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転生先からの開放  作者: まかろんとさーたーなぎー
7/7

下校

学校が終わり、家に帰ってきた。

そして早速探すことにした。伝言を。

「でも部屋に隠すかな?」

隠す必要は絶対ないと思う。ぜったいに。

「ベッドとか枕の下とか?」

ない。

「パジャマのポケットの中とか?」

ない。

「バッグの中とか?」

ない。

その他あらゆるところを探したが、見つからない。

「もういい。ふつうに生活してたらでてくるって」

と言いながらも部屋の中そこら中を今も探している。



あれから何十分経っただろうか。

「優香?ごはんよー?」

そうだ、そういえば今日昼ごはん家で食べるんだった。

「はーい」

ということで、探すのを中止することにした。


(Im eating...)


食べ終わったので再開しよう。それにしてもご飯は美味しかった。しかし、

「カリーナのご飯も食べたいな...」

ぽつりと本音が出てきた。

すると、

「ん!?」

どこからか紙が落ちてきた。


「ロイズ・ベリー様へ


朝起きたら、あなた様がいらっしゃらず、私達一同慌てていたところ、神と名乗る人物が、元の世界に帰ったとおっしゃいました。また、二度と会えないことも伝えられました。

しかし、あなた様がこの世界に来たことがまず自分のせいだとおっしゃり、貴方様に手紙を、送ることが許されました。また今後も送っていい代わりに、特定の言葉を喋ると貴方様に手紙が届くようにしたそうです。今回の言葉は「カリーナのご飯が食べたい」にさせていただきました。また、その要望に応えるべく私の得意料理であるシチューのレシピを詳しく記載しておきました。ぜひ作ってみてください。


(シチューの作り方)


カリーナより」

心がじんわりして涙が出そうである。(出てないことにしてほしい。)


数分後...


落ち着いた。まとめると、

1 これからも伝言が届くこと。

2 特定の言葉を、言わないと届かないこと

...めんどくさいわね

まあ、あっちの世界からこっちにこれからも手紙が届くのは嬉しいことだ。なのでこれからはいろいろなことを喋ろうと思った。

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