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うちのメイドは手厳しい  作者: おりゆき


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あとかさきか

「お待たせいたしました。」


こちらこそありがとうございます。

テーブルに置かれた箱からメイドさんはケーキをスライドさせて取り出した。


特に何か祝い事があるわけではないが買ってきてもらったホールケーキ。キレイな白の土台が大部分を占めていた。

大きいエプロンの色に擬態してしまいそうなくらいの色合いだ。


おかしい。後で乗せるタイプのケーキのはず。


箱の中を覗き込んだが中は空っぽだった。箱の写真にはちゃんと丸の土台にイチゴが乗っている。

もう一度視線を落として確認するが、箱の中からクリームの甘い香りが漂っていることしか感じられなかった。


「ところで美味しいものは後で食べるタイプですよね。」


その通りだ。

突然の質問に素直に答えてしまう。見抜かれている。


「私は先に食べるタイプです。」


突然の告白。ただその真意は?


メイドさんの手には後のせ用のイチゴが入っていると思われる細長い箱があった。


こちらが気づいたと否やすぐにキッチンにいき、箱のかわりに包丁に持ち替えている。


「さぁケーキを分けましょうか。」


ケーキの方は半分なのか、そちらも早いもの勝ちなのか。

念のため時計の針を確認した。まだ予約した時間内だ。

一緒に楽しめる時間があるだけで幸せか。

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