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異常者達の異世界生活  作者: ナレオトコ
23/24

普通

「遅いね・・・」鈴鹿達は校門で待っていた。

「何しているんだろう?」と星羅。

「うわ!?」突然、クラクションが鳴った。

目の前に、黒色のバンがあった。

「すいま・・・あ!」セレナは運転手がセレナだと気付いた。助手席はミルが乗っていた。

「乗って。」とセレナ。

「え?」星羅達はバンのドアを開けた。

「あ!皆!」静も乗っていた。

「静ちゃん、どうだった?」鈴鹿は車内に入りながら聞いた。

「えとね、11歳のコロニーちゃんていう女の子が、生徒会長をやっていたの!」

「え!?どうして!?」

「それは、」

「うるさいから、黙ってくれない?」運転しているセレナは言った。

「すいません・・・」鈴鹿は謝った。

「あと、汚すなよ!手入れしたばっかりだから!」

「所で、この車いくらしたの?」静は聞いた。

「さあ?学校のだし・・・」とミル。

「あの・・・免許書は?」星羅は聞いた。

「・・・持っていないように見える?」とセレナ。

「受講は何歳から?」

「本当に、世間知らずだね・・・16からだけど?」

「そうですか・・・」

「そっちはどうだったの?」

「・・・一応、入部はできたよ。」と鈴鹿。

「そうなん!よかった!」

「マグナムを片手で撃って、手首が骨折したけどね。」と星羅。

「それ、いわないで!」

「折れたん!大丈夫なの!?」と静。

「保健室の先生が直ぐに治療してくれたから大丈夫。まだ、少し痛むけど・・・」手を抑えながら言った。

「フーン。星羅ちゃんは?」

「私は、まだ考え中。」

「そうなんだ。」

「あとね、全然的に当らなかった。」と鈴鹿。

「どういうこと?」

「ライフルやらピストルで撃ってみたんだけど、的にすら当たらなかった・・・」

「そうなんだ。」

「はあ~熊を仕留めたのに・・・なんでだろう?」ため息を吐いた。

「熊ぐらいで・・・」セレナは鼻で笑った。

「セレナは熊と戦ったことがあるの?」鈴鹿は腹が立って言った。

「3匹。」

「え!?3匹も!?」星羅は驚いた。

「マグナムやライフルで仕留めた。まあ、これぐらい私にとって普通だけどね。」

「くっ!」

「ヒグマじゃ無かったけど、一匹刀で仕留めたわ。」ミル。

「凄い!」と静。

「でも、私が仕留めたのは、ベテランのハンターを皆殺しにした、異常なヒグマだったのよ!」

「フーン、面白い作り話ね。」

「本当だって!」

「そんなに人が死んで、異常な熊だったら、どうしてニュースになっていない訳?」

「え!?ニュースになっていないの!?」

「ないから、言っているじゃん!」

「え・・・いや、よく考えたら・・・あれだけの事件があったのに、記者は一人も来ていなかったし、警察もあまり来ていなかったし・・・どうして?」

(熊に人が殺されるのは珍しくないっていう事?)星羅は思った。

「まあいいわ・・・着いた。」


「じゃあね!」ミルは手を振った。

「ありがとう!じゃあ、また明日!」静は去っていくバンに手を振った。

「学校終わったね。」と星羅。

「疲れた・・・」と鈴鹿。

「最低でも、風呂掃除しないと・・・」

「そっか・・・ハア~」ため息を吐いた。

「セロさんは?」と静。

「起きているかな?」星羅達は家に向かった。

セロはいなかった。

「どこ行ったんだろう?」と鈴鹿。

「セロさーん!あ!いた・・・」静はセロがセロが水瓶の中に入っているのを見た。

「ああ、お帰り。」と平然としているセロ。

「何しているの?」

「水風呂に入っている。」

「寒くないの?」

「いや、全く。」

「フーン。」

「静ちゃん、いた?」鈴鹿達も向かってきた。

「うん。風呂位に入っている。」

「風呂?あ、それ、風呂じゃないけど・・・」と鈴鹿。

「そ、そうだったのか・・・」

「まあいいわ、これから本当の風呂と部屋を掃除するから手伝って。」

「いや、俺はこれから仕事で帝央高校に行くから。」

「そっか。」

「さて、上がるか。」堂々と水瓶から出た。

「ちょっと!タオルぐらい巻いてよ!」

「え!?ああ、すまない。」タオルを腰に巻いた。

「もう・・・」

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