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私の人生って鬱なんですかね?

作者: 私

あまり、気持ちのいい作品とかエッセイではありません。

まず、私は色々と心が折れてます。

なので、愚痴とかいろいろと出ております。


こういうのを書くと生きろだの、諦めるなだの、どっかで拾ってきたような言葉を言う人がいますが、本当に追い込まれた人にとって、はっきり言って、あまりにも無責任というか、「イライラ」します。

なんで、あまりそう言うことはコメントして欲しくないです。(まぁ、見ることもないとは思います)


私は社会人2年半目になります。

殆どの人が「はぁ?二年ぽっちで何言ってんの?」と思うかもしれないですね。

まぁ、私はどこにでもいる就職に失敗した人の一人でした。


よく「就職率」を売りにしている大学がありますが、ぶっちゃけ、どんなやべー場所でも働かせればいいという考えで無理やり就職させようとする、もしくは夢とか目標とか諦めて、望まない仕事を選んだ人も就職率に含まれてます。

私も就職課に焦らされて決めました。ぶっちゃけ馬鹿だと思う。


私が入った会社はどブラックでした。

最初の会社は人に嫌味か罵声しか言えないやべーやつがOJTとして、私に着きました。

その先輩が気に入らないとすぐ評価を下げられ、逆にこっちが低い評価つけると、脅され、無理やり最高評価をつけさせられました(どんな聖人だよ、みたいな点数)


で、人事に相談してもいつも最終的にはこっちから言っておくから〜、少し我慢してとか、言われました。

因みに少しというのは2ヶ月くらいの目安らしい。

確かに他人にとっては二ヶ月なんて、短いように見える。

でも当事者は二ヶ月が短く感じるか、となるとそれは全くなかった。

人間数分の会話で激怒したり絶望できるように、一日8時間、パワハラを受ければ多分私みたいなメンタルクソザコナメクジは2.3日、早ければ1日持たずに心をやられてしまう。


でも土日は休みだから顔会わせないし、その2日あれば多少心が回復するだろ!

なんて、思ったやつにはぶん殴ってやりたい。

少なくとも私はわーいわーい、2日は大丈夫だー!

とか頭フラワーランドなことは一切思いうかばなかった。

むしろこの休みが終わったら、またあの日々か、と平日とは異なる絶望感を感じていた。

そこに休息や希望なんて存在しなかった。


友達や家族と遊んだり、相談すれば良いという人がいるかもしれないが。

これは人によると思う。

因みに私は友達にはあまり相談しなかった。

理由は単純、こんなことを話したくなかった。

心配をかけさせたくなかったし、気まずい雰囲気にはしたくないという気持ちだったのだ。


親には実は相談していた。

無意味だったが。

私の親父は、私に対しいつも「頑張れ」としか言ってくれなかった。


既に頑張っているんです。

自分なりに頑張ってるんです。

頑張った結果こんなことになってるんです。

もう頑張りきって、もう頑張れないから相談してるんです。


でも、私の親父はいつも無責任に「頑張れ」としか言ってくれませんでした。


元々変ですよね?

頑張ってる人に頑張れって言うの

多分人によりますけど、ちょっとした暴言よりもダメージ大きいですよ?


よく、自殺する前に相談しろ!という人がいますが

ぶっちゃけ、相談相手次第でトドメを刺されますよ。

いい人=いい相談相手ではないんです。

親父はいい人な方だと思いますよ?


だけど相談には向いてない人だっただけなんです。

だから親父が悪いとは思っていません。


結局、その会社は半年くらいで鬱病でやめました。

因みに人事の人は「〇〇(OJTの人)は嫌味でねちっこいところがあったからなぁ」とほざいてました。


えぇ・・・なんでそんな人の下でOJTさせてたんですかね。

まぁ、理由は簡単ですね、それも仕事だし、これで被害受けるのは自分じゃないから。これだと思う。

因みにスマホの待ち受けは海で息子さんと遊んでいる光景でした。

息子だったらもっと真剣なんだろな。

まぁ、私は息子でもなんでもない、ただの若者でしたが。


鬱になってから、本当に大変でした。

まず、親父からは「こんなに追い込まれてるとは思ってなかった、ごめんな」と泣きながら言われました。


で、私の反応ですが、真っ先に思い浮かんだのは


思ってなかったのかよ・・・という親に対する失望でした。

そう考えると親父の涙が全てフィクションに見えるから不思議だ。


地元の精神科?の病院に通いました。

因みに地元に戻る前から病院には行ってて、鬱病だと診断されてました。

精神科には二箇所ほどいきました。

で、最初の先生からいわれたのが


「ただの悩みすぎだと思いますがねぇ、鬱病なんて大ごとじゃないと思いますよ」


鬱病かもしれない人に言う言葉じゃないですよね?

