第48鳴:友の異世界 冒険記①
僕が異世界に転移してからどれくらいの月日がたっただろう・・。
僕は冒険者となり、
色々なクエストをクリアしてきた。
①オーガとの一騎打ち?
「人間達め!!オラたちの村までやってきやがって。」
スライムを纏ったオーガが僕達の目の前に立ちふさがる。
・・・・この人、どこかで見た気がします・・・。
「これは珍しいのぉ~、スライムを防具にするとは考えたのぉ~。」
「ムーさん、そんな事言ってる場合じゃないですよ。」
オーガは僕達に向かって、持っている大きな斧を振りかざす。
「でていけええええええ!」
オーガが斧を振り下ろそうとすると、その斧を黄金のゴーレム、ゴレンダーが右手一本で斧を止める。
黄金のゴーレムっていうのも何なんで、ゴレンダーと名づけました。
「ご、ゴーレムが人間の味方をするのか。」
「待つんだ。この人間はお前達の村を探し当ててきたわけではない。」
「じゃあなんだというんだ!こんな森の奥まで。」
「迷ったんだ。」
「えへ。」
僕はぺこちゃんのように舌を出し、許してとウインクする。
オーガは僕を見て、右手に力を込めだした。
う~ん、どうやら怒らしてしまったみたいだな。
「この嘘つきどもがああああ、叩き割ってくれるわ!!」
そして、持っている斧を全力で僕に投下しようとする。
「させない!
オイラは仲間を護る!
ゴールドストーンパアアアアンチ!!」
ゴレンダーの黄金の左手が魔法により巨大化し、斧を投げようとする右手を弾き飛ばす。
オーガはバランスを崩す。
「オーガは護る にゅる。」
防具になっていたスライムの触手が黄金色のゴーレムの左手に当たるが、攻撃が通じていない。
「ファイヤーボールなのじゃ。」
ムーさんがオーガの防具になっているスライムにファイヤーボールを放つ。
そのファイヤーボールがスライムの目の前に迫り、
「オーガ にゅる・・・ここまでみたい。」
「さ、させるかあああああああああ。」
オーガは身をていし、ファイヤーボールからスライムを護り、体に大火傷を負う。
「お、オーガ。。。」
「だいじょうぶみたいだなぁ・・・、お前が無事でよかった。」
「な、なぜ にゅる。」
「俺はお前に護ってばかりだった。・・・お前を護って死ぬ。これは、俺の夢だったのかもしれないな。」
オーガは倒れこみ、地面に仰向けになり、腹に乗せたスライムに目線を移す。
「愛してるよ、スライム・・・。」
「お、オーガあぁ~ にゅるにゅる。」
「僕達悪役みたいですね・・。今のうちに帰りません?」
「ほいほいっと、とりあえず傷は治しておくからの~。」
僕達は、オーガとスライムのバラ色の空間から抜け出し、オーガの村を出る。
「おぬし、今回何かしたかのぉ~。」
「え・・・・、ど、道中のウルフ倒したじゃないですか。」
「ゴレンダーに噛み付いているウルフしばいただけじゃろう。」
・・・・・。
そうですが、何か!?
「いらっしゃいませ♪各部屋取り揃えております。何名様でどのお部屋をご希望でしょうか。」
紗枝とオルフェは町の宿屋にいる。
「女2名で、部屋は・」
「同部屋でキングサイズのベットが一つで!」
オルフェは身を乗り出して、私の言葉を遮り、店員の女の子の顔近くまで顔を寄せる。
そして、鼻息を荒くハアハア言っている。
「い、いや・・・通常ベット2つで。」
「お、お姉さま!?」




