昔の特撮の撮影スタイルは大体根性だった!!その4
俺はサテラの言われるがままに眼鏡改め、もっとお洒落にグラスと呼称を掛けると眼前に色んなデータ表示があるでは無いか!!温度、気圧、風向き、方向、その他諸々。
これは⋯すごい⋯すごいが⋯情報過多でぜってえ酔う!!
「目の前に色々ありすぎて⋯戸惑っております」
「そうですか?貴方の異世界ライフの一助に成ると思ったのですが?」
「ふっ!!人間様の情報処理能力を舐めるなよ!!こんなん捌ける訳なか!!」
「では必要な情報をその都度表示するとしましょうね。それでは本題ですがこのグラスには光学センサーが搭載されておりまして、これにより私に光学データがもたらされより正確な判断ができるようになります」
「ほう⋯で、本当の所は?」
「建物の意匠や頭目や使用人の方々の容姿、食事風景などの光学データが得られず情報不足により会話に参加し辛い事が多々ありまして少し疎外感を⋯って何言わせるのですか恥ずかしい!!」
「はいはい。でもこれで問題解決だろ?よかったよかった。んで、この眼鏡で今できる事は何?」
「そうですね⋯今展開しているUAVが取得しているデータを見ることが出来ますよ。試しにお隣の部屋の中を映してみましょうか?」
少しの間を置いた後、眼前に映像が映される。なんか目の前にフレーム無しのモニターが浮かんでいる感じ。後は今繋がっているUAVの名前と回線の状況が文字情報で表示されていた。
さて、モニターに映されている内容はと⋯腹出して爆睡しているエルフが映っていた。
う~む⋯ノットセクシー!!
でもまあ、色んな事があった後だ⋯疲れていたんだろう。今は安らかに眠らせてやろうってよく考えたらこれ⋯。
「のぞきじゃん⋯」
「あら、寝ていられますか。着替えでもしていてくれれば慄く童貞男の痴態が見れたものを⋯残念です」
「ほう⋯そこまで俺を貶めてたのしいか?」
「まあまあですね。しかし腹部を露出させたままでの睡眠は体調を崩す恐れがありますね。毛布でも掛けておきます」
そう言うとサテラはUAVを操作し、毛布を謎パワーでつかみ上げるとルゥの上にかけるのであった。
ただUAVの物を掴む機能が限定的であった為、人間がやる様に綺麗にはいかなかったのはご愛敬。
「これで良いでしょう。さて、後は何を調べましょうか?」
覗き行為もといUAVからの情報伝達を終え、俺とサテラは取り合えず今表示されているデータをかたっぱしからチェックし導き出した答えはコーラはバッテリー内蔵の冷温庫に入れておけであった。




