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イチゴ大福は炎だった!

いつもながら想像力豊かな精霊たちであった

慶ちゃんたちはいつもスーパーに行くのを楽しみにしている。

 スーパーにいくといつも出てくる。

 今日はスーパーに行くとイチゴ大福の広告のポスターが大きく張り出してあった。

 それを見て慶ちゃんは目を丸くした。

「うおっ!カマクラの中の炎だよ!」

 それはよくみると暗いカマクラの中に炎がゆらめいているようにも見える。

「ウンババウバウバウンバッバー!」と言いながら慶ちゃんがそのポスターの前で練り歩く。その後ろで剣ちゃんも「ウンバッパー」と言って一緒に踊る。

楽しそうだ。

 忍ちゃんはいつもどおり醒めている。

「やれやれ」

 そう言って忍ちゃんはそのポスターの中に入っていって、あんこの中に囲炉裏を出してきて、そこで昆布茶をすする。空想の世界ではそのイチゴ大福のポスターの中は一面の雪景色で、その中で精霊たちが雪を楽しみながらカマクラの中で遊んでいる。

 慶ちゃんと剣ちゃんは踊ってねりあるき、忍ちゃんはカマクラの中の炎でお茶を沸かして昆布茶を飲み、アミを敷いてその上でお餅をやいている。

お餅がやけると、それがぷーっつとふくらんで、そのふくらみから突起物が出て、タコチューの顔になる。

「うひょー!タコだー!タコチューだー!」

慶ちゃんが叫ぶ、すると、慶ちゃんの顔からヒゲがはえて前歯が出てくる。

「ちゅー!」ネズミの耳をはやした慶ちゃんが走り回る。その後ろから剣ちゃんもついてきて「ちゅー!」と言ってはじる。

忍ちゃんはずずずずずーと昆布茶をすする。

「ふう、やれやれだわ」

 いつもながら冷静な忍ちゃんであった。

ネズミごっこが楽しそう。

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