第34鳴:童貞喪失?
僕はベットで目を覚ます。
そういえば・・・。アイリスの胸を触りぶっ飛ばされたことを思い出す。
「い、いててて。」
僕は頭を押さえながら、上半身をベットから起こす。
なんか最近、よくアイリスに殴られてるような・・・・あれかな、照れ隠しというやつかな・・・。
でもアイツレズだしな・・・。まあ、その線はないか。
その時、静かに僕の部屋のドアが開く音がする。
僕は自然とドアの方向に視線を送る。
そこには、パジャマ姿のクマのぬいぐるみを持ったエアがいた。
「気がついた・・・・・大丈夫?」
「大丈夫だよぉ。心配で見に来てくれたの?」
「うん。」
エアはそういうとドアを閉め、そのまま僕のベットの方まで歩んでくる。
僕の部屋はカーテンが空いていることもあり、月光の光が僕とエアを照らしている。
エアが月光の光の影に隠れ、もう一度僕の目の前に現れた時、エアの目に涙が浮かんでいた。
そのままエアは僕の近くに腰を下ろすと
「・・・・・・・友。」
「え、エアどうした・・・ちょ、ちょっとこれは・・・。」
僕は僕の部屋の空気が変わったことに気づき、慌てる。
エアは、僕の顔の近くまで顔を寄せると、ベットがギシっと音が鳴る。
・・・・こ、これはキス、キスしてもいいというサインではないのか・・・。
僕の胸がドキドキと凄い音をあげ、張り裂けそうになる。
僕は目を力いっぱい閉じ、蛸のように唇を尖らせて、エアの唇目掛けて・・・
「ゴミが入った。・・・取って。」
「・・・・・。」
エアは、それを遮るかのように僕に目のゴミが入ったことを報せてくれた。
僕は目を開け、唇を元に戻し・・・・ううう、おしいことをした・・・。
なんなんだよぉ・・・・と思いながら、もっと近づき、エアの目のゴミを探す。
その時、エアの唇が僕の唇に触れる・・・・・
いえ、これは・・・・・エアの方から唇を重ねてきたのでは・・・・
エアは、そのまま膝の上に座り、僕の上半身に手を回す。
僕は頭の整理が追いつかないことと、心臓のドキドキが高まる。
「な、なにを!・・・エア・・・。」
「・・・・まかせて・・・・。」
エアは、僕の目の前でパジャマのボタンに手をかけ、
「だ、だめだー。」
僕は、エアの手を握り、これ以上は童貞の僕には・・・といった感じで動作をやめさせようとする。
だが、エアは、そのまま僕に体重を預けてきて、僕はエアに押し倒される形となる。
「・・・・安心して・・・・。」
「え、エア・・・・。」
僕は目を閉じ、エアの次の行動を待つ。
「・・・・・夢だから。」
「え、ええええええええええええええええええええええええええええええ」
僕は、夢の中で自分が回って落ちていくのを感じ、目を覚ます。
そこには紗枝が上半身の服をはらけ出しており、僕に乗りかかっていた。
「お兄ぃぃ・・・。」
「ま、まてまてええええええええ、。」
紗枝と口付けし・・・・僕は・・・・童貞を失ってしまいます。
「お兄ぃぃ。」
「・・・・・・。」
僕の腕枕には紗枝が幸せそうな顔をしていた。
・・・・どうしよう。




