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日本む〇しばなしのOPに出てくる龍の飛行原理が知りたい!!その2

あの独特の包まれ感が無くなり、ギアによって増していた高さも無くなり目線が下がる。

さっきまで横にいたルゥを見下ろしていたのだが今はもうほぼ同じ目線である。ルゥの顔を見るとなんだか嬉しそうな顔をしている。何故だ!?


「さあ行くえ!!」


俺の手を引っ張りギルド建物の中に入ってゆく。

本日で二回目の訪問だが相変わらず薄暗いねえ。壁に光る石が設置してあるのだがどうも暗い。


やはり天井からの灯りが弱いとダメなのかねえ?


等と照明についての不満点を感じながら受付の方に歩いてゆくとアチラから先に声が掛かった。


「おお!!来たね御両人!!査定は終わってるよぉ〜さあこっちに来な!!」


声のする方を向くと、そこには血走った目の女将が!!

ルゥは嬉しそうに女将の方へ歩いて行ったが俺は彼女の謎の迫力に少々引き気味になってしまった。

この前より何だかパワーアップしてねえ?


女将の前に行くと彼女は小声で俺達にヒソヒソと話し出した。


「額が額だからねえ⋯こっちの部屋に来ておくれ」


女将の案内で受付のあるフロアから別室に通された。そこはこの建物には似合わない装飾や何やら高そうなオブジェやら花瓶やらが飾ってある異空間だ。はは〜ん!!これはあれだな?いわゆる応接室というものだな。ここで商談やら密会やらするのですな。わかりますよ。社長と秘書の熱い夜とかな!!我が社にもありましたよ。しょぼいのがね。


さて、その応接室で待っていたのはソファーに座っている穏やかそうな顔をした初老の男だった。


「やあ、きたね」


顔の通りの穏やかな声が部屋に響く。


「エルザ、こちらはもう良いからフロアに行ってあげなさい。まだ仕事が残っているのだろう?」


「わかった。あとは頼むわ」


そういうと女将は部屋を出て行った。へえ〜エルザねえ⋯なかなかいい名前じゃん。

さて目の前にはおそらく偉い男。その向かいには二人がけのソファー。ここはアレか?

面接指南に載っているどうぞと言われたら着席すれば良いのか?


「まあ座ってく⋯⋯」


と男が発すると同時にルゥが本革製の高そうなソファーにボスンと腰をかける。ああ⋯やりおったわ⋯面接だったら終わってたわ⋯でもここは入試でも入社試験でもない!!便乗させて貰って俺も座る!!


俺も勢い良くお高そうなソファーに腰掛ける。


本革の肌触りと丁度良い反発力が何とも言えない感覚に⋯⋯嗚呼⋯このまま横になって寝たいわ。


「それで、査定結果をお聞きしたいのですが?」


開口一番サテラがぶっ込む。何処から聞こえて来たのかわからない声に驚いた様子の男だったがすぐに落ち着きを取り戻した。


「ああ、妖精さんだったね。聞いているよ。私はギルド長を務めさせてもらっているデニケンだ。しかし⋯珍しいもんだねぇ〜人間とつるむなんて」


「サテラです。私は人間と近い所に居住していたもので人間と働くのに忌諱はありません」


「へえ〜そうかい。今度妖精の世界の話でも聞いてみたいものだなあ⋯⋯さて、査定結果の前に少々聞いておきたい事があるのだがね⋯⋯グランドドラゴンを仕留めたのはどっちだい?」


「グランドドラゴン?ドラゴンなんて狩ってたか?」


思わず口に出た言葉にルゥと男が反応する。


「ええ!?兄さんグランドドラゴン狩ってたん!?」


「正気かね!?まさか君達⋯グランドドラゴンと知らずに仕留めたのか?」


俺は少し考える。俺が狩った森のフレンズ達の中でドラゴンに近いのはあの硬え皮膚を持ったトカゲだよな?もしかしてあれがドラゴンなのか?っていうかこの世界における大トカゲとドラゴンの境は何?


「ドラゴン⋯⋯でけえトカゲなら狩った覚えが⋯」


「あれがドラゴンかえ⋯⋯話には聞いてたけど実際見るのは初めてやわぁ⋯」


「ドラゴンをトカゲって⋯君達は一体⋯⋯ああ⋯うん⋯冒険者に過去を聞くなど野暮というものだ。君達の強さは何となくわかった!!問題なかろう!!」


さっきから何言ってるかよくわからないのですが?あのトカゲがドラゴンねえ。


「確かにあの大きさや頑丈さを見ればドラゴンと言えなくも無い気もする⋯それで強さが何ですって?」


「君達の等級を銅の三級から銀の三級に上げる事にする!!」


「はい!?」


このおじさんはいきなり何言ってるのですか!?銅からいきなり銀って⋯まだ冒険者二日目なんですが?新入社員がいきなり課長ぐらいなっちゃった感じ!?ありえんなあ。

ルゥなんかポカーンとしちゃってるよ!!


「失礼を承知で伺いますが⋯⋯正気ですか!?」


サテラさんの疑問も至極当然である。デニケン氏も微妙な顔つきで答える。


「う~ん。まあねえ、冒険者ギルドの評価基準に当てはめるとそうなっちゃうから仕方ないよねえ⋯うん」


「評価基準ですか⋯」


「うん評価基準。ギルドが長年労力をかけて集めてきた冒険者の情報を基に導き出した基準がね。しかし⋯時たま現れるんだよなあ⋯君達みたいな規格外がね⋯⋯俺も数十年前に一度そんな奴に会ったが、ここいらでは珍しい東方出身だと思う黒髪の兄ちゃんだったな。外国出身だから仕様がねえと思うが一般常識がちょいとかけてた覚えがある。あの頃は俺も表に出ててなあ。あいつに色々教えたもんだ!!いやあ、俺も若かった⋯あっ⋯でもギルドの記録だと逸材と呼ばれた奴の大概何か抜けた奴だったってあったな⋯⋯まさかお前さんも⋯抜けてたりする?」


ギク!!ってなんでビビった!?俺!!ここはどう答えるのが正解!?教えて面接に強いマナー講師!!

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