第11鳴:綾ちゃん、うちにくる
「あ、あのぉ・・・そ、そろそろ降ろしてほしいのですが・・。あ、」
「うむ。もうすぐ着くから、気にするな。」
「え、あ、ええ~、アンって、ど、どこにですか・・。」
「ほら、そこだ。」
カタリーナの正面には連れ込み宿があった。
「お、おろしてください!!・・・・ってかおろせぇぇぇ~。」
今、僕の部屋には、なぜか綾ちゃんがいます。そして、僕達は無言です。。
連れ込んだのではないです・・・決して、
家のチャイムがなったので、エアに頼もうとしたのだが、エアもいないみたいだったので仕方なく、僕が対応したら、
「お兄さん!!お話があるんです!!」
と、押し切られて今に至ります。リビングで言いかと問いかけたのだが、できれば僕の部屋がいいとのことでした。・・・・もしかして、誘ってるんでしょうか。リビングはベットないですもんね~、この前分身に触られて・・・「お父さんにも触られたことなかったのに~、、お兄さんたら・・。」って奴ですかね。こ、こんなこともあろうとかインターネットでゴムは購入済みです。(ぉぃ)
その無言空間を、綾ちゃんが突き破った。
「お兄さん!!!見ましたか!」
「え?え?・・・・・・なにを?」
僕は確か綾ちゃんのおっぱいは服の上からしか見てないはず。。。分身は触ったけど、感触は本体にもきましたけど。あれは僕は無実であると裁判所でもいいましょう。
「深夜の冬アニメの『おととぎす』です。」
「あ、ああ~。見たけど・・・。」
どうやら深夜アニメの話みたいです・・・残念です。
「~まさか、あそこで葵がビッチ(恋のライバル)を階段から突き落として、そのビッチの彼氏の唇を奪うなんて、予想外の展開ですよ!!」
「あ、うん。」
綾ちゃんはテーションが上がって話しが止まらないようです。マシンガントークですね。熱すぎます。暖房25℃なのに綾ちゃんの熱気で・・・あ、綾ちゃん、汗でびちょびちょです。制服若干透けてます。
「・・・・・・・・・・・・・・あれはナイスな判断。」
「い、いつのまに。パトロールは終わったの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・問題ない。」
いつの間にか、テーブルを囲んでいた僕達の間にエアがいた。僕の対面は綾ちゃんで、左にエアがいます。
扉開けっ放しにしてたけど・・・忍者の領域ですよ、エアさん。
「あ、綾はああいうのはやりすぎだと思うんですよ~、ビッチがあの後、腰の骨をおったんですよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・これで脱落。」
「だめですよぉ~正々堂々と戦ってこそ、美しいラブがあるんですよぉ~。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・恋は戦争。・・・・正義は勝ったものに、ごほごほ、ある。」
エアと綾ちゃんで口論になりだしたので、僕はリビングにみかんを取りに戻った。
みかんを持って部屋に戻ったら、『なんでもできるよ』でさきほどのアニメの放送を見ていた。
そして、
「び、びっちぃぃぃ・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・脱落。」
エアはあいかわらず無表情だが、綾ちゃんは号泣です。そして、そのアニメの彼は、葵にキスされて顔が赤くなっています。。。恋人、階段から落ちたんだぞ。
「エアちゃん、ビッチはいい子なんですよぉ~」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ビッチは、ビッチ。・・・・・・・・・・・小悪。」
「こ、この話をみてそう、いえますか!!」
綾ちゃんはもってきたDVDを入れ替えてます。ええっと、、、どうやら、ビッチの彼への告白シーンみたいです。彼はどうやら水泳部の部長みたいですね。。ビッチはというと・・・水泳部の男子を水着で悩殺していますね・・・。女子水泳部員です。女子の中でも人気が高そうだというのがわかります。。。でも、現実ではこうならないでしょう。みんな、妬むよね~、一人人気なんだし。
あ、彼が一人で更衣室で着替えているところにビッチが乗り込んでいきました。な、なにしてるんだ、この子は。ビッチだからか、ビッチだからなんだよね。悲鳴を上げる彼、そんな彼に向かって一言・・・・
「私の物になれ。そうすれば私はお前だけのものになる。」
めっちゃ上からだ。このビッチ、性格最悪じゃん。
そう思っていると、エアと綾は・・・
「・・・・・・・・・・・・・やる。・・・・・・・・・・・・ビッチ戦闘力高め。」
「そうでしょ~、こんなことできる子いないんですよぉ~。人気がある彼女が専用になってあげるっていう勇気普通ないですよぉ~。」
どこに感動しているんだ・・・。ってか男性が悲鳴上げるな。迎え撃つんだ!
「ハロ~♪ダーリン、おまたせぇ・・・って、綾?」
「「「ビッチきた」」」
「誰がビッチよ。」
いいタイミングで真紀子が僕の部屋に来たので、三人でビッチといってしまった。
「逃げられたか。」
アイリスは裸のまま、呟いていた。
そこには、ありがとうございましたと書かれた紙と数mあったであろう縄が切られていた。
「もうちょっときつく縛っておけばよかった・・・。」




