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おっさんの色々やらかした日々

ルインが冒険者訓練場へ入ってから2カ月が経過した。


俺は俺で忙しく…、と、言いたいが、何もなかった。


いつも通り昼過ぎに起きて早く寝る生活だ。


たまにルインの様子を見に訓練所へ行ったくらいか。


ルインは攻撃魔法に適性があったらしく、俺が見に行ったらファイヤーボールの魔法の練習をしていた。


また、仲間を見つけたようで剣士、槍使い、弓使い、回復魔法使い、とバランスの取れた編成をしていた。


どの子もまだまだ未熟だが、頑張ってほしい。


そんな目で見ていたら、案内していた所長に


「どの子が好みですか?私はあの弓使いの巨乳の子が…」


なんて言ったから、ボディブローをお見舞いしてやった。


姪っ子のパーティーに手を出したら去勢すると伝えたので大丈夫だろう。


そして、訓練所を卒業のお祝いに姪っ子パーティー全員をちょっとお高いレストランに招待した。


ドレスコードがあったらしいが、金貨の袋いくつか置いたら喜んで迎えてくれた。


素晴らしきはお金の力。


そして、そこで全員に体力向上の魔法がかかった指輪とたくさんの荷物が入る魔法の鞄をプレゼントした。


最初は遠慮していたが、俺の心配する心が通じたのか、()()()()()()()が功をそうしたのか、最終的には受け取ってくれた。


そして、翌日は朝から彼女たちが泊る宿の近くで()()()()()()


初依頼を受けるために朝から冒険者ギルドに向かうと昨日言っていたのだ。


少しすると彼女たちは泊っている宿から出てきて、ギルドへ入った。


30分ほど待っていると気合が入った顔つきの彼女たちが出てきた。


彼女達が受けた依頼を聞き耳を立てて確認すると、常時依頼のゴブリンの討伐だった。


俺は先回りをして彼女達の先にあるゴブリン以外の魔物や獣を全て狩って回った。


血痕を残さないようにすべての魔物の首の骨を折り、森の奥へ捨てて行った。


その後は、安全な森でゴブリンを狩る彼女たちを見守った。


彼女たちが冒険者ギルドに戻るまで見守ると俺は宿へ戻った。


可愛い姪の為なら苦労するのは叔父さんの役目だよな?




翌日、冒険者ギルドから名指しで呼ばれた。


冒険者ギルドというかフェノ個人からの呼び出しに近かった。


なんでも、森の少し奥に入ったところにたくさんの数の魔物や獣が死んでいた。


どの魔物も討伐証明を取られておらず、全てが同じようにクビの骨を折られていた。


普通の冒険者ではこんなの事しないし、何か別の魔物の仕業とも思えない。


何か心当たりはあるか?と、いつもよりも強く、冷たい口調だった。


うん、俺だな。姪っ子可愛さにやっちまったな。


素直に謝り、姪っ子が可愛くて安全に討伐できるように周囲のゴブリン以外の魔物や獣を間引きしたと伝えたら、すっごい呆れられてた後に、怒られた。


強い魔物に遭遇して撤退するのも勉強だし、なによりも集団になった人間を襲うような危険な魔物や獣は森の浅い所には出ない。


他の冒険者の稼ぎの邪魔をするなって段々ヒートアップ。


もうね、俺が悪かったって思えるくらいだ。


いや、実際悪いのは俺なんだけど。


とりあえず、フェノの怒りを収めるために今晩、超高い高級レストランに連れて行く事になった。


身から出た錆だ。仕方ない。


あの店はドレスコードがあるから()()()()()()()しないとな。





で、なんだかんだとフェノの勤務終了時間になったので、迎えに行く。


貴族が使うような馬車をレンタルしておいた。


もちろん御者着きだ。


ギルドの前で待っているフェノの前で止まり、正装して無精ひげも剃り髪も整えた俺が下りていく。


驚いているフェノの手を取り、馬車へとエスコートする。


馬車の中でワインを飲み、たわいない話をするがフェノはうわの空だ。


レストランに着き、彼女と腕を組み店に入る。


仕事着に近い彼女の服は、この店のドレスコードにふさわしくないかもしれないが、


事前に支配人に金貨の入った袋を積み上げて認めさせた。


俺のツレがドレスコードに相応しくないかもしれないが、目をつぶってほしいと。


まぁ、そんな感じで生演奏する店内のパーテンションで仕切られた席で食事になった。


高い料理に高い酒。


いつもよりもフェノの顔が赤いが高い酒に酔いが早く回っているのだろう。


コース料理を食べ終え、馬車でフェノを送る。


車内でフェノがやけにくっついてくるが、酔いが回っているのだろう。


家に到着すると、御者に馬車を帰らせた。


御者のわかってますの雰囲気がムカつく。


家で飲みなおそうというが、俺は断った。


自制が利かなくなって過ちを犯す事になりそうだ。


それに若いフェノには俺よりも似合う男性が現れるだろう。


別れ際にフェノに抱き着かれて好きと言われたが、酒を飲んで人恋しくなったのだろう。


これは忘れる案件だ。


俺はフェノの額にキスをして別れた。


カッコいいおじさんって感じで素敵だと思わないか?


見送るフェノが見えなくなる位置まで来ると、マーライオンに進化した。


ずっと吐きそうだったんだよ。


明日は多分、二日酔いだな。


良い子の諸君はお酒ので吐くようなダメな大人になっちゃダメだぞ☆








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