ニートスズキが異世界転生した件
この作品はニートスズキ氏からの許可を得て執筆しております。
江東区を走る中古の原付、乗っているのはニートスズキである。
いつもの江東区に突如災難が降りかかる。
ニートスズキの走る原付にトラックが突っ込んだ。
ニートスズキは即死した。
「なんだ・・・ここ」
ニートスズキは目の前に広がる光景に驚愕した。
ニートスズキの目の前には中世の街並みが広がり魔法使いや戦士や商人が街を歩いているのだった。
街には魔法で動く馬車や商人の売る異世界の果物など摩訶不思議なものであふれていた。
「まさか・・・異世界転生!?」
「異世界転生ってことはまずはギルドで職業みつけないとな」
ニートスズキはギルドらしき建物に入った。
「こんにちは!ギルドです!職業判定ですか?」
「はい、よろしくお願いします」
「では判定しますね!えい!」
ニートスズキの前に不思議な光が広がる
ギルトの職業判定カウンターに職業が表示された。
「え・・・」
受付のお姉さんは驚愕した。
「スズキさん、あなたの職業はえーと・・・ですね」
「なんですか?なんでもいーっすよ」
「えーと・・・大変いいにくいんですけど・・・」
「スズキさんの職業判定は、ニートです・・・」
「えええええええ、まじすか!?!?!?」
異世界でもニートスズキの職業はニートだった。
「当ギルドではパートナー制を取り入れています。スズキさんのクエストのパートナーを紹介しますね」
「ええと・・・パートナーの職業は姫騎士です。
名前は・・・ゆずか姫さんですね!」
「は?」
ニートスズキは唖然とした。なんでよりによって嫌いな配信者のゆずか姫がパートナーなんだ。
「では、ゆずか姫さんを呼んでいますね」
「え!?なんであんたがパートナーなわけ!?」
ニートスズキの前にはミニスカートに鎧をまとったゆずか姫が立っていた。
「それはこっちのセリフなんだが」
二人は同時につぶやいた。
「ニートスズキとだけは…絶対嫌!」
「ゆずか姫とだけは………絶対嫌なんだが!」
その瞬間ニートスズキの目の前には見慣れた天井が広がっていた。
窓から景色を見てみる。
窓の外には東陽町の街並みが広がっていた。
「よかった。いつもの東陽町だ。変な夢を見ちゃったなあ」
今日もまた、ニートスズキは東陽町を原付で走り続ける。