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何でも闇とつければカッコいいと思っていたあの頃。その7


「魔力の流れから行ってそう思うえ。でも詳細はわからんわぁ〜。自分で発動したのか、別の誰かがやったのかもわからん!!ウチこう言う魔法の知識無いえ。普通の魔法やったら兄さんの専門ちゃう?」


「技術体系が違うので我々もわかりません!!」


サテラが速攻で答える。うん!!俺たちインチキだからわかりません!!


「そうですね⋯とりあえず屋敷に帰りましょう。この遺体については守備隊に被害を届るのと同時に引き渡し此奴(こやつ)にかけられている魔法についても解析してもらいましょう。あそこには専門家も常駐しているはずですから」


アルベルトさんの提案に一同頷く。


「そうですね。それがよろしいかと。では移動を開始しましょう。馬の三人乗りは大丈夫ですか?」


サテラが馬の定員をアルベルトさんに聞いた。


「ええ、走らなければ大丈夫ですよ」


「では、ルビー嬢とルゥとアルベルトさんは馬で先に帰還を。我々は遺体を運べる様に処置した後そちらに向かいます」


「わかりました」


アルベルトさんは(おもむろ)に指笛を吹くと繋がれずにフリーダムだった馬がこちらに駆け寄ってくるではないか!!何と言う絆!!すごい!!


そんな動物と人間がこんなに仲良くなるのかとワクワクした目で三人の乗った馬を見送った。


さて、俺達はこの死後硬直でパッキパキになった遺体を運ばにゃならんのだが⋯⋯野面(のづら)で運んだ場合、いくら深夜とはいえ通報待ったなし!!さてどうしたものか?


「ねえサテラえもん。この場合どうしたら良いのだろうか?」


「そうですねイル太くん。この場合遺体袋に入れて運ぶのが定石では?どうです?少しは日本文化を学習出来たと思いません?」


「上出来です。ではさっさと入れちまいましょう!!」


ストレージより遺体袋を取り出し、闇ギルド構成人だった物を収納していった。さあどんどんしまっちゃうからねえ。


幸いにもお亡くなりスチュエーションがピーンと身体を伸ばした状態であったので袋に難なく収まったのが良かった。これが丸まってたとか卍状にとかだったら収納できんし運ぶ事もままならん。


袋に入れ終わりファスナーを閉める前にコイツの顔をまじまじと見る⋯⋯こんな顔して死にたくねえなと改めて思い閉じるのであった。


しっかりパッケージングされた遺体を担ぎ屋敷の方に歩き出す。


「そういえばここから去った第三者はどうなった?動物だった?それとも人?」


先程、動体にUAVを貼り付けた事を思い出した俺はサテラに結果を聞いた。すると楽しそうな声で彼女は答えた。なんか初期より人間臭くなってねえ?


「中々面白い事になっていますよ。首謀者とまでは行きませんがこの件の指示役がわかったかもしれません」


ほほう⋯それは興味深いですな!!


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