人生の羅針盤
掲載日:2026/05/11
世間の荒波にのまれて私は息を絶え絶えにしている。
こんなにも社会というものが私の心の深部にまで侵食してくるなんて学生の頃には微塵も考えなかった。
もっと薔薇色の未来を用意していた。
その用意が音を立てるが如く一気に崩れていくのを私はただ茫然と見つめていた。
自分というものが乖離している。
自分を別の角度のもう1人である自分が見つめている。
精神分裂病
いくつかの精神が1つの身体に同居している。
私はただ平和に幸せを温かく求めながら
気軽で軽快な人生航路を求めていたはずなのに
社会と自らの境遇とは似ても似つかないほどの株価の暴落。
私は何を求めてこの先に生きていけば良い。
羅針盤なんて持ち合わせていないんだよ。