因みに鬱病を何度も相手にしている有名な先生らしいですよ?

仮に鬱病じゃなくても、言い方はなんとかなりませんかね?


で、次の先生はちゃんと人の話を聞いてくれる人でした。

まぁ、私は頭がおかしくなってたので結構支離滅裂だったようですが。

あまり薬に頼らないほうがいい、自然とゆっくり、治していきましょうと忠告はしてくれました。


で、ここからも大変です。

私は鬱病といっても、調子がいいときは至って普通の人と変わらない生活はできました。

が、酷い時は誰かが止めないと自殺を行おうとするくらいには酷い時もありました。(というか、一回飛び降りました、2階からなので死にませんでした、因みに誰も気づいてくれませんでした。ただ、痛いだけでした。)


家族の反応ですが

ぶっちゃけこれがきついのなんの


親父は最初は相談とかしてくれましたが三カ月くらいでなんとか俺を復帰させようとしました。

親戚とか自分の弟や妹を呼んだりとか、自営業の手伝いをさせて、社会復帰させようとか。


結果、鬱病が悪化しました。

病院の先生は頭抱えてました。


叔父と叔母は私が甘えてるとか言ってました。

目標を見つけろとか、気持ちの問題だとか。


少なくとも甘えてたら最初からニートやってます。

目標を見つけるとか、この状況で?何の目標を?


気持ちの問題はあってましたね。


ただ、気持ちの問題は簡単に解決できるという考えなんでしょうけども。


「こういうのは気持ちの問題だから。」

これ、結構いう人いますけど。


気持ちの問題ってそんな軽い話じゃない。

少なくとも重度の問題を抱えている(もしくは思ってる)人には言えない、私は。


自営業の手伝いは接客でした。

誰とも会話しなくなって、引きこもりならないように、という親父の考えからでした。


最初は無理だといいました。

そもそも会話だけでも大変なのに接客なんて。

絶対に失敗するって。


でも親父は「でも、お前このままだと一生治らないだろ!!少しは治るよう努力してくれ!」

となんども断る私を説得しました。

まぁ、だんだん、私が引きこもりに見えてきたんだと思います。似たような生活でしたし。


100%無理だ、絶対にやらかす。


でも、親父の言い分もわかる。

わかってしまう、私だってこのままでいたくない。


で、働き始めた。実は最初は割と好調だった。

人と話すのは好きだし。

その数日間は調子が良かった。


しかし、やらかした。

前述した酷い時に、店の手伝いに出るように言われた。

断ったけど怒鳴られてしまい、渋々向かった。

何日か良かったから、少しくらい調子が悪くても大丈夫、だと親父は思っていたらしいです。


殆ど耳に入らない会話が自分を責めている。

無意識に右手が震える、気づいても止められない。

人が何を言っているのかわからない。

そもそも何をしたらいいのかわからない。

ミスしたら怒られる。何か言われる。

情報を求めているのか、視界があちこちにとぶ。


あの時の私は最悪だった。


吐き気を覚えてトイレで吐いた。

ほとんど、ご飯も食べてないはずなのに。


次の日から会話が出来なくなった。


親父は病院の先生に激怒されていた。

そして、泣いてた。

でも、私は無表情だったらしい、もう感情が死んでいた。

何も思わないようになっていた。


最初のころは感情が荒ぶっていたが、この時の私はむしろ、感情がなかった。

もう、何もかもに関心を持てなくなり、他人のことどころか自分のことまで無関心になっていた。


会話すら出来なくなった。

言葉が出なかった。

家族と会話することはほぼなくなりました。


最初は嫌な事が頭に沸いて浮かんだが、もはや思考することすら出来なかった。


薬を飲んだときか、嫌な夢を見たときだけ少し感情が戻っていた。

飲んでないと?


目覚めたら明るくて


それが暗くなってきて


いつのまにか寝てる


こんな生活になりました。


この頃は薬に完全に頼ってました。

少しでも人間らしくありたかった。

やってることはジャンキーのそれですけどね?


