第37鳴:私と・・・
私は遂に念願のお兄ちゃんと一夜を共にしました。
あの時の事を思い出すと・・・・
あんなに自分で積極的に・・・
お兄ちゃんも最初は嫌がっていたけど、従順になって・・・
私を・・・。
顔を赤くしながら、ミニパンツ越しに股をモジモジしてしまいます。
「お兄ぃ~。ハア・・・。」
机にある小さなプリクラを見る。
「やっと叶ったよ、私・・・。」
あの夜から数日立ったけど、私はお兄ちゃんとそういう行為はそれ以降していない。
簡単に肌を許す女性だと思われたくないというのもあるけど・・・
あの日の私はどうかしてたんだと思う。
【回想シーン】
異世界での戦いの熱もあったのかもしれない・・・。
またあの夜・・・お兄ちゃんは寝ているのにもかかわらず・・・・泣いていた。
私は空いたドアの隙間から目撃してしまう・・・
そして、お兄ちゃんの口から・・・。
「・・・エア・・・・。」
私の中の何かが弾けた・・・・
このままではお兄ちゃんが取られてしまうと・・・。
ただの妹で終わってしまうと。
・・・・未来で・・・・お兄ちゃんが私でない誰かと結婚し・・・正月に実家に帰省した時、
その知らない誰かとお兄ちゃんが楽しげに話しながら、私に話し掛ける・・・。
わ、私耐えられない・・・。
結婚・・・子供・・・お兄ちゃんに会えない時間が増え・・・・お兄ちゃんの隣には私の居場所がない。
そ、そんなの・・・・
私は、ベットで寝ているお兄ちゃんに近づいていく。
お兄ちゃんは寝言で・・・。
「パジャマのボタンを外さないで~、み、見えちゃうから。」
「・・・・。」
私は、着ている服のボタンを外していき、うつ伏せに寝ているお兄ちゃんの腰の位置に座り、そのまま上半身を倒していく。
「ううううう・・・夢かよぉ・・・・って、紗枝!」
「お兄ぃぃ・・・。」
「ま、まてまてええええええええ、。」
慌てているお兄ちゃんと口づけする。そして、ディープキスに移る。
待っていた・・・お兄ちゃんとこういう事をする日を・・・。
いつもいつも・・・。
アイリスに目が言ってしまうお兄ちゃんに。
エアの事を愛らしく頭を撫でるお兄ちゃんに。
嫉妬しながら。
どれくらいの時間がたったのか・・・お兄ちゃんは、積極的に私を抱くようになった。
今は私のことだけを・・・私のことだけを見て欲しい。他の事は考えないで。
【回想シーン終了】
あれから数日たったし、今日くらいはいいよね。
わ、私も我慢してたし・・・お兄ちゃんも我慢してるだろうし。
そう、お兄ちゃんが我慢してるからしょうがないのよぉ~うんうん。
私は、深夜にお兄ちゃんの部屋のドアを空ける。
そこにはお兄ちゃんと・・・・
エアがいた。
・・・・・えっ・・・エアちゃん何してるの・・・
私の目には、お兄ちゃんがベットで座り、エアがその周辺で床に座りながら・・・
「ぢゅるぢゅる。」
・・・・・もう、浮気?
私は知らず知らずのうちに拳を血が出るくらいに握り締め、
ベットで座っているお兄ちゃんの顔面を打ち下ろし、お兄ちゃんはその衝撃でベットでバウンドする。
「あ、あれ?」
「・・・・・・・・ラーメン食べてた。」
エアは、ラーメンを食べてた。なんでこんな時間に・・・。
そして、私はベットの上で伸びているお兄ちゃんを見る・・・。
「・・・・・・・ナイスパンチ。・・・・・友のHPゼロ。」
「お、お兄ちゃん!!」
「・・・・・ご臨終です。」
「お兄ぃ、お兄ぃ。」
エアは合唱し、私は慌てながら伸びているお兄ちゃんを揺さぶる。
すると・・・
「ああ・・・。」
「ふむふむ、エイ!」
エアが意識を取り戻したお兄ちゃんに向かって、ピコピコハンマーで頭を叩く。
するとお兄ちゃんは意識が再度なくなり、白い何かが出て行った。
「も、戻ってきてー。」




