日常
チモシーと申します。初めて投稿させてもらってドキドキしています。感想、評価は辛口大歓迎!!そしてなによりこの作品を一人でも多くの人にみてもらえたらうれしいです。
「お~い金玉起きてるか? お~い」
「先生俺の名前はきんぎょくですよ。そろそろ覚えてください、毎回下ネタ扱いはいやですよ」
そう答えたのはクラスのボッチ代表、金玉鏡水だった。
客観的に観ると容姿は整っているし、先生にいじられるなど人気っぽい雰囲気を醸し出しているが、実際はボッチを気にした先生の余計としか言えない思春期特有の気持ちを無視したフォローだった。
「先生も悪くはないんだけど、50後半だからわかんないよな、つーか、なんで中3でボッチなんか体験してんだ俺?」
そういって鏡水は過去をふりかえる。
思えば小5まで普通にリア充ライフだった、ある一つの黒歴史を除けば。
忘れられなそれは今のボッチの自分を作った元凶みたいなものである。
「あー、なんで俺、『勇者で世界を救ったから敬え』だの『頭が高ーい』だのいったんだ? いまでも謎だ」
これらの厨二病のせいで学校から家に連絡がきたことや友達が離れていったこと、そして気まずい友人らが全員同じ中学で気まずいのも現在進行形と思いだした。
「あー魔王復活とか転生イベント起きないかなー?」
拙い文章に付きあってくれてありがとうございます。一週間に一度はかならず更新します。