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世界の終末は何処からともなく…(旧)  作者: エルスト・レイ
第一章 終わりの始まり
7/40

7話 ~本書~ 問題は立て続けに…(前編)

今回は説明が多めです

あとで変わるかもしれませんが…(-_-;)

少年にとってこの世界は余りに理不尽だ


~辺境の村・ロカムサ村~〔カイside〕


なんだかんだあって森を抜け村に着いたわけだが…


カイ「こいつ、いつまで寝てるんだ?」


拾った兵士はいまだ起きず仕方がないから馬車に積んどいているんだが


リーザ「さぁな?」


ハルカ「カイさんが拾ったんじゃないですかちゃんと処分してくださいよ」


カイ「処分て…まぁ診療所にでも預けるか…」


リーザ「診療所は私が見つけておくから…」


カイ「ああ、俺は宿をさがすよ」


リーザ「よろしく頼む」


ハルカ「私は何をすれば…」


カイ「どっちに着いて行く?」


リーザ「私は一人で探すさ」


カイ「だそうだ、行こうぜ。じゃあ日が暮れ始めるまでにここで集合でいいか?」


リーザ「ああ」


カイ「分かってるって、じゃあまた」


リーザ「また」


カイ「ふぅ…なんか静かだな…この町は」


ハルカ「のどかですね~」


カイ「そうじゃない、やけに静かすぎないか?」


ハルカ「そういえばそうですね」


こうなんていうか胸の奥がもやもやする


カイ「ん~まぁいいか、ところでさお前って何歳だ?」


見た目はだいたいは分かるんだが

ここは異世界だしな


ハルカ「女性に年を聞くとは…いい度胸ですね」


カイ「俺と対してかわらなそうだけど、女性か…ふむ…20越えか?」


成人しててこの見た目ならすごい異世界だ…


ハルカ「私はまだ16です!」


カイ「16か…意外だな」


ハルカ「意外って何ですか意外って!」


カイ「16で捕まるんだな~って」


ハルカ「………そういうカイさんは何歳なんですか?」


カイ「俺は…17だぞ」


ハルカ「えっ…私の一個上だったんですか?」


カイ「そうだな」


ハルカ「てっきり20超えてるかとばかり…」


カイ「そんなに老けて見えるか?」


結構傷つくな…

おじちゃんとか言われたら立ち直れないかも


ハルカ「いえ、行動力が結構あったので…」


カイ「人は命がかかれば必死にもなるさ」


ハルカ「ですね…」


カイ「何しにあの国に行ったんだ?」


ハルカ「あ!そうでした…」


カイ「?どうした?」


ハルカ「私、学校に行く途中だったんです…」


カイ「はぁ?いつまで着けばいいんだ?」


ハルカ「捕まった時が丁度緑の第二の月だったから…」


カイ「緑の第二の月?」


ハルカ「知らないんですか?」


カイ「ああ、少し事情があってな」


ハルカ「じゃあ説明しますね」



新年が明けてから順番に

緑の月

赤の月

黄の月

青の月

となっていて

それぞれ第一から第三までの三つの月になっています

第一~第三はそれぞれ30日ずつになっています



ハルカ「分かりましたか?」


カイ「ああ、わかった。ありがとう、それでいつまでに行かなきゃいけなかったんだ?」


ハルカ「赤の第一の月までです」


カイ「あと二カ月ってとこか…どれくらいかかるんだ?」


ハルカ「そんなにかからないと思いますが…でも国またぐので…」


カイ「どこの国なんだ?」


ハルカ「カインド国です」


カイ「カインド…って?」


ハルカ「国についても知らないんですか…」


カイ「いろいろあってね」


ハルカ「じゃあ説明しますね


中央大陸バルスナ

その周りに六つの大陸があります

北の大陸グランチスナにあるフタンバ双国、スターリア王国

東の大陸マイズンにあるダルカマイズン帝国、カインド法国

南の大陸キランにあるキランスタード公国

西の大陸クラナスにあるクラナンドエタニス商国

極北の大陸

南西の大陸

になっています


ハルカ「なので大陸はこえませんが…」


カイ「そうか、あんまり時間無いな…急ぐか…」


ハルカ「急ぐって…行くんですか?」


カイ「お前を送らないとな…」


ハルカ「有難うございます」


カイ「間に合えばいいけどな…と」


ハルカ「?どうしたんですか?」


いろいろ話してる時に宿屋の看板が目に入る


カイ「宿発見」


ハルカ「え?ああ、そうですね…いきますか?」


カイ「そりゃ…勿論」


そいって見つけた宿に入って行った


~宿屋・ロニの風~〔カイside〕


カイ「ここでいいか?」


ハルカ「あいてますかね…」


カイ「聞いてみるか…すいませーん」


宿屋のおばさん「はーい!あぁお客さんか…」


カイ「ん…?、宿取れますか?部屋二つなんですけど」


宿屋のおばさん「一人部屋をかい?」


カイ「二人部屋で…連れが居るんで」


宿屋のおばさん「あいよ、何日だい?」


カイ「ん~あんまり長くは無いと思いますが…」


宿屋のおばさん「取り敢えず一泊700Snだよ」


カイ「ああ、わかった」


ハルカ「お金について分かるんですか?」



カイ「いやまったく…」


ハルカ「……」


カイ「教えてくださいハルカ先生」


ハルカ「ごほん、では説明しますね」


お金は

一番小さいものから

シー(S)

シナー(Sn)

シナリー(Sr)

ハンドラ(H)

ハンドラント(Hn)

100S=1Sn

1000Sn=1Sr

1000Sr=1H

10000H=1Hn

です

だいたい一般の庶民の月給が20Sr位です


カイ「有難う」


宿屋のおばさん「でどうすんだい?」


カイ「借ります、後でまた来ます」


ハルカ「待ち合わせ場所に行きましょうか」


カイ「そうだな、いくか」


宿を取り付け集合場所へ向かった


~辺境の村・ロカムサ村、広場~〔カイside〕


宿を探していた時とは違って周りに人が増えてる

そしてなにやら騒がしい


ハルカ「?騒がしくないですか?」


カイ「あっちの方か行ってみるか・・・」


取り敢えず向かった方向は待ち合わせにしていたところだった


カイ「いったいなにが…?」


ハルカ「え…」


カイ「なんだよありゃ…」


俺たちが近づいてみるとリーザがやってきた


リーザ「お前たち…」


カイ「リーザ?なにがあったんだ?」


リーザ「良く分からない…」


カイ「………ッチ」




そして事件は起こった

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