半年くらいそんな生活でした。


きっかけはこのサイトのネット小説でした。

最初はただの現実逃避のために読んでました。

まぁ、ほとんどの作品には興味が湧きませんでしたが(今は結構読んでますよ?ただ当時は無理でした)

適当に数話だけ読んだら次、みたいな感じで。

読むとはもはや呼べない行為ですね。


ただ、一つの小説に無性に関心を持ちました。

当時は異世界転生物が流行りまくり(異世界トラックなんて言葉とかありましたね)大半が異世界転生してチートしまくる物語でした。


が、私が関心を持ったのは転生物じゃなかったんですよね。

ファンタジーなんですけど、主人公は元々現地の人でちょっと強いけどチートじゃなくて、上には上がいるみたいな。

しかも、一年以上更新されてないやつ。

ファンタジーで検索して、適当に何十ページを飛ばした先で、たまたま、目についた作品。

話数は結構ありましたけど、ポイントとかあまりついてなくて、埋もれていた作品でした。


でも、何故か読み進んでました。

薬が効いてるときに読んでいるはずが、だんだん薬がない時にも眺めていることもありました。


最後に投稿された話を見終わっても、内容を覚えていても、何度も何度も読み返してました。

多分知らない人からしたら普通にホラーな光景だと思います。


やがて、その作品についてあれこれ考えるようになりました。


あの作品はどうなる予定だったのか

私ならこうするかな

実際にはこんな光景なのかなー

なんで更新しなくなったんだろなー


とか、そんなことを思い浮かべてました。


現実逃避のはずが、ある意味現実に引き戻されてました。


やがて、少しずつ調子のいい日が出始め、軽い気持ちでネット小説を書きはじめました。


最初こそちこっとランキングに載ったんですけど、まぁ、コメントが表現がおかしいだの、キャラの衣装がダサいだの(もじだけでわかるんか!?)いろいろと言われてました。

でも意外と悪い気分じゃなかったんですよね。


少なくともコメント貰えるだけでも嬉しかった。

読むだけじゃなく、意見を貰えるだけでも嬉しかったですね。


まぁ、中には貴方の作品に感激しました!中国だか、台湾だかの小説サイトに載せていいですか!


みたいなのがきたときは


はぁ?!


ってなりましたが。(しかも微妙にタイトル名違うし)


そこからは回復は早かったですね。


就職活動はかなり大変でしたけど。(この時忙しくて小説を諦めざるを得ませんでした)


んで、今度はSESというお客さんの仕事場ではたらく派遣みたいに働くITエンジニアとして、働きはじめました。

因みに入るときは開発系のエンジニアとして働きたいといい、OK出されました。


で、実際の現場はインフラでした。

所謂運用監視の仕事ですね。

あれ?開発は?最初はテスト業務とかあるんじゃ?


というかそもそも分野がちがくね?


聞いてみたら、検討してはいるけど、うちはインフラが10割だからと言われました。


でも、仕方ないと思って仕事をしていました。

仕事ができるだけありがたいと。

日勤夜勤が不規則に入り乱れてました。

ただ、業務は簡単でしたね。

一部簡単じゃないのもありましたが。

残業も多かったですが、まぁ、我慢できました。


ですが仕事よりも人間が厄介でした。


ます、派遣元ですが、これがまぁ、やべー会社。

私は派遣先での最初の月からかなり残業をしており、ちゃんと勤怠表にいれてました。


が、営業から突然の電話が。


「きみ、残業しすぎ!残業できる時間決まってるんだよ!」


これはまぁ、わかる。最初にそういう約束が決まっているらしい。

だけど残業するしかない、そうしないと業務が追いつかない現場なのだ。


「とりあえず、今回は定時で帰ったことにするからね!」


耳を疑いました。


マジで給与に残業代入ってませんでした。

つまり、タダ働きです。


しかも日報制度がありましたが(日記みたいなものです)これが細かい!


毎日、違う内容を入れないといけないのだ!

