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3-7 イルミ合流、そして踏破ツアー

はい、投稿忘れてました。っていうより投稿したと思ってました。すみません。



 

 その後生産幼女二人が武具をいっぱい作って、俺はエルフとの戦闘練習に付き合って、シアは巫女と喋ってたっぽい。

 んで、帰還。

 全然時間経ってない。50分はいたはずなのに現実時刻7:50である。


 これは外だと時間加速が行われてるってことでその旨を掲示板に書き込んだ。ついでに外の情報もエルフについてはボカしたがそれ以外は全て書いた。


【イルミさんよりウィスパーチャットの申請です。】


 そしてカフェで合流、切れていた食事バフを付け直してイルミさんがPTに参加。


 俺はグイッとコーヒーを呷った。イルミさんがチラチラこっちを見ていたが自分で自己紹介するだろ、この人コミュ力高いし。


「いやぁ、お誘いありがと!何にもできないから寄生みたいになっちゃうけど、いい?」


 たはは、と笑い栗毛の頭を掻くイルミさん。

 俺の隣でメロン、とまではいかないグレープフルーツを机に柔らかそうに乗せてハーベスト様が頬杖をついた。


「我も寄生みたいなもんじゃし、カバン持ってアイテム投げとりゃいいじゃろ」

「黒はいるだけで支援できる」


 パフェ食うの忙しそうですね、くろいろちゃん。頬に付いたチョコレートソースとクリームを保母(シア)さんに拭かれてる。


「そりゃーもちろんするよ、支援魔法の印石とか大きいカバンとか持ってきたし!」

「生産職のレベルを上げるのは回り回って私たち戦闘職のためになるからね」

「はい、もっと強い防具作ってもらいたいですし」


 ヴァルキリー装備・改とかな、それと足りてない料金のお詫びも含めだけど。


「おう、任せといて!って言いたいところだけど今作ってもマイナーチェンジにしかならないんだよね」

「ああ、いえ、急かしてる訳じゃなく今はこれで十分に戦えますから」


 ぷんぷんと手を振って否定する。現時点でも最高クラスの装備であるし。


「そう?ごめんね、もっと良い鉱石素材出れば一気に変わるんだけどね……」


 仙霊の樹に行ったら出るのかね、新素材。鉱石系の素材は現時点の最高ランクが銀、シルバーだ。


 敵の素材を使えばもっと良いものができるだろうけど、生物素材と一部の金属では精霊魔法と神聖魔法にマイナス補正がかかってしまうので難しい。










「うおおお!すげぇ!マジで!?アクアちゃん本当に飛んだ!」

「危ないからあんまり動かないでくださいね」

「うん!」


 イルミさんにはお世話になってるし、見せることに。魔法の自爆で空飛んだりするのはある程度広まっているらしいが空を飛ぶ装備なんてのは一切見つかってない。


 まず俺が空飛ばないと効率ガタ落ちだしな。どっちみちPvPイベント終わる頃には公開してるだろうからね。






【紅き 閃光の 蛮族の 丘を踏破しました!(2人目)】


 #==リザルト==========

 MVP:シア

 ファーストアタック:シア

 ラストアタック:シア

 最多ダメージ量:7623(シア)

