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其の一  作者の性格

八幡「のっけから小田家に関係ないことを話すというのもおかしなことだが、作者の異常性のある趣味について話してみよう」


氏治「たいしたご挨拶ね……当家の関連項なんだから当家の紹介から始めなさいよ……」


白木「唐突にはじめてしまって恐縮ですが、作者の好きな玩具(げいむ)の○長の野望という作品のお話から入りますので話についてこられない方は申し訳ありません」


八幡「まぁ、この作者、一度も信長プレイしたことねーけどな。ひねくれ者だから」


氏治「誰それ? 武田信長?」


八幡「はいそこ、歴史好きでも勘違い起こす名前出さない」


白木「えっと、武田信長とは、上総国真里谷家の祖で真里谷城というのを建てたそうです。甲斐武田家の血筋ではあるみたいです。でも戦国期にはかの武田信玄公とはかかわりない人物ですね」


氏治「そうだ! 上杉や北条との同盟がうまくいかないなら、武田家に同盟を申し入れればいいじゃない!」


八幡「とりあえずお前は一度黙れ」


氏治「……」


八幡「このゲームはある程度なれると急に難易度が下がってくるからな。誰しもが縛りプレイで天下統一を目指したことはあるだろう。ただ、この作者のような地味な楽しみ方をする人間はそうはいないと思う」


氏治「作者が地味だから物語が地味になるのね」


白木「えっと、八幡様、続きをお願いします」


八幡「おう。この作者は、有名大名同士の紛争地域等の大名を選択して、それぞれの大名がパワーバランスを崩さないように史実をたどらせるのを楽しむという変人だ。しかも、作品によっては試行錯誤して日本各地に飛び地を作って各大名同士を旨く仲裁したり潰したり、わざと領地をあげたりして極力歴史をたどるようにする」


白木「なんといいますか……何をしたいのかわかりませんね」


八幡「だな。で、無名の大名を潰してって、無駄な戦争しかけて国力整えて、そしてまた様子を見る。延々とそれを繰り返すのが大好きらしい。で、最後の方はどこかの大名家に所属して、最前線で忠臣気取って防衛線を押したり引いたりさせて楽しむと、最後には放り投げる」


白木「天下統一はしないんですか!? 酷い……」


八幡「まぁ、天下統一に関してはしてない人も結構いると思うけどね。後半が作業になりすぎてつまらないし」


白木「そういうものなのですか……ですが、その世界の民はかわいそうですね」


八幡「まぁな。でもまぁそういうもんだとしか言いようがない。ところで、氏治どうした?」


氏治「貴方が喋るなって言ったから黙ってたんじゃない。何というか、作者って本当に変人ね」


八幡「まあ、それは本人も自覚してるだろうよ。ただ、お前も大概だがな」


氏治「私のどこが変人だっていうのよ!」


八幡「はぁ、うつけぶりなら西のおだ家にも勝るとも劣らぬというのに、どうしてこうも違っちゃったかねぇ……」


氏治「どういう事よ!」


信長「史実だとこやつはわしとタメじゃがな」


氏治「え?」八幡「え?」白木「え?」


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