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世界の終末は何処からともなく…(旧)  作者: エルスト・レイ
第二章 新たな仲間と終わりの力
13/40

1話 ~前書~ 突然な出会い

中途半端に二章スタート

死んだあと残るのは何だろう・・・




~???~〔カイSide〕


目の前に広がる広く綺麗でそれでいてどこかさみしげのある草原


気がつくとそこにいた

もしかしたら死んだ後の世界かもしれないな・・・

ハルカ、大丈夫かな

君があまりにも彼女に似てたから俺は・・・

君をこんなに思うのかな

似てたのは見た目だけで性格は全く違ったけど

もう一度君に会いたいな・・・

死んだら会えるよね

ここは死後の世界かな

こんなにきれいなんだもの

もしかして君が俺にみせているのかな・・・

そうだとしたらもういいかな・・・

でも君によく似た少女にもう一度逢って話をしたかったな

そのときには君の事もきっと話せただろうし


この世界にきて俺はとてもよかったと思う

なにより君によく似た少女に逢えたし


でも、俺は彼女を助けられたのかな?

もし助けれないで死んでたら俺はどうしたらいいんだろう・・・

君だけでなく彼女まで失ったかも知れないとしたら

俺は天国なんかに行けるのだろうか


きっとここは夢の中かな


目が覚めたら君がいて

他愛もない話に花を咲かせて・・・

なんて思うのは少し傲慢なのかな


一度でも君を守れなかった俺は多分もう人を守れない


もう何も要らない


ただ君がほしい


異世界にいたハルカなんてどうでもいい


本当の君に逢いたい


やっぱり少し傲慢だよね


でもそうでもしないともう生きる気力すらないよ


≪おきて≫


なんだろう

誰かが俺を呼んでいる


≪ねぇ、おきて≫


もう疲れた・・・

眠らせてくれよ

どうして君はこんなに意地悪をするんだい

まぁ俺がしたことを考えれば普通か・・・


≪おーい≫


しかたない

起きよう

もう一度だけ俺だけの物語を始めよう

それがすべて嘘偽りでも

その世界がいかに残酷であろうとも


君の分まで生きる俺の傲慢で少しさみしいそんな物語を



~アナムサイム山脈、中部宿舎~〔カイside〕


何か夢を見ていた気がする

その夢は何だったか思い出せないけど


取り敢えず体を起そう


カイ、?「痛っ!」


どうやら頭を打ちあったようだ


カイ「ごめん・・・」


?「あ・・・おきた」


起こしてくれていたのはどうやらこの子のようだ


もしかしてハルカか?


カイ「起こしてくれてありがとう、ハルカ」


ハルカ?「・・・ハルカ?、誰?」


もしかしてハルカじゃなかったか・・・

取り敢えず俺は目を開けてその子の顔を見た


そして俺は尋ねた


カイ「ごめん人違い、君は?」


どうやらハルカではなかったようだ・・・




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