ぬいぐるみが人になってるんだが
今まで異世界物しか書いて無かったので新しいものに挑戦しようとこれを書きました。
まぁゴミに等しいですが、それでも見てくださるのなら嬉しいです。
―――――――――諸君、私の名は辻大和(ツジ、ヤマト)名前の通り男だ。趣味?そんなものは小説とゲームに決まっているじゃないか……なんでそんな口調なのかだと?それはそう言う歳だからだよこれ以上言わせようとすると憲兵呼ぶぞ。
さて、本題に入ろう。私が大切にしているぬいぐるみがあるのだが…よく抱き枕として使用しているが…男なのにぬいぐるみを持っている事に突っ込むのはやめてもらおうか…コホンコホンさて話を戻そう。よく抱き枕として使用しているんだがそれが朝起きたら無くなってたんだよその起きた日は土曜で時間もあったから家中を探したが見当たらない、弟に聞いても「知らんがな」両親に聞くも「いい加減捨てろ」と言われた…ぬいぐるみを捨てるとかできるわけが無い。だが家中探してもないって事はゴミに出してしまったって事にして諦めた。そして次の週の土曜日、両親は会社で長期帰ってこない、弟も学校の修学旅行でいない…1人の時間が出来たわけなんだが…ぬいぐるみ及び抱き枕を諦めず家中探したら自分の部屋の棚の中に何故か入っていて取り出したわけなんだが、突然眠気に襲われて寝たんだ。そして何時間経ったのかは分からないが起きた時頭の上に女の子がいたんだ。…信じられるか?眠気に襲われて、寝て起きたら女の子…全く展開が読めない。まぁ話しかけたんだ。…言い忘れていたがぬいぐるみの名前は「パルヴス」ラテン語で小さなという意味だ。
「…あの…」
ここでコミュ力の低さが出てしまった…どうしたらコミュ力って付くのだろうか?そう思っているうちに謎の女の子も声をかけてきた。
「…あ、おはようございます!大和さん」
????なぜ貴女は私の名前を知っている…私はあんな美少女と知り合いではないぞ…悲しいことに
「あの…どなたですか?」
本当に誰なんだ…両親が雇った家政婦か?いや両親は家政婦なんて絶対に頼まない。
「大和さん、分かりませんか?…パルヴスです」
嘘…だろ…ぬいぐるみが人になっただと?…理解出来んがこれが現状、信じるしか無いようだ。
「…本当にパフヴスなのか?…私がお前に相談した事覚えてるか?」
これ覚えてきたら本当にパルヴスって事が確定するぞ…
「友達について…ですよね…」
…本当にパフヴスだ…この友達についての話はパルヴス以外まだ誰にも話していない…
「何故お前はこんな家にいる…お前ならどこ行っても絶対に拾って貰うえるぞ」
こんな美少女を引き取らない人など人ではない。そんなやつなど人もどきだ。ん?引き取らない人がいたらだって?………その時はその時だ。他の案を考える。
「私がこの家を出ないのは外が怖いからなのとこの家には優しさがあるから…ですかね」
…自分より優しい人なんていくらでもいるぞ…でもぬいぐるみって外出た事ないから確かに怖いだろう。
「…優しい人なんて俺以外にもいるし、外が怖いなら俺が一緒に行くから大丈夫」
何気に恥ずかしいセリフを言った気がするが気にしたいでおこう。あと察した方もいるだろうが、知人はあの中二病風で初見の人などは通常に戻る。使い分けるのだるいから通常に戻して良いだろうか…まぁいい勝手にしてしまおう。
そして彼女はこう言う。
「……そう言う謙虚で優しいところがあるからここがいいんです」
まぁ相手がここでいいと言っているわけだから無理に出す必要もないか…
「わかったよ…だが弟と両親が帰ってきたら元に戻れよ?」
元に戻ってくれないと説明がめんどくさくて大変なんだよ…だから元に戻れることを願う。
「元に戻る事なんて出来ませんけど…」
「え?…戻ってくれないと親に粛清されちまう()」
「そ、そう言われても…」グスッ
やべぇ泣かしちまった…こういう時どうすれば良いんだよ
「す、すまん…帰ってきたら事情説明するよ…」
消されないといいんだが…消されたら消されたで諦めよう。
「ほ、本当ですか!」
「あぁ…まぁあと3日は俺一人だからまだ報告はしないが」
弟はこう言うの信じるからいいとして親がなあ
面白かったと思ったらやらなくても良いですがポイントを入れて下されると嬉しいです。