 初踏破ボーナス

 ノーダメージボーナス

 一撃必殺ボーナス

 #============




「ボスも一撃とかシアさん半端ないなー……」


 はえー、とイルミさんが背中で声を漏らす。

 そんなイルミさんの格好は青色のゴスロリ、白と青のロングマフラーだ。ロングマフラーは俺の首にも巻きついている。

 バカップルがいちゃいちゃしてるような感じだ。


 冷気耐性と水耐性が100%なのでスピラルリッパー纏っても大丈夫である。さらには水流耐性まで付いている。


「強い武器持ってるし、STR特化だからね。推奨lv以下のボス程度ワンパンできないと」

「これで速いんだから化け物」

「わしらのこと何も考えずに飛ぶしの」

「慣れてるでしょ?」

「まあの」


 風の結界やらで一応乗客の配慮はしてあるから考えてないわけではないはず。


「アクアのヴァルキリーレイドの方が落ちそうで危ない」

「踊りますからね」


 今は使ってない。イルミさん飛んでくかもだし。







【羅刹 蔓延る 混沌の 世界 推奨lv48を発見しました!】


 ……これは。


「えっと、とんでもないの見つけちゃったけどどうする?」


 若干困惑が混ざっているがそれよりも入りたい、戦いたいといった意思が見える声でシアがみんなに尋ねる。


「死にたくない、でも行く」


 行くに二票目、やはりくろいろちゃんの好奇心は止まらない。ちなみに俺も行きたいので実際には三票でもう行くことが確定している。


「黒はアホじゃな。入った瞬間死ぬに決まっとる」

「はいはい!イルミちゃんも入りたい!」


 よっしゃ四票目!もうこれは絶対に行くな、と喜びと興奮を噛み締めて漏れ出さないようにしつつ、冷静を装って提案しよう。アクアのキャラ的にね。


「一旦特徴の整理しませんか?それから考えましょう?」

「うん、冷静にいこう」


 ダンジョン名による要素を確認する。


 羅刹:敵の数減少、攻撃頻度増加、AI強化、攻撃力+防御力-、獲得経験値増加。


 蔓延る:DW数大幅追加、敵の数増加。


 混沌の:敵の種類が定まらない、敵同士の争いが発生する。


 世界:階層数3倍、一階毎に場所が変わる、一階毎に変化する序詞が追加される、踏破経験値大幅追加、踏破時特別な報酬が発生。



 なお、特徴は推奨lvの計算には含まれません。



「面白そうだから私は行きたい!」


 喜色満面、圧倒的なSTRによる攻撃速度の速さを生かした挙手により、ハーベスト様の頭が殴られる。確実に痛いが痛覚はほぼ遮断されているので大丈夫だろう。落ちかけてたけど。


「黒も」


 目をキラキラと輝かせ、無表情で挙手。


「イルミちゃんも!」


 イルミさんもはいはーいと手を挙げて左右に揺れる。


「我は……もう過半数で決まっとるな」

「はい、では慎重に行きましょう」


 俺も行きたかったしな!


 そして一行は階段を降りていく……



【羅刹 蔓延る 無謀者の 混沌の 塔】


 階段を降り視界が開けた先にあったのはそこそこの高さの塔、窓らしき穴を見れば20階だろうと想像がついた。


 そして空を飛ぶには一階一階の天井が低いことも。


「あー……一階から塔引いちゃう?」

「竜の鳴き声が聞こえるんじゃが」

「うおー!すごい!あ!火が出た!」

「さっさと登りたいですけど、天井近いですよね」

「真面目に登らずに空飛んで塔の壁壊す」


 毎度のごとく発想がすごい。いや今回は普通か?

 でもダンジョンの建造物って非常に硬い、それどころか壊れなかったんじゃなかったっけ。洞窟の場合鉱石取ったり壊す事できるけど。


「いやいやいやいや!無理……?」

「シアさんの火力ならいけます!」

「無理だったら無理で普通にいけばいいですしやります?」

「『アイテム鑑定』、不壊付いとるだけのオブジェクトじゃからいけるぞ。VIT100のHP50じゃ」

「不壊なだけか、ならレバ剣で壊せそう」


 #==装備詳細ステータス==========

『レーヴァテイン』

 ダメージ倍率×8.0 MND+30 不死、不壊を無効化する 上位存在に干渉できる 火属性攻撃 不壊 無限に成長する


 レアリティ:神話級

 唯一無二の武器(オンリーウェポン)


 スルトと呼ばれる巨人に打たれた剣であり錫杖。ある神に下賜された災厄の枝と呼ばれる杖を打ち直したとされる。


 それは太陽へ歯向かう者の意思。滅びた愚者たちの希望であった。

 #============


 不壊無効とかいう恐ろしい効果を持った武器である。不壊無効は不壊を無効にするだけなので元から硬ければ壊せない。


 ダメージ倍率やらMNDの上昇量が大きいのはまともに扱える人がいないような長さと重さであるためだと思われる。


 巨人が扱うとしても3mが身長の限界らしいし、STR比較的高いだけだし、双大剣士でないと持てないと思う。


「『アブソリュートエンド』!」


 豆腐のように塔の壁が吹き飛び、中からキメラが飛び出してくる。

 表示はDW(ダンジョンウォーカー) 『合成三獣・虎・狼・竜』羅刹なるキメラバーサーカー lv46


 ……端的に言って、雑魚である。



 #==PTメンバー==========

 leader.シア 双大剣士・精魔lv43

 アクア 双聖剣士・救恤lv41

 くろいろ 武器鍛治士lv39

 ハーベスト 装身具製作士・精魔lv38

 イルミ 防具製作士lv29

 #============


イルミの見た目


髪:栗毛(肩まで、後頭部で三つ編みしてる)


目:茶目(明るそうな若干のツリ目、ツリ目と言うほどでもないが)


顔:童顔


体型:ツルペタ健康色ロリ、ドワーフの特徴である幾何学模様は背中にある。


服:現在は青色のゴスロリ、フリルがたくさんあり、下に白いシャツ的な物を着ている。

青色と白のロングマフラーを巻いている。

大きめの白いカバンを背負っている。

靴は踵低めの白いパンプス、足の甲に当たる部分に金色のリボンがついている。


装飾品は色々ついてるがそんなに目立たない。それらのほぼ全ては青色か水色、または白である。


武器なし





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