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サプライズというより、いじめに近い。

「は~、どうしてこんなことになるのかねぇ?」

実際のところ、なぜこんなことが起きたのか、だれにもわからない。しかし、一つだけ言えることがある。

それは、奴ら転生者のせいでいろいろおかしくなっている、ということである。しかし、世界は謎に満ちているものである。急に、隣のだれだれが結婚したとか、あそこのおばあさんが亡くなったとかなら理解できる。だが、大陸の端に転生者が現れた、と聞いて何人が納得できるだろうか。少なくとも、俺には無理だった。

「しかも、このガルフ城を目指してるんだろ。何しに来たんだよ。」


転生者ねぇ。こんなご時世に面倒なことだな。もっとこう、おとなし~く「異世界ライフだ、違う世界だ!」と騒ぎつつ、まったりしてくれればいいのに。ここの城主だからつらいものである。この際だから一応名前くらいは名乗っておこう! 名前は、そう、「パルム」だ。おいそこの、なんだそのアイスみたいな名前だと思ったやつ、先生怒らないから手をあげなさい。 えっ、なんでおれが「アイス」を知ってるかって?それはおれが、転生者ってやつだからだよ!チキショー!好きで城主なんかやってんじゃねえんだよ。

もともとここの城主だったやつが暇が欲しいといって転生してきたおれを城主にしたからわるいんだよ!

おれだって、おれだって、自由に転生したかったわ!だから今回の転生者なんて大嫌いだ!

転生者は、もう、うんざりなんだよー!

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