

『銀行?? 僕が?? お金に興味ないのにだ大丈夫かな?』と。

実は数字が一番嫌いだったのです。


そして、自分なりに悩んだ結果

他に内定をもらっていた百貨店に就職を決めました。

その理由としては、バブル期に絶好調な業種だったのと、

『今決められないから、幅広い将来が漠然と広がっていて、ガチじゃない仕事』

それと、大好きなファッションの仕事もあるし みたいな。


それはある意味正解でした。

もし銀行に行っていたらと考えると・・・

冷や汗が出ますね。

1っか月で辞めていたかも!?


しかしながら、

その時代に絶好調だった業種は、ほぼ全て20年後には淘汰されていきました。

この経験を持って学生達には、『今、人気の業種だからと言っても、それだけで選んじゃダメよ!』

と言ってあげています。

『それよりも、ずっと続けられそうで好きなことを選んだ方がいいよ!』と。


そして、僕は結果的に、

小売業からファッション業界に転換し、

そこでやっと将来が開けたのでした。

しかし、これがチャンスと思った時には死ぬ気で頑張りましたね!


その原動力になったのが実は・・・

学生時代に持ったバックりとした夢だったのでした。

その夢のイメージに近づくように頭がピキピキとキレそうになるぐらい

頑張りました。


なぜなら、なぜか後ろから押されているような感触がするときには

成功するのでした。

学生へも『波に乗ったらそこで踏ん張って頑張る!そして行けるところまで行ってみな!!』

とアドバイスもしています。


さてさて、この辺でまとめてみると、

僕自身、特に得意なこともなく、学生時代は将来が不安で、

全く的確な進路を決められませんでした。

まさか、社長をしたり、先生をするとは全く持って思ってもいませんでした。

人生、予期せぬことがほとんだと思います。


そんな中でも20代でやって良かったことは?

『将来 こんなふうになりたいな〜』という漠然としたイメージがあったことです。

そんなものでも目標さえあれば、その過程であるキャリアステップはある程度変更可能なのです。

阿弥陀をやるイメージで冒険していけばですが。


今の時代

GW前に内内定をもらう学生も多くなっていますが、

これから就活勝負な学生諸君!

夢を持って、

それをゲットしに旅に出る

楽しいアニメの冒険のようなイメージで

人生のプランをイメージしてもらえれば

就活自体

ロールプレイングゲームのような感覚になり

楽しめると思いますよ!


がんばってくだいねー!!







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