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勇者と魔王の娘

作者: 銀翼の魔術師

1,プロローグ


どうもこんにちは。僕は日比谷涼介(ひびやきょうすけ)といいます。魔王討伐を終えた勇者です。突然ですが、僕は今、崖の上にいます。理由は自殺するためです。自殺する理由は、魔王討伐したあとにやることが無くなり、職にも就けないという残念な人生になってしまったからです。

「次は勇者じゃない人生を歩んでみたいなぁ…」そういって僕は崖から飛び降りようとした瞬間「だめえええええ!」と声と同時に柔らかい感触に包まれたのであった。


2,魔王の娘登場?!


「次は勇者じゃない人生を歩んでみたいなぁ…」そういって僕は崖から飛び降りようとした瞬間「だめえええええ!」と声と同時に柔らかい感触に包まれたのであった。

「…あれ?死んでない…?」

「あのー、そこどいてくれますか?」…あれ?おかしい、下から声が…

「っ!」何故か僕の下に女の子がいたのだ。顔は美形で金髪の巨乳で悪魔の羽的なのが背中からはえてる子が。すぐに女の子の上からどけて、正座した。

(この子誰?!あれか、少しドジな天使か?)みたいなことを考えてたら、女の子も僕の前に正座し、そして

「いやー、間に合って良かった~。あ、自己紹介がまだでしたね。私、あなたに倒された魔王の娘のヨミっていいます。」女の子は笑顔で言った。


…はい?


この子今何て言った?魔王の?!娘?!なんでそんな子が俺のとこに来るの?!

「え?今何て言ったの?」

「だから、魔王の娘です」

「…なにしに来たの?まさか父親の敵討?」

「まさかー、そんなわけないですよ~」ヨミはクスッと笑って言った。

「じゃあなんの為に来たんだ?」俺が問いかけると

「そんなのあなたと…んするためですよ」ヨミは赤くなった。よく聞こえなかったからもう一度聞くと

「だ、だから、あなたと、け、結婚するためです!」


3,魔王の娘に結婚申し込まれたのですが(・┰・)


「だ、だから、あなたと、け、結婚するためです!」

…ちょっと待て。なんだって?魔王の娘が僕と結婚したい?!なにがあったんだよ?!とか脳内でツッコミをいれてると

「わ、私の意志じゃないんだからね!これは、お父さんの意志なんだからね!」…すいません。先が読めないのですが。

「え?なに?ヨミさんのお父さんがなんで僕と結婚なんてさせようとするの?」

「それは、お父さんが結婚するなら我より強い相手にしろ。って何回もしつこいからであって、私の意志じゃないんだからね!」とか言ってるが顔は林檎のように真っ赤である。

しかし、いきなりのことだからなぁ。

「…ちょっと考える時間が欲しいんだけど、いい?」

「うん。」

「じゃあ明日には答えるから」

「…わかった」ヨミは何故か悲しそうだった。すぐに答えてもらえなかったのがショックだったのだろうか。それなら悪いことをしたなぁ。


4,ヨミと野宿(*´∀`)


ヨミに結婚を申し込まれたがすぐ答えられなかったため1日時間をもらったが日もくれてきたので、野宿することにした。

辺りを見回すと、ヨミが木の影からこちらをみていた。

「…ヨミさん、そこでなにしてるの?」

「っ!」どうやらバレていないと思ってたらしい。かわいい。このままヨミは家に帰りそうに無いので

「今日は野宿するけど、一緒にどうかな?」僕が問いかけると

「わ、私があなたと、の、野宿?!な、なにをバカにゃっーーっ」盛大に舌を噛んでその場にうずくまる。ヨミが顔を上げると半泣きになっていた。でもどうやら野宿に誘ったのは正解だったようだ。


その後は缶詰めを食べたり、雑談して過ごした。そして僕たちはいつのまにか眠ってしまっていた。


5,結婚をOKする涼介とOKされてハイテンションなヨミ


一夜が明けて、結婚するかどうかを答える日になった(と言っても一夜しかたってないけど笑) 。どうやら、ヨミはかなり緊張しているようだ。

「ヨミさん?」呼び掛けると

「ひ、ひゃいっ」完全にガチガチである。

「結婚の話なんだけど…」

「…はい」

「いいよ。結婚しよう。」

「本当ですか!」ヨミの顔がパァァと明るくなった。

「あぁ、本当だよ。」このままなにも無いよりは結婚してするのもいいかなって思ったりした。…でもまさかあんなことになろうとは。


6,ヨミに指輪を貰ちゃった


ヨミと結婚することになったがいまいち実感がわかないので

「ヨミさん…」

「…ヨミがいい」いまいち聞き取れなかった。

「はい?」

「ヨミがいいの!好きな人には呼びすてにされたいの!」ということらしい。

「じゃあ、ヨミ」なんだか、照れ臭いや。

「なに?涼介?」あれ?僕名前ヨミにおしえたっけ?

「僕ヨミに名前おしえたっけ?」

「ううん」首を横にふるヨミ。

「前に上に乗られた時テレパシーで名前とかいろいろ見えた」…上に乗られた?…ああ!あのときか!

「僕、いまいち結婚したっていう実感がわかないんだけど」

「じゃあこれはどうかな?」ヨミは指輪を2つ取り出した。

「これは?」

「結婚指輪♡」なにやら嬉しそうだ。

「お、結婚したっていう実感わいてくるねぇ。あ、指輪着けてあげるよ」

「ありがとう」どうやら僕に指輪を着けてもらうのがかなり嬉しいらしい。頬もほんのり赤い。

「~~♪」指輪を着けるといままでにないほど上機嫌である。このまま襲ってもいいような気もするが自主規制。

このままヨミと二人で幸せに過ごしていきたいなと思い生きる気力を、取り戻した涼介であった。

初投稿ですが、いかがだったでしょうか?つまらないものでしたら申し訳ございません。深くお詫び申し上げます(土下座)。また機会があればお会い出来ることを願っております。その頃には今より少しはましになっていることどうかご期待ください。ありがとうございました。

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