表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界の終末は何処からともなく…(旧)  作者: エルスト・レイ
第二章 新たな仲間と終わりの力
31/40

19話 ~本書~日常の転換と事件の勃発

後半少しグロイ要素が入るので苦手な人は気を付けてください

日常と非日常…それが切り替わる瞬間は…


~第四学園都市、クルーズナ学園 西棟 自室~〔カイSide〕


なんだかんだで入学してから1ヶ月が経った

この一ヶ月の間とくに大きな問題もなくクラスの中の雰囲気も問題なく

それに生徒会の方でも最初の方の部活動勧誘のいざこざ以外には特にない状態だった


そしてそれは朝の段階で起こった


エーミア「カイー大変大変!!」


カイ「・・・ここは俺の部屋で寝起きなんだが…」


エーミア「そんなことどうでもいいのー」


カイ「・・・で、何が大変なんだ?」


エーミア「実はね…」


~第四学園都市、クルーズナ学園 西棟 ~〔エーミアSide〕


いつも通り私はユーと一緒に寮であるここ、西棟をでて学校に向かったんだけど…


エーミア「ねぇーユー?」


ユーリ「ん?どしたの?」


エーミア「やっぱりさぁユーってカイの事…」


ユーリ「ば、そんなわけないじゃない!!」


エーミア「そうかなぁー?」


ユーリ「なんであたしがあんな奴の事なんて」


エーミア「でもさぁー」


ユーリ「この話はおしまい!」


エーミア「はーい」


てな感じでいつも通りに学校に向かってたら…


いきなり知らない男(上級生?)二人が目の前に立ちふさがって…


男1「ねぇねぇ」


ユーリ「エーミア、無視していこ」


エーミア「あいなー」


男2「待ってって、君たち可愛いね」


エーミア「えへへーありがとー」


ユーリ「エーミア!」


エーミア「はーい」


男1「だから待てって、話を聞けって」


そんなことを言ってる男をほっといて私たちは歩きだしたんだけど…


歩こうとすると前に立ちふさがって前に進めなくて…


男2「やさしくしてりゃいいきになりやがって」


とかいきなり切れ出して…


ユーリの腕をつかもうとしたところで・・私がその腕に蹴りを加えて…


男1「っち、いてぇなぁ」


エーミア「ユー!にげてー」


男2「逃がすかよ!!」


ユーリ「エーミア!」


エーミア「教室で合流!」


でユーリと別れて私は西棟の中に逃げてきたんだけど・・



~第四学園都市、クルーズナ学園 西棟 自室~〔カイSide〕


エーミア「てな感じで逃げてる途中なんだ」


カイ「で、そいつらを何とかすればいいんだな」


エーミア「たぶん外にいると思うけど」


カイ「分かったすぐ行く」


俺は簡単に準備をして外に出た



~第四学園都市、クルーズナ学園 西棟~〔カイSide〕


外に出るとそこには一人の男がいた


エーミア「あれー!」


カイ「了解、しぬような目にあわせてやる・・・」


俺は足元に転がってた石をそいつにめがけて投げた


男「・・・・っ」


頭に当たって石はめり込み男は2~3メートルほど吹き飛んで意識を失った


エーミア「しんで…ないよね?」


カイ「さぁ?死んでもいいだろこんな屑は」


エーミア「・・・」


カイ「ユーリを追うぞ」


俺は全力で駆けだした…


エーミア「まってー」


カイ「ん?そうだな…」


少し考えてからエーミアを抱っこして走り出した


エーミア「キャー、恥ずかしいよー」


カイ「どっちだ?」


エーミア「からまれたのがここだから…あっち」


俺はエーミアの指差す方向に走ろうと足に力を込めた…時、右の草むらが不自然に揺れる音がした

エーミアを下し…草むらをかき分け中をのぞいた…


ユーリ「んー」


男2「黙ってろ」


男がユーリの服を半ば破くように脱がせようとしていた


エーミア「っつ」


カイ「おいお前」


男2「ん?何だお前?」


カイ「…こっちこいよ」


俺は少しある理性でそいつを奥へ招く


男2「はぁ?何言ってんだ?お前」


カイ「こいよ」


男2「こいつ気狂ってんのか?」


カイ「・・・・」


なかなか来ないそいつの頭をつかんで奥へ投げ飛ばした


カイ「先行ってて…な?」


ユーリ「・・・・」


エーミア「カイ…ありがと…ゆー、部屋戻ろう?」


ユーリ「・・うん」


そう言って部屋に戻る二人が視界からなくなるのを待って…

俺は投げた男の方を見た


男2「折角の獲物をどうしてくれんだよ、しかも痛ぇし」


カイ「は?」


男2「ち、お前ぶっ殺すぞ」


そう言って男は殴りかかってきた…

俺はその腕をつかんで・・折った


男2「うぎゃああ」


カイ「黙れ」


逃げようとする男の前に立ち、その男の足を払い転ばせて…

両方の足を殴って砕いた


男2「ああああああ」


カイ「まだ意識はあるか?、まぁどうでもいいか」


男2「やめろぉぉおおお」


カイ「ユーリもそう言ったんじゃないか?」


男2「・・・・」


カイ「んじゃやめない」


俺はそいつの顔を殴ろうとして…寸でのところで手を止めた…

そいつは失禁していた…


俺はそいつを学校の東棟前まで、頭をもって引きずって運んだ


カイ「あーくせぇなぁ」


東棟近くからそいつを投げて登校途中の生徒の前に落とした


生徒「!!え?なにこれ??」


たぶん生徒の方は死体でも降ってきたとでも思ったのかな


そんなことは見向きもしないで俺は一回自室へと戻った


~第四学園都市、クルーズナ学園 西棟 自室~〔カイSide〕


人間として終わってるやつってどうしてああもいるんだろうかなぁ


あー殺してぇ


殺す寸前でやめれたことに安堵するべきか…

それともあそこまでやったことに反省するべきか…

どうしても答えが出ない


目を閉じるとあの、ユーリの光景が目に浮かぶ


そして俺がそれに対して思ったことは



絶対に




あいつを





おれは






殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す





俺の頭の中が血に飢えた殺人鬼のようになったところで俺は意識を手放した…


しかしどうしてだろう、あんな光景始めてみるはずなのにどうしてか初めてじゃないような気がした



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