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仏陀とガンジー

作者: とびうお君
掲載日:2026/03/22

ある日ガンジーは問う。

「師よ、世界は空であるとは何ですか?」


そういわれて仏陀はスキップを始める。


仏陀「そうか、私の目も曇っていたようだ。君は命より大事なもので死を乗り越えたんだね。それは間違いだ」


滅多に否定をしない師にそういわれてガンジーは戸惑った。


「だって君今知るまで死にたくないと思ってるだろ?」


ガンジーははっとして止まってしまった。


「修行だと突き放して知る執着を克服させてあげたいが、これは中途半端な悟りにお墨付きを与えた私のミスでもある。ゆえに君の知るは満たされないかもしれないけど対話は続けよう」


「師よ、ありがとうございます。しかし師がミスなんて愚かな私が悪いのでは?」


「君が自ら愚かななと思うのは良いが、それを私が言うならミスだと言う事だ。そんな難しい事じゃない」


「師がそんな簡単な事でミスを?」


「空を悟るのは簡単じゃないからかな。まあこれは大事な事だ、人は自分の心のように他者の心を知る事は出来ない」


何を当たり前な事をと思わずガンジーは思ってしまう。


仏陀「顔に出ている、だから簡単な事と言ったんだよ。さあ後は知恵ものの君が悟るんだ」


「師は、勘違いしただけなのですか?」


「そそ、その通りだ」


「何故うれしそうなんですか?」


「世界は空だからだ」


「はああ?」


仏陀は嬉しそうに

「君でもそんな顔をするんだな。まあさすがに意地悪だ。でも答えを悟るまでは付き合わないよ。私も伝えるまで死ねないと悪循環だ。あくまで対話だこれは、さて前言ったよ?私もミスがあるから後の物が修正すれば良いと。そして、人は自分の心のよう他者の心を捉えれない差を埋めるのは難しい」


「ああ」


「全く世界は空だ」


「簡単じゃないと思うのですが」


「それは君が言ったのでは?」


「ああそうでした私の悟りが足りませんでした」


仏陀「良い機会になったよ。どうも私最近ミスがなくて、私がミスをするって皆全く思ってなかったから。疑いに苦しめられてはいけないから、わざとはやれないしね」


「ああこれ正しいのかと疑うのじゃなくて、これは絶対正しいはずととらわれるなですね?」


「そうそう君は本当に聡い、私もミスをするはずだ。やっぱり世界は空である。君は空を悟るのかは分からないが理解は出来そうだ」


「ああ入り口には立てますか?」


「おそらく、空は世界を説明するものじゃない」


「でも師はそういってますよ?」


「ただの感想だ。間違ってないよね?じゃ神髄を見せるよ」


そう言って仏陀はまたスキップを始めた。


「ランランラン、ランラララン」


ガンジーは困惑して眺めていた。


「楽しみを期待して執着すると、それが消えるかもしれない死が怖くなる。でも私は楽しみが想起するのを否定してない。ゆえに弾むんだ」


そう言って仏陀はスキップを続ける。


「ランランラン、ランラララン、ラララーン」



ガンジーは目が覚める。仏陀はとっくの前に死んでいる。じゃあの答えは正しいのだろうか?空は説明なのか?感想なのか?


『人は自分の心のように他者の心を知る事は出来ない』


夢の中で聞いた仏陀の言葉にハッとして思索をやめる事にする。


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