表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/75

俺はがんばるぜ

この頃、お仕事がいそがしくて慶ちゃんたちはちょっとさびしいらしい

「あそんでー!あそんでー!」

 慶ちゃんがぴょんぴょんはねた。

 昔はけっこう時間が自由になる仕事をしていたので、慶ちゃんたちと昼間遊んであげることができた。でも、最近は給料の安い普通の仕事をしているので、昔みたいに事由に遊んであげることができない。

 慶ちゃんたちはちょっとつまんなそうだった。

「ねえ、慶ちゃんたち、じゃま、いちゃいけないの?」

慶ちゃんが首をかしげて俺の顔を覗き込む。

「そんな事ないよ、だいすきだよ」

そういって抱きしめてあげると、慶ちゃんもぎゅっと俺をだきしめてきた。

その横で忍ちゃんが泣きそうな顔でこちらを見ている。

「お別れしたくない」

そういう忍ちゃんの目からポロリと涙がながれた。

ひごろ、クソ生意気だと思っていたけど、こういう表情を見ると、なんかすごく

いとおしい気分になる。

その横で剣ちゃんが唇をかんでみている。

『忍ちゃんも剣ちゃんも大好きだよ」

そういってだきしめてあげると、忍ちゃんも剣ちゃんも無言でぎゅっと抱きしめてきた。

 そのあと、夜ちょっと遅くなったけど、近所に冒険旅行に行った。

この子たちは夜の10時になると消えてしまうので、それまでに家にかえらなければならない。月明かりの中、町のちょっと細い通路とかをグルグルまわった。

こういう狭い隙間みたいなところが精霊は大好きだ。自分の隠れる場所があるのがいいらしい。みんなすごく喜んでいた。

「かならず、からなず、前みたいな仕事にもどれるように努力するからね、それまでの辛抱だよ」

俺がしょういうと、みんな笑顔で「はーい!」と言った。

ひごろ、ぶーたれて文句言う忍ちゃんさえも、笑顔で「はーい!」と言った。

みんな、いい子だ。この子たちのためにも頑張ろうと思った。

ごほうびに、夜の街を探検したよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