日本む〇しばなしのOPに出てくる龍の飛行原理が知りたい!!その3
「我々も外国出身故抜けていると見られる部分があるかもしれませんね。逸材かどうかは今後に期待という事で」
「今後に期待か⋯まあ、こちらとしては君達が逸材である事を願っているよ。何せ逸材がギルドに運んできてくれる利益は大きいからね。さて、こいつは答えたくなきゃ答えなくても良いんだがね⋯⋯どんな方法でグランドドラゴンを倒したか教えてくれないかい?後学のために参考にしておきたいんだ」
倒し方⋯倒し方⋯あれどんな感じだったけなあ?
「確か⋯ルゥが囮になって引き付けている間に、俺が上方から頭を撃ち抜いたんだったよな?」
「ええ、大体そのような感じかと」
「ええ!?ウチいつの間に囮になってたんえ!?」
ルゥさんがものすごいビックリした顔でこちらを見る。
あの時君は空腹で倒れていたからねえ。トカゲのご飯になる前に俺達が来て良かったですな!!
「参考になりました?」
「うん!!よくある戦法!!全く参考にはならんが君の魔術の強さは分かった!!あの石頭をぶち抜ける力があるんだ!!銀の三級で問題なかろう!!しかし⋯上から一発ズドンか⋯あれの傷口を見たが見事なものだったよ。あれだけの威力の魔術を繰り出すんだ!!詠唱も大変だったろう?」
詠唱?よく映画やアニメとかで魔法を繰り出す前になんかゴニョゴニョするあれか⋯文言の具合で厨二かオシャンティーかが決まるシナリオライターの腕が試される非常に高度なアレですな!!
詠唱⋯俺は一言も言っていないな⋯⋯まあ適当に答えておいて良いか。
「いえいえ、ぱぱって感じでズドンでしたわ!!」
「え!?」
デニケン氏、困惑の表情を見せる。あれ?俺返答間違っちゃいました!?
「え!?ぱぱって?ドラゴンの!!皮膚を!!貫く!!魔術を!!ぱぱっと!?」
デニケン氏!!ちょっと!!顔が怖い!!どうしたいきなり大声出して!?
「あの、何を驚かれているのか存じ上げませんが査定金額の方をお教え願えませんか?」
おっとここでAIがぶっ込んだー!!そんな空気を読まないっぷりも時には必要とのありがたい教えだー!!
「ああ⋯すまんすまん⋯なんせ君が余りにもな⋯⋯ああ⋯査定金額だったね」
デニケン氏は机の上にある書類に手を伸ばしピラリピラリと捲り始める。
「ええっと、バーサーカーベアが13体、ビッグホーンが29体、デビルボアが8体、キラーラビットが4体と⋯そしてグランドドラゴンが1体でと⋯全部で金貨1115枚でどうだろうか?こんだけ高価な物をいれてくれた礼に端数は全部切り上げといたぞ。内訳は書類を見てくれ」
と言うと書類を渡されたので目を通してみると、デニケン氏言った森のフレンズ達の名称と数字の横に金貨の枚数が記してあった。
クマが100枚、シカが174枚、イノシシが40枚、ウサギが1枚、トカゲが800枚と⋯うわ!?トカゲの価格高ッ!?
「ルゥ、少々宜しいですか?光学情報取得不能につき書類の精査ができません。貴女の腕の端末からスキャニングを試みたいので端末を書類に接触させてもらえますか?」
ルゥさん反応無し。どうしたのかな〜と思いルゥさんの方を向くと呆気のとられたとはこの事だと言うような表情のルゥさんがそこにはいた。
「ルゥ?どうしました?」
「おーいルゥさーん。電池切れたんか!?」
肩に手をやり揺らしてみるとハッとした顔を勢いよくこちらに向けた!!
「余りの金額にちょっと意識が飛んでしもたえ⋯⋯兄さん!!なんで驚かんえ!?もしかして兄さん⋯良い所のお人!?」
「いや⋯由緒正しきサラリーマン家庭だったが。それよりもほれ!!書類書類!!」
「ああ⋯書類を腕輪に触れさせればええん?ってサラリーマンってなんなん!?」
ルゥが俺の手にある書類に腕の端末を押し当てると端末が赤い小さな光を点滅し始める。恐らくREC的な?
「俺の国では勤め人をサラリーマンって言うのさ。いやあ⋯ウチの家庭は常に炎の車輪搭載型自転車でタイトロープを大爆走状態だったが大体のやりたいって言った事はやらせてくれたなあ⋯親に感謝だぜ」
「それはええご両親やえ。ウチは物心ついた時には族長とこおったから親の顔見た事ないんよ」
それは新事実ですなあ。しかし族長のとこって⋯確か君の家燃やしたの族長だよねえ?一緒に住んでいた間柄から放火されるまでに一体何があった!?
等と思っていたら端末の点滅が消えた。
「ルゥ、もう離してよろしいですよ。書類の内容は特に問題なさそうですね」
サテラの言葉にデニケン氏もにっこりと微笑みこちらにペンを差し出す。
「そうか!!じゃあここにサインをしてくれ!!」
俺はデニケン氏からペンを受け取り、彼の指差す場所にサインをする。頭の中では日本語で書いているつもりなのだが実際はこの世界の文字を書かれている事に少々違和感を感じるが自動翻訳機能のありがたさを痛感するのであった。
「よし!!これで買い取り完了だな!!少し待ってくれ、今新しい冒険者証を発行するからな!!」
デニケン氏は胸ポケットから例の板を取り出すと俺達の昇級と取引の結果をどこかに伝えるのであった。
う〜む、この板⋯気になるぞ!!