因みに運用監視の仕事は基本的に毎日同じである。

なんか変わったことが起きたら困るのである。


でも同じことを書くと怒られる。

じゃあ、どうすればいいか聞くと。


「違うことをやれ」


と言われました。

違うことをやったら怒られるんですがそれは・・・


しかも、現場の先輩がこれまたやべー奴ら。

仕事中に会社のパソコンで合コンのサイトやら見ている人もいれば、人の勤務予定を勝手に変える奴もいる(しかも当人には伝えない、突っ込んでも、予定表見てないのが悪いとかいいだす。しかもリーダー黙認)


あとは24時間勤務とか、露骨な差別とか、あり得ないスケジュールとかありましたが、略します。


やがて、身も心もボロボロになった私は営業さんに、現場を変えてくれといいました。

その答えが


「もう少しだけ頑張ってみて」


なんか、どっかで似たような言葉を聞きましたね。


まぁ、少しだけ頑張りました。一ヶ月ほど。

でも無理でした。


で、営業さんのことばは


「もう少しだけ頑張って」


無理だと伝えると


「あのさぁ、僕営業だよ?そんな口聞いていいと思ってるの?」


もう、何も言えませんでした。


結局、その現場から離れなれないため、会社ごと辞めるしかありませんでした。

そもそも現場に抜けさせる話すらしてなかったです。


その時の営業さんは


「君はもう少し頑張れると思ったんだけどなぁ」


目の前でその営業さんから貰った名刺を取り出してビリビリに破きました。

なんか怒ってましたが、もう辞めたのでただの他人です。


因みにその会社は評価サイトではほぼALL100点の会社です。(一個だけ99)

あと月に一度、会社に集まる帰社日というものがあったのですが、帰社日のたびに見知った顔が消えて、知らない顔が増える会社でした。


評価ってわかんないですね。

誰に対しての評価なんですかね?


その後またまた、就職活動。


今度は結構いい感じの会社でした。

自社内開発とSES両方やってる会社でした。


まぁ、自社内開発にはなれませんでしたが、いい人が多く、友人もそれなりに出来ました。

最初の案件こそ午後10時まで人のことを罵倒するやべー奴(しかも客先じゃなく、別の協力会社の人)のせいで、早めに退場することになりましたが。

次の案件は短いながらも、次もご一緒したいです!と、名刺やラインなんかも頂いて、色んなことを学べました。


この時思ったのはSESという仕事は客先と派遣元次第で天国にも地獄にもなる、ということですね。

SESという働きかた自体は悪くはないと思います。

(法律的にアウトなことが横行してますが)

エンジニアがキャリアを積むには一番手取り早いからです。


あぁ、やっと苦難の日々が終わったのかな。

ここから少しづつ力をつけていって、ベテランとかになるのかな?


そう思っていました。






今、私は座る仕事をしています。


同期たちと共にテスト、後で開発の案件に参加出来たのですが


私は今、座る仕事をしています。


私だけ、インフラの部門に配属され、そこで勉強しろとのことでしたが。


資料も何もないのにどうやって?

聞きに行っても相手にされない。


周りは私をサボりとしてみている。

実際何もしていないし。


同じ案件ではいった、同期は、バリバリ仕事をしている。

でも私はない。


8時間、座る。


座るだけでお金を貰ってる。

でもそんなこと望んでない。

楽な仕事?

あまりにも時間が長い、余計なことばかり頭に浮かぶ。

お金を貰ってるだけいい?

その代わりに暇という苦痛を味わっています。


偶に渡される資料はインフラの定例作業の資料だ。

開発には関係ない。

システム面の話などどこにも書いてない。

ただ、手順がかいてあるだけだ。

それをみて、勉強しなさいと言われる。


同期とは階層も違う場所に配属されたためひとりぼっち。


偶に話すことがあるが、仕事が大変だけどやり甲斐があるという話をよくされる。


同じ案件のはずなのに。


同じ場所で同じ面談を受けたのに。


私は座って定時を待つ仕事をしています。


羨ましいです。

嫉妬が良くない感情なのはわかってます。


でも、羨ましいんです。

楽しそうなんです。


定時で帰っても誰も何も言いません。


だって元から何もしてないから、いてもいなくてもかわりません。


資格の勉強も出来ません。

仕事中だから。


現場から抜けることも出来ません。

同期に迷惑がかかるかもしれないから。


今の状況をリーダーに報告しても意味がありません。

完全に丸め込もうとしているから。


会社は助けてくれません。

金は稼いでるから。


周りの目が痛い。

成長したいのに出来ない。

意欲はあるのに、ぶつけられない。


帰社日では、私が積極的じゃないからと非難される。

何故改善しないの?

なんで、もっと頑張らないの?

仕事だから。


もう、何もわかりません。

仕事ってなんなんですかね?

人を壊すことなんですかね?

雇って置いて放置することに何の意味があるんですかね?


私は今


生きたまま、死んでます。


相談したいわけではありません。


ただ、悩んでるだけです。

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