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第61鳴:アアンナ

アアンナさんが四つんばいの状態で、魔王さんに尻叩きを受けている。

アアンナさんのお尻がこっち側に向いている為、少し目のやり場に困る。

可愛らしいいちごパンツを履いていて、お尻は赤くなっていた。


「お前はなんでそんなに侵略したがるんだ。無駄に人が死ぬだけじゃないか。」

「な!?お兄様、本気ですか!?魔王たるもの世界征服を狙うのが筋じゃないですか!って痛ーい!」

「私はそんなものに興味がない。ただひっそりと和気藹々と暮らしたいだけだ。

 さすれば、人類も私達を敵とみず、交渉すべきものと認識してくれるはずだ。」


「お、お兄様は甘いのです!!人類は、あーやこーやいいながら自分達しか信じないのです。

 同じ人類同士でも戦争しているくらいなのです!!世界征服しかないのです!!痛ーい。」


「・・・ということで犯人が分かった。ありがとう、友。」

「い、いえ、お役に立てたみたいで何よりです。」

「こちら側は、絶対に侵略をさせないように手配をする。

 それと、友。お前に頼みたいことがある。

 人類がこちらに軍隊を送ってこないように手配していただけないだろうか。」


「え、ええっと・・・、ちょっと僕の力では難しいかと。」

「まあ、ワシに考えがあるのじゃ。そこの娘、ワシ達に預けてもらえないじゃろうか?」

「アアンナのことか?まあ、好きにすると良い。」


魔王さんは、アアンナさんの首根っこを持ち、友に渡す。

ムーさん、何を考えているんでしょうか。・・・もしかして、この魔王の妹を、あんな事やこんな事をするのでしょうか。そして、言いなりにさせて・・・きゃあああああ、ロリコン爺だあああ。


「なんか、ワシを見る目が犯罪者を見るような目つきになっておるな~。」

「そ、そんなことないですよ。」

「嫌ああああああ、人間の世界なんかにいきたくないーーー!!」


アアンナさんが暴れて、僕の顔にぽかぽかと手が当たる。ちょっと痛いんですけど。


その時、エアがアアンナさんの目の前に陣取る。

二人はお互いを見つけ合う。


「そこのお前。私を離せ。逃げたりせん。」

「あ、はい。」


僕は、アアンナさんを床に足がつくように静かに降ろす。すると、エアに向けて構えを取る。


「そうか、貴様もそうなのか。」

「・・・・・枠は一人でいい。」


エアもアアンナと対峙するように構えを取り、お互い突進すると、ぽこぽこ喧嘩が始まる。


「わ、私がロリ枠を貰いうけるのじゃ。」

「・・・・私が不動!・・・・」


「そうだな~、これから帰るのも大変だろうから。今日は泊まって行くといい。」

「魔王さんいいのですか?」

「ああ、風呂も部屋も好きに使っていい。よければ、城の者達と遊んでくれるとありがたいが。」

「ありがとうございます。」

「・・・アアンナがあんな嬉しそうにはしゃいでるのを久し振りに見る。よくしてやってくれ。」


そういうと魔王さんは残っている仕事があるといって、部屋を出て行った。


「おぬし、いい体をしているな!!俺と勝負をしないか!」

「いいのだぁ~。」


グレイさんとゴレンダーが肩を組みながら、部屋を出て行く。

ゴブさんも他の幹部の方と勝負をするのか、部屋を出て行く。


「ねぇねぇ~、あなたも暇でしょう~。一緒に遊びましょう!!」

「い、いやあああああ~、助けてぇええ、友おおおおお。」


カタリーナさんはクアンナさんに足を引っ張られながら、泣きながら部屋を出て行く。

・・・・僕も混ざりにいきたいです。


ムーさんはメイさんと手を繋いで部屋を出て行く。・・・一緒に風呂でもいくんでしょうか。


「ねえ、トモ様ああ~。せっかく畳みもあることですし、ここでどうでしょうか。」

「あ、あの・・・他の人もいてるしねぇ~。」


僕は周りを見渡す。

他の幹部の方たちも解散し、バラバラになっていたが、アアンナさんを心配そうに見ている幹部の方や、早く部屋から出て行けという顔をしているメイドさん達がいる。


後、アアンナとエアはぽかぽか喧嘩をやめ、オセロをしていた。

・・・・・もう、完全に遊んでるじゃないですか。


「じゃあ部屋へいきましょう。」

「あ、僕、魔王さんの手伝いしてきます~。」


ヨルンさんが僕の手を引こうとした瞬間に、逃げるように外へともうダッシュする。


「トモ様ああ~。」


「おお、友。どうしたんだ?こんなことに。」

「魔王さんを手伝おうと。」

「ありがたい。じゃあ、この石をそっちに運んでくれないか?」


「了解です。」


僕は石を持ち上げようとするが、物凄く重く、持ち上げるのも一苦労である。

足が少し埋まってるのではないかと思う。


「め、めっちゃ重いですね。」

「ああ。気をつけろよ。落としたら、足の骨が粉砕するぞ。」


ひええええええええええ、めっちゃ辛いよー。

僕は指定された場所に石を置く。


「はあはあ。」

「じゃあ次はこっちの石を・・・。」


「魔法使っていいですか!!」

「ああ~。だが、魔法でどうやって。」


イメージするんだ!!もう下から上にそそり立つような大きな城を!!


「アースキャッスル!!!」


僕の体が光り輝くと、僕の1m前の地面が光りだす。そして、大きな魔方陣が出来上がる。


「な、凄い魔力だ!友、何時の間にこんな魔力を。」


そして、魔方陣からゆっくりと石でできた城が出てくる。その形は・・・


・・・・・・・。


「おい、だれがこんな物を作れといった。」

「・・・・・。」


見事に10mはあるのではないかと思われる男性の主張がそそり立った。


「名物にどうですか?」

「・・・・魔界をなんだとおもってる。」


魔王さんには不評でした。僕もこんな形イメージしてなかったのですが。

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