登場人物紹介1
第一章で初登場する方々です。
本編で名前は出たのに、ここの紹介に入っていない! なんて方々は二章以降の活躍にご期待を。
※多少のネタバレを含むので、第1章を読み終えていない方はご留意ください。
【鬼塚家】
鬼塚 秀一
鬼塚家の大黒柱。過去にシュリネスと出会い、もともとは人間であったものの、彼女に吸血されて少し日光が嫌いになった。その代わり、身体能力も向上したらしい。
頭脳明晰で、いつも穏やかな性格。嫁のことも娘のことも溺愛している。
血液型はA型。食べ物の好き嫌いはないが、嫁の手料理はいくらでも食べる。誕生日は11月9日、38歳。
シュリネス・ブライム・ストルク
吸血鬼。プライドが高く、夫である秀一以外の人間には高圧的。相手のことを支配することに喜びを覚えるようなSっぷりも持つ。知り合いの吸血鬼に提案され、真弥を誘拐したそうだが……?
基本、外には出ないが、夜に飛行していることがある。夫を「ダーリン」と呼ぶ。よくタイツを着用している。
吸血鬼は体内で血を作らず、飲んだ血が流れる。彼女には秀一の血が流れている(A型)。血以外の食事もでき、特にワインが好き。誕生日は11月8日、20代の美貌を持つ。
フィリード・デイル・ストルク(鬼塚 朱音)
吸血鬼と人間のハーフ。身体能力はやや人間寄り。日光に当たっても害はないが、不愉快ではあるそうだ。真弥が初めての下僕(眷属)で、他の人間よりも特別な思いを寄せている。よく生脚を晒している。
シュリネスよりも血が好き。吸血は食事だけでなく生殖行為も兼ねているそうだが……。
血液型はA型。父の血液よりも下僕の血液のほうが好き。苦い食べ物はほとんど苦手。誕生日は8月23日、16歳。
【山石家】
山石 真弥
機械的な日々の繰り返しに飽きていた高校生だったが、ある日フィリードの下僕となる。妹との二人暮らしのおかげか、料理が得意だったりする。妹以外の女性とお近づきになった経験が少なく、フィリードとの関係にも戸惑っている。
主人の生脚が気になり、無意識のうちに見てしまうことと、妹の兄離れが最近の悩み。
血液型はA型。焼きそばがこの世の食事の頂点だと思うほど好物。焼きうどんは大嫌い。食感が合わないらしく、忌み嫌っている。誕生日は5月6日、17歳。
山石 結月
女子中学生で真弥の妹。医師から紫外線アレルギーだと診断され、それから外出する時はいつでも日焼け止めクリームを塗っている。兄への信頼は厚く、起床が遅い時は朝食を作ってあげたり、起こしてあげたりと面倒見もよい。
アレルギーのせいで外では履けないため、室内でミニスカートを履くことが多い。水着に憧れている。
血液型はO型。兄の食生活に染まり、肉が好物となった。特にデミグラスソースつきのハンバーグ。甘いものは嫌いではないが、生クリームを食べ過ぎると気分が悪くなるため遠ざけている。誕生日は4月10日、14歳。
【神山家】
神山 理苑
気弱な高校生。真弥とは幼い頃からの親友で、昔はよく近所の神社に行ったりして共に時間を過ごしてきた。オカルトオタクなため吸血鬼と出会った真弥を羨んでいる。しかしながら怖がり。そのためオカルトの中でも幽霊系は嫌い。
ブラコンな姉に溺愛されているが、本人は迷惑に感じている。ただ、姉が嫌いなわけではないようで……。
血液型はAB型。甘いものに目がなく、いくらでも食べられる。辛いもの全般が苦手。食べ物ではないが、虫も苦手であり、触れないどころか直視もしたくないほど。誕生日は10月18日、17歳。
【悪魔】
ルン
自称超絶プリティな悪魔。悪魔界の学校でフィリードとは同級生だった。相手を瞬時に洗脳できる「悪魔の囁き」を多用してイタズラするのが趣味。いつも露出が多かったり、きわどい服を着ているが、それは彼女の出生に理由があって……?
男性よりも女性のほうによくイタズラをする。
悪魔に血液型はあるのだろうか……。大好物はビーフシチュー。似た色で騙された経験があり、ハヤシライスやカレーを恨んでいる。味的に嫌いなものは甘い卵焼き。しょっぱい卵焼きが良いそうだ。誕生日は6月9日、16歳。